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プライベート ネットワーク
プライベート ネットワークは、以下の主要な目的のために CA AppLogic によって使用されます。
- サーバとグリッド コントローラ間の通信の制御
- アプライアンスのストレージ アクセス(ストレージ ネットワークと同様)
- プライベートなアプライアンス間通信
CA AppLogic はプライベート ネットワーク上で以下の IP サブネットを使用します。
- 192.168.0.s/24。s はバックボーン(1 ~ 254)内のサーバ番号です。 ネットワーク アドレスは検出プロセス中に Backbone Fabric Controller によって割り当てられ、手動では割り当てられません。
- 192.168.N.i/24。N はバックボーン内のグリッドのグリッド番号で、i はグリッド内のサーバ番号です。 N の範囲は 1 ~ 31、i の範囲は 1 ~ 254 です(現在のところ 1 つのグリッド内のサーバの最大数が 32 であるため、1 ~ 32)。 サーバがグリッドの一部として起動するときは、CA AppLogic によって、このサブネット内のアドレスがサーバに自動的に割り当てられます。 このようなアドレスは、グリッド管理者が手動で割り当てたり変更したりするべきではありません。
- 192.168.255.0/24. このサブネットは、新しいグリッドを作成するときやサーバをグリッドに追加するとき、さまざまなテストを行うためにグリッド インストーラによって使用されます。 インストーラの動作に干渉しないように、サーバまたはアプライアンスがこのサブネットの範囲のアドレスを使用しないようにしてください。
- 10.A.B.C/13。A は N*8 として計算され、N はバックボーン内のグリッド番号です(上記と同様)。 A、B、C の残りは、グリッド上で実行されているアプライアンスに CA AppLogic によって自由に割り当てられ、最後の有効なアドレスはグリッド コントローラ アプライアンス用に予約されています(10.(N*8+7).255.254)。 オプションで、このアドレスは CA AppLogic 内で 1.A.B.C/13 にグリッド単位で変更できます。
- CA AppLogic のバージョン
サーバ上とアプライアンス上のルートは、サブネット マスクと NIC デバイスを使って正しく設定されます。したがって、これらのアドレスは常に、プライベート ネットワークにルーティングされます(グリッド管理者または root アクセス権限を持つ CA AppLogic ユーザによって、物理サーバ上で設定される場合と同じように、明示的に再設定される場合を除きます)。
各グリッドはそれ自身に属するプライベート アドレスだけを使用します。このことは、複数のグリッド(異なるグリッド番号 N を持つ)が同じバックボーン上に共存できるために役立ちます。
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