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ハードウェア検証手順

このセクションでは、CA AppLogic とのハードウェア互換性を検証する手順について詳しく説明します。

  1. サーバに任意の最新バージョンの Linux (CentOS 4.6/5.5 など)をインストールします。
  2. サーバ上の PCI デバイスのリストを取得し、デバイス タイプでフィルタに掛けます(# lspci | egrep 'Ethernet|IDE|ATA|SCSI')。

    出力例:

    00:1f.1 IDE interface: Intel Corporation 82801G (ICH7 Family) IDE Controller (rev 01)
    00:1f.2 IDE interface: Intel Corporation 82801GB/GR/GH (ICH7 Family) Serial ATA Storage Controller IDE (rev 01)
    04:00.0 Ethernet controller: Broadcom Corporation NetXtreme BCM5751 Gigabit Ethernet PCI Express (rev 01)
    05:04.0 Ethernet controller: Intel Corporation 82541PI Gigabit Ethernet Controller (rev 05)
    

    フォーマットは bus:device.function controller_type:controller name です。

  3. 取得したリストで、ネットワークとディスク コントローラ デバイスをそれぞれ見つけます(たとえば、上記のリスト内の最初のデバイスがサポートされているかどうかを確認するには、文字列 82801G (ICH7 Family) IDE Controller を検索します)。
  4. 見つかったら、lspci -n を実行し、一致するバス/デバイス/ファンクション番号を持つデバイスのベンダー番号とデバイス番号を確認します(残念ながら、lspci の古いバージョンでは、デバイス ID のテキストと数値の両方が表示されないことがあります)。

    たとえば、テキスト出力で、05:04.0 Ethernet controller: Intel Corporation 82541PI Gigabit Ethernet Controller と表示された場合、
    lspci -n 出力では、これは 05:04.0 Class 0200: 8086:107c (rev 05) と表示されます(PCI バスとスロット 05:04.0 が一致しています)。

  5. 上記の表で、デバイス番号とベンダー番号を検索します(たとえば、上記の例では、文字列 8086:107c を探します)。 82541PI Gigabit Ethernet Controller 8086:107c という行が見つかり、デバイスがサポートされていることがわかります。