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quota put

プリンシパルのクォータ エントリを置換します。

構文
quota put <principal> [description=<description>] [tags=<tags>] 
             [cpu=<val>] [mem=<val>] [bw=<val>] [disk=<val>] 
             [parent=<principal>] [warn=<val>] [burst=<val>] [--force]
オプション
<principal>

クォータを置換するユーザ/グループ。 <principal> は以下の形式になります。

<name>

ローカル ユーザまたはグループ。

/<name>

グローバル ユーザまたはグループ。

<scope>:<type>:<name>

完全修飾プリンシパル名。<scope> は「global」または「local」、<type> は「group」または「user」、<name> はグループ名またはユーザ名になります。

<description>

クォータの説明を指定します。

<tags>

クォータ タグのカンマ区切りリストを指定します(請求目的で使用できます)。

cpu=<val>
mem=<val>
bw=<val>
disk=<val>

リソース制限。 ゼロまたはいずれかの値を指定できます。 ゼロが指定された場合、プリンシパルはリソースを利用できません。 空の値が指定された場合、リソースの使用制限はなくなります。 mem、bw、または disk に対して単位が指定されない場合は、値は bw の場合 MB または Mbps として解釈されます。

<parent>

親のクォータを指定します。 プリンシパルは既存のグループである必要があります。 最大 8 レベルまでネストされたクォータが許可されます。循環参照は許可されません。 空の値が指定された場合、親クォータは設定されません。 これはグループに対してのみ設定可能です。ユーザの場合、そのプライマリ グループに親クォータが設定されます。

warn=<val>

クォータの警告値をパーセントで指定します。 有効な値は 0 から 99 までの整数です。0 は警告がないことを意味します。 値が空の場合、このプリンシパルに対して警告レベルが指定されないことを意味します。その場合は、デフォルトのグリッド設定が適用されます(quota config によって指定)。

burst=<value>

クォータのバースト値をパーセントで指定します。 有効な値は 0 以上の整数です。0 は、バーストが許可されていないことを意味します。 値が空の場合、このプリンシパルに対してバースト レベルが指定されないことを意味します。その場合は、デフォルトのグリッド設定が適用されます(quota config によって指定)。

--force

変更によって、クォータの制限を超過する場合でも、ユーザに確認のプロンプトを表示しません。

quota put myuser description="Sample User" cpu=10 mem=10G bw=10G disk=20G warn=75 burst=75 parent="Sample_Group"

ユーザ 'myuser' のクォータ エントリを置換します。

コマンドの一部として指定された値のみが設定され、他の値は空白のままとなります。 変更がクォータ エントリに影響を与える場合、そのエントリのリソース制限を超過すると、警告が出力され、ユーザには確認のプロンプトが表示されます(--force が指定されていない場合)。