最新バージョン: 1.0.7-1
VDS64_CentOS50 と VDS_CentOS54 は専用仮想サーバ アプリケーションです。 これらは、カタログなしでスタンドアロン アプリケーションとして展開されるよう設計されています。
VDS アプリケーションは、エンド ユーザのリソース ニーズに応じて、物理サーバのおよそ 20 分の 1 から完全な物理サーバまで拡張することができます。
VDS アプリケーションには、GCC (利用可能な場合)を含む基本的なビルド環境が含まれています。
CentOS ベースの VDS の場合、他の CentOS パッケージをエンド ユーザがインストールすることができます。そのためには、root ユーザとして、yum -y install <package> を実行します。
VDS アプリケーションは、CA AppLogic グリッド上で利用可能な専用サーバを提供するための迅速かつ容易な方法をホスティング プロバイダに提供します。
VDS アプリケーションは、最初のブート時にプロパティによって自身を設定します。 初期ユーザが作成され、root パスワードがファイルに含まれます(/home/<user>/su.txt)。 VDS アプリケーションは、アプライアンスから /appliance/passwd.stamp を削除してアプリケーションを再起動することにより、デフォルト プロパティにリセットできます。
アプリケーション |
最新バージョン |
OS |
VDS64_CentOS55 |
1.0.4-1 |
CentOS 5.5 (64 ビット) |
VDS_CentOS55 |
1.0.4-1 |
CentOS 5.5 |
VDS_CentOS55
リソース |
最小 |
最大 |
デフォルト |
CPU |
0.05 |
16 |
0.25 |
メモリ |
160 MB |
32 GB |
256 MB |
帯域幅 |
1 Mbps |
2 Gbps |
1 Mbps |
VDS64_CentOS55
リソース |
最小 |
最大 |
デフォルト |
CPU |
0.05 |
16 |
0.25 |
メモリ |
160 MB |
32 GB |
512 MB |
帯域幅 |
1 Mbps |
2 Gbps |
1 Mbps |
外部インターフェースは有効です。 これは受信と送信のトラフィックに使用されます。 ネットワーク設定はプロパティによって設定されます。
デフォルト インターフェースは有効です。 これはメンテナンスに使用されます(コントローラから受信する ssh 接続)。
プロパティ名 |
タイプ |
説明 |
hostname |
文字列 |
割り当てるホスト名を定義します。 このプロパティは必須です。 |
user |
文字列 |
アプリケーションのプロビジョニングで作成されるユーザを定義します。 このプロパティは必須です。 |
user_pw |
文字列 |
作成されるユーザ アカウントのパスワードを定義します。 このプロパティは必須です。 |
root_pw |
文字列 |
root アカウントのパスワードを定義します。 最初の起動時に設定され、/home/<user>/su.txt ファイルに書き込まれます。 このプロパティは必須です。 |
primary_ip |
文字列 |
アプライアンスの外部インターフェースのプライマリ IP アドレス(v4 または v6)を定義します。 このプロパティは必須です。 |
secondary_ip |
文字列 |
アプライアンスの外部インターフェースのセカンダリ IP アドレス(v4 または v6)を定義します。 デフォルト:(空) |
netmask |
IP アドレス |
外部インターフェースのネットワーク マスクを定義します。 IPv4 が使用される場合は、このプロパティを定義する必要があります。 デフォルト:(空) |
gateway |
IP アドレス |
外部インターフェース用のデフォルト IP ネットワーク ゲートウェイ(ルータ)を定義します。 ゲートウェイ アドレスは netmask によって指定されるネットワークの外部にすることができます。 IP を公開せず、プロキシ ARP として機能するゲートウェイを使用するには、このプロパティを 0.0.0.0 に設定します。 IPv4 が使用される場合は、このプロパティを定義する必要があります。 デフォルト:(空) |
ipv6_gateway |
IP アドレス |
外部インターフェース用のデフォルト IPv6 ネットワーク ゲートウェイ(ルータ)を定義します。 IPv6 が使用される場合は、このプロパティを定義する必要があります。 デフォルト:(空) |
dns1 |
IP アドレス |
プライマリ ネームサーバ(v4 または v6)を定義します。 このプロパティは必須です。 |
dns2 |
IP アドレス |
セカンダリ サーバ(v4 または v6)を定義します。 デフォルト:(空) |
dns3 |
IP アドレス |
3 番目のサーバ(v4 または v6)を定義します。 デフォルト:(空) |
VDS_CentOS54 は、ホスティング プロバイダが、CA AppLogic を使用した専用サーバを提供するために使用されます。これにより、他のサードパーティのソフトウェアまたはライセンスは不要になります。
VDS_CentOS54 は、アプライアンスの単一のインスタンスが含まれるアプリケーションとしてのみ配布され、いずれのカタログにも含まれていません。
1 つの例として、VDS_CentOS55 のプロビジョニングを実行するには、プロバイダ ポータルから自動化できる 1 つのコマンドを実行します。
app provision VDS_CentOS55_r3 ExampleClient \
user=Exampleuser user_pw=abcd1234 root_pw=acbde12345 \
primary_ip=fe80::1/64 secondary_ip=209.100.100.12 netmask=255.255.255.0 gateway=209.100.100.1 \
ipv6_gateway=fe80::10 hostname=mydomain.com dns1=fe80::5 dns2=209.101.1.2 \
cpu.dflt=0.50 mem.dflt=1G VDS_CENTOS55.boot.size=10G
/appliance ディレクトリは必ずそのままにしておく必要があります。 このディレクトリ内のいずれかのファイルを少しでも変更すると、アプライアンスの動作が停止する可能性があります。
/appliance ディレクトリから vmad または vme が開始時に実行されないようにすると、アプライアンスの動作が停止します(次の再起動時に)。
カーネルの更新および置換は、CA AppLogic が提供するカーネル ソースに基づいて行われる必要があります。
/root/.ssh/authorized_keys ファイルは変更することができません。これはランタイムにビルド システムによって上書きされます。
アプリケーションの起動に失敗した場合、以下の内容のエラーがシステム ログにログ記録される場合があります。
エラー メッセージ |
説明 |
'primary_ip' 値が正しくありません |
VDS で 'primary_ip' 設定オプションを検証できませんでした。 |
'secondary_ip' 値が正しくありません |
VDS で 'secondary_ip' 設定オプションを検証できませんでした。 |
IPv4 のみのネットワーキングが使用されている場合、IPv4 DNS が定義される必要があります |
少なくとも 1 つの IPv4 DNS サーバが定義される必要があります。 |
IPv6 のみのネットワーキングが使用されている場合、IPv6 DNS が定義される必要があります |
少なくとも 1 つの IPv6 DNS サーバが定義される必要があります。 |
ホスト名を設定できませんでした |
VDS でアプライアンス ホスト名を設定できませんでした。 |
外部ネットワークを設定できませんでした |
VDS でアプライアンス インターフェースを設定できませんでした。 |
外部ネットワークを設定できませんでした -- プライマリおよびセカンダリの IP が同一です |
プライマリおよびセカンダリの IP は異なるものである必要があります。 |
外部ネットワークを設定できませんでした -- セカンダリ IP XXX が使用されています |
セカンダリ IP XXX が使用されています |
IPv4 ネットワーキングが使用される場合、プロパティ netmask を定義する必要があります |
IPv4 アドレスが定義されている場合、プロパティ netmask を定義する必要があります |
IPv4 のみのネットワーキングが使用される場合、プロパティ gateway を定義する必要があります |
IPv4 ネットワーキングのみが使用される場合、プロパティ gateway を定義する必要があります |
IPv6 のみのネットワーキングが使用される場合、プロパティ ipv6_gateway を定義する必要があります |
IPv6 ネットワーキングのみが使用される場合、プロパティ ipv6_gateway を定義する必要があります |
ゲートウェイが定義されていません |
gateway または ipv6_gateway プロパティのいずれかが定義される必要があります |
VDS64_CentOS54 と VDS_CentOS54 は、それらのベース OS CentOS 5.4 (64 ビット)および CentOS 5.4 (32 ビット)のもの以外のオープン ソース パッケージを使用しません。
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