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IIS03W/IIS03S/IIS03E/IIS03DC: インストール リファレンス

各 IIS03y アプライアンスは、以下の汎用的な Windows Server アプライアンスをベース クラスとして使用して構築されます。

まず、ここで説明されている方法に従って、Windows Server アプライアンス WIN03y を作成します。

注: 以下の手順では、WIN03y と IIS08y の y というプレースホルダは、アプライアンス/アプリケーションのベースになる Windows エディションを表します(S は Standard、E は Enterprise、DC は DataCenter、W は Web を意味します)。

IIS03y アプライアンスをインストールおよび設定する方法

  1. WIN03y のインスタンスが含まれるアプリケーションを作成し、インスタンス(以下、シングルトンと呼びます)をブランチ化します。
  2. アプライアンス作成プロセスの速度を上げるために、シングルトンのデフォルトのリソースを cpu=1 および memory=1G に設定します。
    1. アプリケーション エディタでシングルトンを選択します。
    2. [アプライアンス]メニューで[リソース]を選択します。
    3. 上に示したようにデフォルト リソースを変更します。
  3. 必要に応じて WIN03y ブート ボリュームのサイズを変更して、少なくとも 1 GB のディスク空き容量があることを確認します(Web シェルで vol resize コマンドを使用します)。
  4. クラスを編集し、外部インターフェースを有効にします。
    1. アプリケーション エディタでシングルトンを選択します。
    2. [アプライアンス]メニューで[境界の変更]を選択します。
    3. [インターフェース]タブを選択します。
    4. [Raw インターフェース]の[外部インターフェース]チェック ボックスをオンにします。
  5. アプリケーションを開始し、CA AppLogic GUI を使用してシングルトンのグラフィック コンソールを開きます([アプリケーション]タブでアプリケーションを選択し、ページの上部にある[ログイン]ボタンを使用してグラフィカル コンソールにログインします)。
  6. Windows アプライアンスに管理者としてログインします。
  7. .NET Framework 3.5 SP1 がまだインストールされていない場合は、インストールします。
    1. 使用可能なネットワーク設定で外部インターフェースを設定します(これは最初に列挙されているネットワーク インターフェースです)。
      • [コントロール パネル]-[ネットワーク接続]-[ローカル エリア接続 X]-[プロパティ]-[インターネット プロトコル(TCP/IP)]にアクセスします。[次の IP アドレスを使う]をクリックし、グリッドで使用可能な値(IP アドレス、サブネット マスク、ゲートウェイ、DNS サーバ)を入力します。

        または、コマンド シェルで以下のコマンドを実行します。

        netsh interface ip set address name="Local Area Connection X" static [ip-address] [netmask] [gateway] 1 
        netsh interface ip set dns name="Local Area Connection X" static [dns-ip] 
        
    2. .NET Framework 3.5 SP1 をダウンロードしてインストールします。
  8. IIS コンポーネントをインストールします。
    1. [コントロール パネル]-[プログラムの追加と削除]-[Windows コンポーネントの追加と削除]に移動します。
    2. [アプリケーション サーバ]を選択して[詳細]をクリックし、以下をオンにします。
      • アプリケーション サーバ コンソール
      • ネットワーク COM+ アクセスの有効化
      • [インターネット インフォメーション サービス(IIS)]の詳細セクションで、以下をオンにします。
      • 共通コンポーネント
      • ファイル転送プロトコル(FTP)サービス
      • インターネット インフォメーション サービス マネージャ
      • SMTP サービス
      • [WWW(World Wide Web)サービス]の詳細セクションで、以下をオンにします。
      • Active Server Pages
      • リモート管理(HTML)(存在する場合)
      • WWW(World Wide Web)サービス
    3. 上に示されていないアプリケーション サーバ コンポーネントはすべてオフにします。
  9. IIS msi をインストールします。 この自動実行インストーラは、シングルトンのデフォルト インターフェースを介してグリッド コントローラからダウンロードできます。 このインターフェースは、すでに DHCP によって正しく設定されています。
    1. グリッド コントローラの内部 IP アドレスを検索するには、コマンド ライン シェルで次のコマンドを実行し、最後に列挙されているインターフェース(たとえば、ローカル エリア接続 5)用の DHCP サーバの IP アドレスをメモしておきます。
      ipconfig /all 
      
    2. IE で http://IP-address:8080/download/ にアクセスし、現在の Windows IIS msi(例: IIS_Windows-1.0.0-1.msi)をダウンロードします。
      • msi ファイルを右クリックし、[対象をファイルに保存]を選択してファイルをデスクトップにダウンロードします。
    3. デスクトップ上で msi ファイルをダブルクリックしてインストールを実行します。
    4. msi ファイルを削除し、ごみ箱を空にします。
    5. Windows Server アプライアンス WIN03y の説明に従い、Windows ボリュームのジャンクション ポイントを削除します。
  10. Cygwin bash シェルでファイル /appliance/passwd.stamp を削除します。これにより、インストール後の初回起動時にアプライアンスによって新しい Administrator パスワードが生成されます。
  11. アプリケーションを停止し、クラスを編集します。
    1. クラス アイコンの色を青に変更します。
    2. クラス名を IIS03y に変更します。
    3. クラス記述を変更します(たとえば、Web サーバ アプライアンス - Windows Server 2003 Standard Edition R2 32/64 ビット(v1.0.0-1)に基づく。IIS と ASP.NET を含む)。
    4. ドキュメントの URL を http://doc.3tera.com/AppLogic31/en/Catalog_Ref/index.htm?toc.htm?CatWebServersIIS.html に変更します。
    5. クラス カテゴリを Web サーバに変更します。
    6. プレースホルダ ボリューム(名前: content。D:\ にマウント)を追加します。
    7. 外部インターフェースを削除します。
    8. シングルトンを右クリックし、[属性]を選択します。 インスタンス名を IIS03y に変更します。
    9. 端子を変更します。

端子名

方向

プロトコル

in

入力

http

db

出力

任意

fs

出力

cifs

log

出力

cifs

aux

出力

任意

net

出力

任意

mon

出力

cce

  1. ネットワーク端子をゲートウェイとしてマークします。
  2. 以下のプロパティを追加します。

名前

タイプ

デフォルト

制約

content_on_fs

文字列

off

有効な値: on|off

docs_dir

文字列

/

フィルタ ^/[a-zA-Z0-9\s/-_]*  

logs_enabled

文字列

off

有効な値: on|off

logs_base_dir

文字列

/

フィルタ ^/[a-zA-Z0-9\s/-_]*  

index_files

文字列

default.htm default.asp default.aspx index.html

フィルタ [a-zA-Z\.\s]*  

max_connections

integer

0

最小 = 0、最大 = 999999

idle_timeout_sec

integer

15

最小 = 1、最大 = 3600  

data_timeout_sec

integer

300

最小 = 1、最大 = 3600  

  1. リソースを設定します。

リソース

最小

IIS03W

IIS03S

IIS03E

IIS03DC

デフォルト

CPU

0.10

2

4

8

32

0.25

メモリ

256 M

2 G

4 G

64 G

64 G

512 M

帯域幅

1 M

2 G

2 G

2 G

2 G

250 M

  1. Web シェルから次のコマンドを実行して、シングルトンのブート ボリュームの状態を確認します。
    vol fscheck name_of_volume 
    
  2. IIS03y をカタログに移動します(system_ms を推奨します)。

    これで、IIS03y アプライアンスを CA AppLogic アプリケーションで使用する準備ができました。