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グリッドに対する 3tcollect の実行

3tcollect は、BFC、グリッド コントローラ、およびグリッドを形成するサーバから、すべてのログおよび設定データを収集します。 出力は、トラブルシューティング目的のためにカスタマ サポートおよび CA AppLogic 開発に転送できる単一の .zip ファイルにまとめられます。

注: 3tcollect ユーティリティにアクセスできるのは、グリッド管理者のみです。 また、管理者は、グリッド全体にわたって正しく ssh キーを設定し、ssh クライアント上のキー転送を有効にする必要があります。

グリッド コントローラのログおよび設定データを収集し、.zip アーカイブにこのデータを格納するには、以下のコマンドを実行します。

[root@GC test]# ./3tcollect

注: グリッド コントローラの /usr/local/applogic/bin ディレクトリからのみこのコマンドを実行できます。 .zip ファイルは /tmp ディレクトリに格納されます。

BFC グリッド コントローラおよびその特定のグリッドのサーバのデータを収集し、.zip アーカイブにこのデータを格納するには、以下のコマンドを実行します。

[root@BFC5 bin]# ./3tcollect -g grid_name

注: 3tcollect は BFC の/opt/bfc/bin ディレクトリからのみ実行できます。

BFC 上の利用可能なグリッドのリストを表示するには、以下のコマンドを実行します。

[root@BFC5 bin]# ./3tcollect –l 

以下のコマンドがサポートされています。

3tcollect [--silent] [--timeout] [file] [upload]
3tcollect [--list]
silent

ユーティリティを実行する間、印刷処理とステータス情報の画面表示を停止します。

timeout

割り当てられたタイムアウト スパン内で完了する必要がある、リモート システム上で実行されるコマンドに固有の値です。

file

作成された.zip ファイルに指定されたファイル名を使用します。

デフォルト: 3tcollect_<grid name>.zip

upload

FTP 転送を使用して、指定されたホストに作成されたファイルをアップロードします。 アップロード文字列の形式は次のとおりです: ホスト: ポート、ユーザ、パスワード、フォルダ。 「フォルダ」値はオプションで、FTP サーバ上に存在するフォルダである必要があります。

list

グリッド名、グリッド コントローラ バックボーン IP アドレス、および状態をリスト表示します。