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ネットワーク設定ファイル

アプライアンスの .net ファイルには、アプライアンスのネットワークの設定がテキスト形式で含まれます。この形式は、シェル スクリプトで簡単に解釈でき、アプライアンスのネットワーク サブシステムへの設定コマンドに変換できるように設計されています。 .net ファイル内の設定ステートメントのいくつかは、すべての最新 Linux distro で使用される ip ユーティリティのコマンド ライン形式と直接互換性があります。 ファイル形式は行ベースであり、各行はディレクティブ名とそれに続くパラメータから構成されます。

ncfg_vmname name

アプライアンスのインスタンス名を定義します。 これはコンポーネント名(たとえば main.WEB)と一致します。

ncfg_sshkey type base64data

3t ssh コマンドでアクセス可能にする場合は、アプライアンス アクセスの公開 SSH キーを定義し、アプライアンスによってインストールする必要があります。 対応する秘密鍵はコントローラが所有します。

ncfg_interface name mac-addr

CA AppLogic 端子用の設定定義でセクションを開始します。 以下の nt_* ディレクティブは、次の ncfg_interface ディレクティブまで、指定された端子に適用されます。

ncfg_alias addr name ...

IP アドレスに対して指定されたエイリアスを定義します。 これらはアプライアンスによってその /etc/hosts ファイル内に格納されるか、またはローカル名解決サービスに提供されます。 ACS は指定されたエイリアスを ABS の vol-fix と同じ方法で提供します。つまり、入力端子では、端子名はその IP アドレスに解決されます。 出力端子の場合、名前は端子のピア アドレスに解決されます。 接続されていない入力のエイリアスは 127.0.0.2(ループバック インターフェース)になります。 接続されていない出力のエイリアスは無効な IP アドレスになります(connect() および sendto() API が遅延なしで失敗する原因になります)。

nt_ip addr add laddr peer raddr

ピアツーピア端子接続を定義します。 ほとんどの端子には、このようなディレクティブが必ず 1 つのみあり、入力には複数ある場合があります。

nt_ip addr add addr/net

サブネット接続を定義します。 これはアプライアンスのデフォルト インターフェースにのみ与えられ、DHCP によって提供されるアドレスおよびネットマスクと一致します。

nt_ip route add default via addr

デフォルト ルートを定義します。 これは 'gateway' 出力端子にのみ指定されます。 アプライアンスはそのデフォルト ゲートウェイを特定のアドレスに設定し、そのネーム サーバもそのアドレスに設定する必要があります。

ncfg_sshkey

インストールする公開 SSH キー。