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Cisco UCS の設定要件

Cisco UCS システムに CA AppLogic をインストールする前に、以下の前提条件および設定要件を確認します。 ここでは、UCS システムがインストールされ機能していることを前提とします。 以下のプロセスでは、まず Cisco UCS ハードウェアの設定要件を満たし、次に BFC のインストール、およびインストール後のタスクを続行します。

前提条件

設定タスクを完了するには、以下が必要です。

• Cisco UCS システム
• Cisco UCS Manager、バージョン 1.3(1)
• 関連するサーバに対する適切な管理者権限

設定要件

注： UCS Manager 機能の使用の詳細については、「Cisco UCS Manager GUI Configuration Guide」のリリース 1.3（1） を参照してください。

• バックボーンと外部ネットワークを作成します。
  • AppLogic では、バックボーンおよびパブリックの 2 つの独立したネットワークが必要です。
  • これらのネットワークを作成するには、サービス プロファイル内で適切な ｖNIC に割り当てられた 1 つまたは 2 つの VLAN を使用します。 VLAN を 1 つまたは 2 つ使用する場合のいずれも、以下の制限を満たすよう設定する必要があります。
    • パブリック ネットワークには、グリッド上で実行されるアプリケーションで必要とされる外部接続が必要です。
    • バックボーン vNIC は、パブリック ネットワーク vNIC に直接通信することができません。
    • バックボーン ネットワークに割り当てられた ｖNIC が通信できるのは、このグリッド用の他のバックボーン vNIC、他のグリッド用のバックボーン vNIC、通常他のグリッドと共有されるこのグリッドの BFC のみです。
  • NIC/vHBA Placement Policies を割り当てまたは作成し、バックボーン ネットワーク用の vNIC がすべて同じファブリックに接続されるようにします。
• 電力/管理 ネットワークを設定します。

  UCS 要件に応じて電力ネットワークを設定します。 後ほど BFC でのサーバ検出に使用する IP アドレスをメモしておきます。

• ブート ポリシーの作成を作成します。

  Backbone Fabric Controller をインストールするか、またはサーバを BFC で検出する準備ができたら、“PXE then Local Disk” のブート ポリシーをサーバに割り当てます。 注意点

  • ユーザのブート ポリシー内の起動順序で、LAN （ネットワーク）がローカル ディスクの直後に来るようにしてください。
  • ブート ポリシーを作成したら、グリッドに含める予定のすべてのサーバに割り当てます。
• IPMI プロファイルを作成します。

  ユーザがこれより前の手順で電力/管理ネットワークを設定している場合、この手順が必要になります。 UCS IPMI プロファイルを作成し、ユーザ名とパスワードを指定し、役割として「管理者」を選択します。

  最後に、作成した Cisco UCS ポリシーをグリッド用に準備されたサーバのサービス プロファイルにすべて関連付けます。

• BFC インストール プロセスを開始できます。 以下のいずれかのインストール オプションを使用できます。
  • BFC をダウンロードし、既存の CentOS システムにインストールする
  • ベア メタル インストールを使用して、ISO イメージからインストールする
• インストール プロセスの完了後に、インストール後のセットアップ タスクを実行します。
• IPMI 認証情報を指定します。

  インストール後、以下の手順を行なって電力ネットワーク設定を指定します。

  • ［管理］ページの BFC タブでログイン認証情報を入力します。 バックアップ IPMI 認証オプションを使用して、UCS Manager で IPMI プロファイルを作成中に使用したものと同じ IPMI ユーザ名/パスワードを指定します。
  • あるいは、BFC によって検出されたサーバごとに、特定の IPMI ユーザ名とパスワードを割り当てることができます。 ［サーバ］ページで、作業するサーバをクリックします。 ［電力］タブで、サーバを選択し、［電力アクション］ドロップダウン メニューをクリックして［パスワードの設定］を選択します。 ユーザ ID とパスワードの認証情報を設定するように求められます。 サーバ固有の IPMI ユーザ名/パスワードが、UCS Manager 内の各サーバに関連付けられた IPMI プロファイルの認証情報と一致している必要がある点に注意してください。