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server set
サーバの設定パラメータを設定します。
構文
server set <name> <prop>=<val> [ --force ]
オプション
- <name>
-
情報を設定するサーバの名前。
- <prop>=<val>
-
変更するサーバ パラメータ。 以下のパラメータを設定できます。
- role
-
サーバの HA 役割。 以下のいずれかになります。
- 'primary'
-
現在 CA AppLogic グリッド コントローラを実行しているサーバ
- 'secondary'
-
コントローラ サーバに障害が発生した場合に CA AppLogic グリッド コントローラを実行できるサーバ
- 'none'
-
サーバは CA AppLogic グリッド コントローラを実行せず、コントローラ HA に参加しません
- ha_network
-
サーバ(外部とバックボーンの両方)のネットワーク HA を有効/無効にします。
- ha_backbone
-
バックボーン ネットワークのネットワーク HA を有効/無効にします。
- ha_external
-
外部ネットワークのネットワーク HA を有効/無効にします。
- backbone
-
バックボーン ネットワーク用にアクティブにするスイッチを指定します
- external
-
外部ネットワーク用にアクティブにするスイッチを指定します
- hypervisor_name
-
ハイパーバイザの名前
- hypervisor_lic_key
-
ハイパーバイザのライセンス キー
- disk_ncq_enabled
-
NCQ を有効/無効にします
- --force
-
グリッドに新しいプライマリ サーバを設定するときにユーザ確認のプロンプトを省略します。
例
server set srv1 role=primary
サーバ srv1 の役割をプライマリに設定します
server set srv2 role=secondary
サーバ srv2 の役割をセカンダリに設定します
server set srv1 ha_network=1
サーバのネットワーク HA を有効にします(外部とバックボーン)
server set srv2 ha_backbone=0
サーバのバックボーン ネットワークのネットワーク HA を無効にします
server set srv2 ha_external=0
サーバの外部ネットワークのネットワーク HA を無効にします
server set srv2 backbone="11:22:33:44:55:66"
ID が 11:22:33:44:55:66 であるスイッチに接続されるバックボーン NIC をアクティブに設定します。srv2 のすべてのバックボーン ネットワーク トラフィックは、このスイッチに接続されている NIC を通過します
server set srv2 external="77:88:99:AA:BB:CC"
ID が 77:88:99:AA:BB:CC のスイッチに接続されている外部 NIC をアクティブに設定します。srv2 のすべての外部ネットワーク トラフィックは、このスイッチに接続されている NIC を通過します
注:
- ネットワーク HA またはハイパーバイザ関連のパラメータ(ha_network、ha_backbone、ha_external、backbone、external、hypervisor_name、および hypervisor_lic_key)のいずれかを設定するには、グリッド管理者である必要があります。
- NCQ を有効/無効にするには、グリッド管理者である必要があります。
- サーバがグリッドの新しいプライマリ サーバに割り当てられると、グリッド コントローラはすぐに新しいプライマリ サーバにマイグレートされます。 古いプライマリ サーバには、新しいプライマリ サーバの前の役割が割り当てられます(役割が交換されます)。
- プライマリ サーバの役割を変更する唯一の方法は、グリッド内の別のサーバを新しいプライマリ サーバとして割り当てることです(ユーザは、サーバの役割をプライマリから「なし」または「セカンダリ」のいずれかに明示的に変更することはできません)。
- グリッドに存在するプライマリ サーバは 1 つだけにする必要があります。グリッドでは 0 ~ 7 つのセカンダリ サーバを使用できます。 グリッドのインストール/アップグレード時に、3 つ以上のサーバが存在するグリッドではデフォルトで 1 つのプライマリ サーバおよび 2 つのセカンダリ サーバを使用します。 追加のセカンダリ サーバはこの CLI コマンドを使用して割り当てることができます。
- グリッドがコントローラ サーバの障害から復旧するには、サーバの障害時に少なくとも 2 つのセカンダリ サーバが稼働して実行中である必要があります。 この要件が満たされない場合(たとえば、プライマリ サーバの障害時にセカンダリ サーバが 1 つしが稼働していない場合など)、グリッド コントローラはダウンしたままになります。グリッド コントローラを稼働状態にリストアするにはグリッド管理者が介入する必要があります。 このようなコントローラの障害が発生した場合は、サービス プロバイダにお問い合わせください。
- 将来のプライマリ サーバの障害から復旧するためにグリッド内に十分なセカンダリ サーバが存在しない場合、CA AppLogic はグリッドのダッシュボード メッセージを投稿してユーザに通知します。
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