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BFC のインストール

  1. SSH を使って root として BFC コントロール ノードにログインします。
  2. BFC インストーラの ISO を /tmp/BFC にコピーします。

    : ファイルを /opt/bfc にコピーしないでください。これは、BFC のデフォルトのインストール ディレクトリであり、インストール プロセス中に削除され再作成されるためです。

  3. BFC ISO をマウントします。
    mkdir -p /mnt/cdrom を実行します。
    mount -r -o loop /<path to bfcinstall.iso> /mnt/cdrom 
    

    (例: mount -r -o loop /tmp/BFC/bfcinstall.iso /mnt/cdrom)

  4. BFC インストーラを実行します。
    /mnt/cdrom/fcinstall.sh -x /<path to bfcext.iso> 
    

    (例: /mnt/cdrom/fcinstall.sh -x /tmp/BFC/bfcext.iso)

    デフォルト以外の場所に BFC をインストールするには、以下のコマンドを使用します。

    /mnt/cdrom/fcinstall.sh -x /<path to bfcext.iso> -t <non-default-location-path> 
    
  5. BFC の回復をデータベース レプリカから試行するかどうかを示します。

    BFC データベース回復プロンプト

    データベース レプリケーションでは、BFC データベースがレプリケートされる場所(ネットワーク ストレージ デバイス上、またはネットワークにマウントされたボリューム上を推奨)を指定できます。 BFC をリストアする必要がある場合(ハードウェア障害、災害などが原因で)、新しい BFC マシン上でインストール プログラムを実行し、レプリケートされたデータベースのディレクトリ場所を指定します。 これによって、レプリケートされたデータベースと共に新しい BFC がインストールされます。 新しい BFC がインストールされると、既存のグリッドを認識し、これまでどおり制御できるようになります。

    Y を選択した場合は、以下のパラメータに対する値を指定します。

    レプリケートされたデータベースの場所

    BFC データベースがレプリケートされる場所(ネットワーク ストレージ デバイス上、またはネットワークにマウントされたボリューム上を推奨)。

    注: レプリカ パスは bfcadmin アカウントによって書き込み可能である必要があります。 chown または chmod のコマンドを実行して、レプリカ パスへの必要なアクセスを提供することができます。 例:

    chown bfcadmin <replica path>
    chmod 777 <replica path>
    
    BFC 暗号化パスフレーズ

    レプリケートされたデータベースの暗号化に使用するパスフレーズ。

    BFC インストール データベース レプリケーション プロンプト

  6. BFC アプリケーションの admin アカウントのパスワードを示します。 パスワードは 6 文字から 20 文字までにする必要があり、空白を含めることはできません。
  7. バックボーン ネットワーク上のこのマシンの IP アドレスを示します。 マシンには、このアドレスで設定されたアクティブなインターフェースが備わっている必要があります。 グリッドを作成するには、用意するバックボーン ネットワークは 1 つだけである必要があります。 通常、バックボーン ネットワークのアドレスは 192.168.0.0/24 です。
  8. 外部ネットワーク上のこのマシンの IP アドレスを示します。 マシンには、このアドレスで設定されたアクティブなインターフェースが備わっている必要があります。 グリッドを作成するには、用意する外部ネットワークは 1 つ以上である必要があります。
  9. インストールが完了したら、「BFC インストールは正常に完了しました」という内容のメッセージが表示されます。
  10. BFC がインストールされ実行されている状態で、安全な Web ブラウザを使用して BFC サーバにアクセスします。 DNS 名または 10 進数アドレス(ドット区切り)のいずれかを指定します。 たとえば、「http://mygrid.company.com/」と入力します。

    ユーザ ID とパスワードを入力するよう求められます。 認証情報およびライセンス使用条件が承認されたら、BFC コンポーネントが動作していることになります。