import メソッド（vol オブジェクト）

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import メソッド（vol オブジェクト）

説明

/vol/_impex/ 上のコンテナファイルからボリュームをインポートします。

構文

/api/v2/vol/import?app=application&vol=volume&target=filename.img.gz&vdc=controller-name

引数

app

新しいボリュームをホスティングするアプリケーションまたはドメインの名前

vol

新しいボリュームの名前

target

ボリュームのインポート元のコンテナファイルの名前。

ボリュームデータは、指定したグリッド上のインポート/エクスポートボリュームのルート /vol/_impex/ に置かれているファイルから取得されます。ファイル名の拡張子が .gz の場合、gzip 圧縮データになります。

vdc

ターゲットの仮想データセンターの名前

トランザクションタイプ

非同期

リクエストタイプ

GET

例

圧縮したコンテナファイルからボリューム test2:vol2 をインポートします。

/vol/_impex/test.img.gz.

GET

http://192.168.123.200/api/v2/vol/import?app=test2&vol=vol2&target=test.img.gz&vdc=mygrid

サンプル出力

XML：


<job>bdc176a5-c069-4b23-89d2-d933127a9766</job>

JSON：


{
   "job": "bdc176a5-c069-4b23-89d2-d933127a9766"
}

HTTP エラーコード

404: エンティティ vdc mygrid が見つかりません。WS_API アプリケーションに設定されていない VDC 名が指定されました。
400.4: 必要な引数（app）がありません。リクエストに引数 app=app がありません。
400.4: 必要な引数（vol）がありません。リクエストに引数 vol=vol がありません。
400.4: 必要な引数（target）がありません - リクエストに引数 target=filename がありません。

注：ジョブのステータスを取得するには、/api/v2/job/info? リクエストを発行し、上で返された job_id を引数に指定します。ジョブステータスを取得する方法の詳細については、job オブジェクトを参照してください。

migrate メソッド（vol オブジェクト）

説明

アーキテクチャの異なるグリッド間でボリュームをマイグレートします。

構文

/api/v2/vol/migrate?remote_grid=grid_name&name=volume&local_ip=ip_address &remote_ip=ip_address&vdc=controller-name

引数

リモートグリッド

ボリュームのインポート元（または &export フラグを指定した場合はボリュームのエクスポート先）のグリッドの名前

名前

マイグレートするボリュームの名前。値は以下の形式で指定します。

<application>:<volume>、_GLOBAL:<volume>、または _GLOBAL_RO:<volume>

local_ip

マイグレートしたアプリケーションが使用するローカルグリッド上の未使用 IP アドレス。

値は以下のいずれかの形式で指定します。

[_vlan.][<vlan id>.]<ip address>
net.<networkName>.<ip_address>

remote_ip

マイグレートしたアプリケーションが使用するリモートグリッド上の未使用 IP アドレス。

値は以下のいずれかの形式で指定します。

[_vlan.][<vlan id>.]<ip address>
net.<networkName>.<ip_address>

vdc

ターゲットの仮想データセンターの名前

オプション

new_name

ボリュームの新しい名前。値は以下のいずれかの形式で指定します。

<application>:<volume>、_GLOBAL:<volume>、または _GLOBAL_RO:<volume>

migrating_class

マイグレートアプリケーションの構築に使用するクラス。このクラスはグローバルカタログに存在する必要があります。デフォルトは、/filer:Filer_Linux_ADMI です。

encr_key

ボリュームマイグレーションを実行するアプリケーションに提供される、固定暗号化キーが含まれるボリュームの名前を指定します。

<prop>=<val>

ボリュームパラメータ。

ボリューム属性は、マイグレート中のボリュームから取得されます。以下のパラメータを使用して、マイグレートしているボリュームの現在の値を上書きできます。ボリュームまたはパーティションのサイズを縮小する場合は、特に注意してください。

ボリュームパラメータ	説明
- fs	ファイルシステムのタイプ（ext3 など）
- size	ボリュームサイズ単位を指定できます（128 M[B]、2 G[B] など）。デフォルトでは、メガバイト単位の数値として解釈されます。
- comment	ボリュームコメント
- fs オプション	ボリュームをフォーマットするために使用する追加のファイルシステムオプション
- mirrored	ボリュームがミラー化されます。
- parN	パーティショニングパラメータ（オプション）。詳細は、注を参照してください。

&export: ボリュームをリモートグリッドにマイグレートします（デフォルト）。つまり、2 つのグリッド間に双方向の信頼関係が必要です。
&import: ボリュームをリモートグリッドからマイグレートします（デフォルト）。