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OVF イメージからインポートする

Linux または Windows の OVF イメージをインポートすることで、新しいクラスを作成できます。

クラス作成ウィザードは、アプライアンスに OVF 形式で仮想マシンをインポートします。 これにより、OVF イメージは管理対象外シングルトン アプライアンスに変換されます。 その後、Windows または Linux の APK をインストールして、管理対象アプライアンスを作成できます。

以下の手順に従います。

  1. インフラストラクチャ エディタで、[クラスの追加]アイコンをクリックします。

    クラス作成ウィザードが開き、[イメージの選択]ページが表示されます。

  2. Impex ボリュームまたは URL として場所を選択します。

    Impex ファイルの場合、ova ファイルを選択します。

    URL の場合、URL パスを入力します。 必要に応じて、ユーザ名とパスワードを入力します。

  3. 次へ]をクリックします。

    [クラス設定]ウィンドウが表示されます。

  4. [クラス名]を確認します。 デフォルトのファイル名はクラス名です。

    オペレーティング システム イメージを選択し、[次へ]をクリックします。

    [リソース割り当て]ウィンドウが表示されます。

  5. 必要に応じて、リソースの値を指定します。

    指定しない場合、イメージ設定またはデフォルト値が使用されます。

  6. 次へ]をクリックします。

    [確定]ウィンドウが表示されます。

  7. パラメータ値を確認します。
  8. OVF をインポートするには、[次へ]をクリックします。

    クラスの作成中ステータスが表示され、その後に成功メッセージが表示されます。

    管理対象外アプライアンスまたはレベル 1 アプライアンスが作成されますが、開始されません。

アプライアンスを設定する方法

アプライアンスの内部を設定し、外部境界を内部に接続します。

内部は以下のものから構成されます。

  1. ソフトウェアのインストール
  2. コードからの設定およびデータの分離
  3. 境界を内部に接続
ソフトウェアのインストール

アプライアンスで、アプリケーション固有のソフトウェアのアップロードとインストールを実行します。 最初に、アプリケーション、およびアプライアンスに必要なライセンス要件と配布要件を特定します。

アプライアンスにソフトウェアをインストールする最も柔軟性が高く効率的な方法は、ssh インターフェースおよび scp (安全なコピー)コマンドを使用することです。 Windows を使用している場合は、sftp ではなく、実際に scp クライアントを使用していることを確認します。

以下の手順に従います。

  1. グリッドへの SSH アクセスのセットアップ
  2. ワークステーション上で SSH クライアントを設定します。
  3. アプリケーション固有のソフトウェアをワークステーションに配置します。
  4. クラス ボリュームが読み取り/書き込み可能であることを確認します。
  5. GUI から、アプライアンスを開始します。
  6. グリッド シェルにログインし、以下のコマンドを実行します。
    ssh appname:componentname 
    

    アプライアンスへの Root アクセス権が付与されます。

    注:リモート アクセス シェル マクロ(rmacros.sh)も使用できます。このマクロは、ファイルをコピーする ascp コマンドを含んでいる assh シェルを提供します。 rmacros.sh は bash シェルおよび OpenSSH 3.9 以降を必要とします。

  7. アプライアンスで scp を実行し、アプライアンスにアプリケーション ファイルを転送します。
  8. グリッド シェルからログアウトします。 アプライアンスを停止する必要はありません。

コードからの設定およびデータの分離

「データ」など、コードを保存するクラス ボリュームを作成することで、コードから設定とデータを分離します。 アプライアンス クラスのすべてのインスタンスは、読み取り専用のデータ ボリュームを共有します。 読み取り/書き込みブート ボリュームには、アプライアンス コードが含まれます。

以下の手順に従います。

  1. アプライアンスを右クリックし、[境界の変更]と[ボリューム]を選択します。

    [ボリューム]タブが表示されます。

  2. 新しいボリュームを追加するには、[追加]をクリックします。

    [ボリュームの作成]ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. 以下のフィールドを入力します。
    タイプ

    ボリュームのタイプ。 例: 共通

    名前

    アプリケーションの一意の名前。 例: データ

    サイズ

    メガバイトまたはギガバイトでのボリュームのサイズ。 例: 100M

    ファイルシステム

    ボリュームにインストールされているファイルシステム。 例: ext3

    次へ]をクリックしてから、[閉じる ]をクリックします。

    ボリューム]タブが表示されます。

  4. ボリュームを選択し、[マウント先]列にボリューム マウント ポイントを /content などと入力し、[OK]をクリックします。

    インフラストラクチャ エディタが表示されます。

  5. グリッド シェル]アイコンをクリックします。
  6. ボリューム管理を開始するには、以下のコマンドを実行します。
    vol manage appliancename.volumename --rw
    
  7. content ディレクトリを作成するには、以下のコマンドを実行します。
    mkdir content 
    
  8. 個別のボリュームに設定とデータを配置します。
  9. グリッド シェルを終了します。

    インフラストラクチャ エディタが表示されます。

  10. アプリケーションを保存します。
境界を内部に接続

前に、アプライアンス境界を定義しました。 今度は、境界を内部に結び付けて、アプライアンスの初期化とスタートアップを設定する必要があります。 これにより、アプライアンスは、それ自体の仮想化環境で実行し、それ自体のオペレーティング システム、アプリケーション サービス、および他の必要なソフトウェアを起動できるようになります。

アプライアンスの内部は以下のものから構成されます。

アプライアンスを確定する方法

アプライアンスをテストし、アプライアンス ボリュームをクリーンアップします。 カタログにアプライアンスを配置できます。 カタログを使用すると、複数のアプライアンス クラスをライブラリに簡単にパッケージ化できます。 カタログには、ヘルスケア データベース管理アプリケーション、ヘルプデスク アプリケーションなど、さまざまなアプリケーションで使用するアプライアンスが含まれます。

APP--Create Appliance by Importing OVF_Finalize--OTH

  1. アプライアンスのテスト
  2. アプライアンスのクリーンアップ
  3. カタログでアプライアンスの移動
  4. アプライアンスの最終テストの実行
  5. アプライアンスの最終テストの実行
  6. アプライアンスのカタログへの移動
  7. アプライアンスの最終テストの実行

アプライアンスのテスト

設定が計画どおりに動作するか、アプライアンスをテストします。

以下の手順に従います。

  1. インフラストラクチャ エディタでアプライアンスを選択し、開始アイコンをクリックします。

    [アプリケーションの開始]ウィンドウが表示されます。

  2. 詳細オプションの有効化]と[デバッグ モード]を選択し、[アプリケーションの開始]をクリックします。

    アプライアンスに、開始インジケータが表示されます。

    アプライアンスが開始されると、緑色の実行インジケータが表示されます。

  3. アプライアンスが開始できない場合は、問題を把握するため、エラー詳細またはログ ファイルを確認します。

    エラー詳細を表示するには、[プロンプト]ダイアログ ボックスで[はい]をクリックします。 詳細は、ダイナミック キャンバスに表示されます。

    すべてのログを表示するには、[ログ]タブを選択します。 ログ ファイルのセットが表示されます。

  4. 問題をトラブルシュートします。
  5. アプライアンスが開始されるまで、上記の手順を繰り返します。

アプライアンスのクリーンアップ

ソフトウェア インストールによって追加され、アプライアンスの実行に不要なログ ファイルやディレクトリなどのファイルを削除できます。

以下の手順に従います。

  1. アプライアンスへログインします。
  2. ログ、ssh キー、bash 履歴、mysql 履歴などの不要なファイルを削除します。
  3. 最後のログイン情報をクリアするには、以下のコマンドを実行します。
    > /var/log/lastlog 
    
  4. 以下のコマンドを実行して、履歴キャッシュから最近実行したコマンドのリストをクリアします。
    rm -f ~/.bash_history 
    history -c 
    
  5. アプライアンスからログアウトします。
  6. インフラストラクチャ エディタで、[停止]アイコンをクリックし、確認メッセージで[OK]をクリックします。

    これで、アプライアンスをカタログに移す準備ができました。

カタログへのアプライアンスの移動

アプライアンスの共有またはインスタンス化を実行するため、アプライアンスをカタログに移動できます。 アプライアンスを共有すると、ユーザまたは他の開発者がアプリケーションの構築要素として、そのアプライアンスを使用することができます。

以下の手順に従います。

  1. インフラストラクチャ エディタで、アプライアンスを配置するカタログを確認します。
  2. カタログ[ドロップダウン]でカタログのタイプを選択します。
  3. アプライアンスが停止したことを確認します。
  4. アプライアンスをカタログにドラッグします。
  5. OK]をクリックして、アプライアンスを保存します。

    アプライアンスがカタログに追加されます。

  6. アプライアンスの共通ボリュームが読み取り専用でなければならないことを通知するメッセージが表示された場合は、アプライアンスを右クリックし、[境界の変更]を選択します。

    [境界の変更]ウィンドウが表示されます。

    ボリューム]タブを選択し、タイプが「共通」のすべてのボリューム(通常、usr という名前)が、読み取り専用かつ共有としてマークされていることを確認します。 共通タイプは、アプライアンスのすべてのインスタンス間で共通ボリュームを共有します。

    アプライアンス ボリュームを共有しない場合は、インスタンス化可能なボリューム タイプを変更します。

    OK]をクリックし、必要に応じて、上記手順を繰り返します。

アプライアンスの最終テストの実行

対象のアプライアンスを使用している他の開発者が確認できるようにするため、アプライアンスの最終テストを実行できます。

以下の手順に従います。

  1. インフラストラクチャ エディタで、カタログからアプライアンスをドラッグします。
  2. 開始]をクリックします。

    [アプリケーションの開始]ウィンドウが表示されます。

  3. アプリケーションの開始]をクリックします。

    アプライアンスに、開始インジケータがプログレス バーと共に表示されます。

    アプライアンスが開始されると、実行インジケータが表示されます。

  4. 停止]をクリックし、[OK]をクリックします。

    アプライアンスの最終テストが完了しました。

  5. サンドボックス アプリケーションを削除します。

    これでアプライアンスは、他の開発者がアクセスできる再使用可能なアプライアンスになります。