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Windows Server 2003 VDS インストール リファレンス
CA AppLogic ソフトウェアには、いくつかの VDS リファレンス テンプレート アプリケーションが含まれています。
- VDS_Win03S_rX: Windows 2003 Server Standard R2 Edition をベースとした VDS
- VDS_Win03E_rX: Windows Server 2003 Enterprise R2 Edition をベースとした VDS
- VDS_Win03DC_rX: Windows Server 2003 DataCenter R2 Edition をベースとした VDS
- VDS_Win03W_rX: Windows Server 2003 Web Edition をベースとした VDS
- VDS_Win0364S_rX: Windows Server 2003 Standard R2 Edition(64 ビット)をベースとした VDS
- VDS_Win0364E_rX: Windows Server 2003 Enterprise R2 Edition(64 ビット)をベースとした VDS
- VDS_Win0364DC_rX: Windows Server 2003 DataCenter R2 Edition(64 ビット)をベースとした VDS
VDS テンプレート アプリケーションのインポート
- BFC サーバ上の CA 3Tera AppLogic バージョンのダウンロード ディレクトリに移動します。
たとえば、/opt/bfc/applogic-versions/<release number> などです。
- 以下のコマンドを使用して、ファイル VDS_WIN03<Edition>_r<Version>.tar をグリッド コントローラにコピーします。
scp VDS_WIN03<Edition>_r<Version>.tar <controller IP>:/vol/_impex/
- 以下のコマンドを使用して、SSH を介してグリッド コントローラへログインし、ファイルを解凍します。
tar -xf VDS_WIN03<Edition>_r<Version>.tar
- 以下のようにアプリケーションをインポートします。
3t app import VDS_WIN03<Edition>_r<Version> VDS_WIN03<Edition>_r<Version>.tar
注: SCSI ベースの Windows サーバ アプライアンス用の VDS を作成する場合は、以下の手順に従います。
- VDS テンプレート アプリケーションを選択します。
- CA AppLogic エディタでアプリケーションを開きます。 アプリケーションへのフル アクセス権限が必要です。 詳細については、「application modify_acl」を参照してください。
- シングルトンを右クリックし、[境界の変更]を選択します。
- [一般]タブの[詳細]セクションで以下を実行します。
- 仮想化モードの[オプション]ボタンをクリックします。
- sda|sdb|sdc|sdd として[デバイス スキーマ]を選択します。
- [OK]をクリックします。
- [ボリューム]タブに移動し、以下を実行します。
- sda としてブート ボリューム デバイスを選択します。
- [OK]をクリックします。
- アプリケーションを保存して閉じます。
これらのアプリケーションには、ブート ボリュームを持たないシングルトンが含まれます。 ブート ボリュームを作成するには、WIN03y をベースとして使用します。 まず、こちらの説明に従って、Windows Server アプライアンスの WIN03y を作成します。
注: 以下の手順で、WIN03y および VDS_Win03y_rX のプレースホルダ「y」は、アプライアンス/アプリケーションのベースとなっている Windows エディションに置き換えてください(Standard の場合は S、Enterprise の場合は E、DataCenter の場合は DC、Web の場合は W)。
- WIN03y から新規シングルトンを作成します。
- 新規アプリケーションを作成します。 WIN03y のインスタンスを追加して、クラスを分岐させます。
- アプリケーションを起動します。
- SSH でシングルトンにアクセスするために、次のいずれかの方法でシングルトンの SSH/テキスト コンソールにアクセスします。
- CA AppLogic GUI のアプリケーション リストからアプリケーションを選択し、[ログイン(SSH)]のアイコンをクリックします。
- CA AppLogic エディタでアプリケーションを起動し、シングルトン WIN03y を選択します。 プルダウン式の[アプライアンス]メニューを使用して、[ログイン(SSH)]を選択します。
- 新しい管理者パスワードを設定します: net user administrator password(パスワードを選択します)。
- 以下の 2 つの方法のいずれかで、シングルトンのグラフィック コンソールにアクセスします。
- CA AppLogic GUI のアプリケーション リストからアプリケーションを選択し、[ログイン(グラフィック)]のアイコンをクリックします。
- CA AppLogic エディタでアプリケーションを起動し、シングルトン WIN03y を選択します。 [アプライアンス]プルダウン メニューを使用して[ログイン(グラフィック)]を選択します。
- Windows VDS msi をインストールします。 この自動実行インストーラは、内部インターフェースを介してグリッド コントローラからダウンロードできます。 このインターフェースは、すでに DHCP によって正しく設定されています。
- コントローラの内部 IP アドレスを検索するには、コマンド ライン シェルで次のコマンドを実行し、最後に列挙されているインターフェース(たとえば、ローカル エリア接続 5)用の DHCP サーバの IP アドレスをメモしておきます。
ipconfig /all
- IE で http://IP-address:8080/download/ にアクセスし、現在の Windows VDS msi(例: VDS_Windows-1.0.0-1.msi)をダウンロードします。
- msi ファイルを右クリックし、[対象をファイルに保存]を選択してファイルをデスクトップにダウンロードします。
- デスクトップ上で msi ファイルをダブルクリックしてインストールを実行します。
- msi ファイルを削除し、ごみ箱を空にします。
- システムのシャットダウン ダイアログ ボックスがポップアップ表示されないようにします(システム シャットダウンの理由)。
- [スタート]メニューを開き、gpedit.msc を実行します。
- [コンピュータの構成]-[管理用テンプレート]に移動します。
- [システム]をクリックします。
- 右ペインで、[シャットダウン イベントの追跡ツールを表示する]をダブルクリックします。
- [無効]を選択し、[適用]をクリックします。
- SSH セッションの Bash シェル内で次の手順を実行します。
- 複雑な新規パスワードを設定します(例: net user administrator pq398hpaowht0293j^LWOIFH9htfw9jfe)。
- SSH セッションを終了します。
- SSH でシングルトンにアクセスし、rm -f ~/.bash_history を実行して、Bash の履歴からパスワードをクリアします。
- アプリケーションを停止し、ブート ボリュームを VDS_Win03y_rX アプリケーション内のシングルトンにコピーします。次に例を示します
- vol copy my-app:WIN03y.boot VDS_Win03y_rX:VDS_WIN03y.boot
- これで、VDS_Win03y_rX テンプレート アプリケーションを使用できる状態になります。
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