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volume import

アプリケーション(アプリケーションまたはシングルトン クラス ボリューム)にボリュームをインポートするか、またはグローバル ボリュームをインポートします。

構文
vol import <name> <image file> [<prop>=<val>]*
                               [--overwrite[--force]][ -n]
パラメータ
<name>

インポートするボリュームの名前。 名前の形式を以下に示します。

application:[class.]volume - アプリケーション ユーザ ボリュームまたはアプリケーション シングルトン クラス ボリューム

_GLOBAL:volume - グローバル ボリューム

_GLOBAL_RO:volume - グローバル読み取り専用ボリューム

<image file>

/vol/_impex フォルダのルート ディレクトリまたは http://path 形式の URL に存在するボリューム イメージの名前。

圧縮イメージ ファイルには拡張子 .gz が必要です。 イメージ ファイルに拡張子 .gz がないと、イメージが圧縮されていないと見なされます。

<prop>=<val>

ボリューム パラメータ。 以下のパラメータを設定できます。

size

ボリュームのサイズ(圧縮されたボリュームを URL からインポートする場合に推奨)。 単位を指定することもできます(128M[B]、2G[B] など)。 単位を指定しない場合、値は MB であると見なされます。

store

ボリュームが作成されるボリューム ストアを指定します。 以下のいずれかの値に設定できます。

local - ボリュームをローカル サーバ ストレージに格納します

san - ボリュームを SAN に格納します

comment

(オプション)ボリュームのコメント

mirrored

(オプション)ボリュームがミラー化されます

user

(オプション) URL からボリュームをインポートするときに認証に使用するユーザ名。 指定しない場合は、認証は行われないと見なされます。

pwd=-

(オプション)URL からボリュームをインポートする際の認証のため、パスワードを求めるプロンプトを表示します。 標準入力が端子デバイスではない場合、このプロンプトは表示されず、「stdin」でパスワードのコピーが 1 つだけ使用されます(これは、バッチ処理で、ファイルからパスワードを設定するために使用できます)。

--overwrite

既存のボリュームを上書きします。

--force

上書きを確認するプロンプトを表示しません。

-n

アプリケーション シングルトン クラス ボリュームを追加する場合、ボリューム参照がクラス記述子に存在することを確認しません。

vol import myapp:myvol myvol.img.gz size=1G

アプリケーション ユーザ ボリュームをインポートします。

vol import myapp:myclass.cdrom os.iso size=2G

オペレーティング システムの ISO イメージを impex ボリュームからアプリケーション シングルトン クラス ボリュームへインポートします。

vol import _GLOBAL:my-iso http://mysrv.com/os.iso size=2G

認証を必要としない HTTP サーバからグローバル ボリュームに ISO イメージをインポートします。

注: