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volume resize

ボリュームのサイズを変更します。

構文
volume resize <name> size=<size> [parN.size=<val>][store=<store>][--prefill] 
オプション
<name>

サイズを変更する既存のボリュームの名前。 <name> の形式は以下のとおりです。

<application>:<volume>

アプリケーション ボリューム

<application>:<class>.<volume>

シングルトン クラス ボリューム

_GLOBAL:<volume>

グローバル ボリューム

_GLOBAL_RO:<volume>

グローバル読み取り専用ボリューム

size=<size>

新しいボリュームのサイズ。単位を指定することもできます(128M[B]、2G[B] など)。 単位を指定しない場合、値は MB であると見なされます。

parN.size=<val>

パーティション N のサイズを指定します。 値は絶対値(20G など)または相対値(+10G など)が可能です。 parN は、プライマリ、拡張、論理パーティションまたは LVM 論理ボリュームを指します。

プライマリ パーティションの場合、parN.size として指定できます。論理パーティションの場合、構文は parN.parM.size (N は拡張パーティションの番号、M は 1 から始まる論理パーティションの番号)です。

LVM 論理ボリュームの場合、構文は parN.lv_name.size です。

<store>

ボリュームが作成されるボリューム ストアを指定します。 以下のいずれかの値に設定できます。

local - ボリュームをローカル サーバ ストレージに格納します

san - ボリュームを SAN に格納します

--prefill

サイズ変更したボリュームにすべてのブロックを割り当てます。

volume resize my-app:data size=500M

分割されないボリュームのサイズを変更します。

volume resize my-app:MYSQL.boot size=1G

アプリケーション シングルトン クラス ボリュームのサイズを変更します。

volume resize my-app:data par2.size=+2G

分割されたボリュームのサイズを変更し、パーティション 2 に 2 GB を追加します。

volume resize my-app:data size=10G

分割されたボリューム(既存のパーティションは 1 つ)のサイズを 10 GB に変更します。パーティションはボリューム全体のサイズに拡大/縮小されます。

volume resize my-app:data par3.par2.size=-3G

分割されたボリュームのサイズを変更します。2 番目の論理パーティションが 3 GB 縮小され、ボリュームの合計サイズがそれに応じて調整されます。

volume resize my-app:data size=10G par3.size=-1G

分割されたボリュームのサイズを変更します。パーティション 3 のサイズが変更されますが、ボリューム全体のサイズ(10 GB)は保持され、空き領域は未割り当てのままになります。

volume resize my-app:data par2.size=+1G par3.size=-1G

分割されたボリュームを変更します。領域(1 GB)がパーティション 3 からパーティション 2 に移動します。

volume resize my-app:data par2.size=+1G

分割されたボリュームのサイズを変更します。論理ボリュームのサイズを変更せずに lvm パーティションに領域を追加します。これにより、ボリューム グループに未割り当て領域が残され、新しい論理ボリュームやスナップショット用に使用できます。

注: