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image2class: 仮想マシン イメージ インポート ユーティリティ - 操作
OVF 仮想マシンの CA AppLogic アプライアンスとしてのインポート
image2class ユーティリティでは、以下の手順を実行することによって、OVA パッケージされたアプライアンスから新しい CA AppLogic クラスを作成します。
- OVA パッケージのダイジェストとシグネチャが確認されます(存在する場合)。
- CA AppLogic アプライアンス クラスがシングルトンとして指定された場合(例: my_app:MYCLASS)、アプリケーションとシングルトンが作成されます。 そうでない場合は、シングルトンが含まれた一時アプリケーションが作成されます。
- OVA パッケージからのボリュームがシングルトン クラスに追加されます。 この時点では、ボリュームに対する変更は行われません。
- シングルトン クラス設定は以下のように変更されます。
- ボリュームは rw (インスタンス化可能)に設定されます。 .ovf 記述子内の 1 つ目のボリューム(boot_vol=<ID> パラメータによって指定されたボリューム)がブート ボリュームとしてマークされます。
- コンソールは ssh:22,text (CA AppLogic アプライアンスで最も一般的な設定)に設定されます。 これは、アプライアンスがデフォルト インターフェース経由の SSH アクセスを提供することを示しています。
- カテゴリは「image2class」に設定されます。
- CPU、メモリ、および帯域幅リソースが設定されます。 最小、最大、およびデフォルトのリソース割り当ては、すべて同じ値に設定されます。 指定された場合は、コマンド ライン パラメータの値が使用されます。 指定されない場合は、.ovf 記述子からの値が使用されます。 ovf 記述子内に値がなく、コマンド ライン パラメータとして値が指定されない場合は、以下の値が使用されます。
- CPU: 1.0
- メモリ: 512 M
- 帯域幅: 100 Mbps
- デフォルト ネットワーク インターフェースが追加されます。 --external_iface オプションが指定された場合は、外部インターフェースも追加されます。 追加の端子はクラス境界に作成されません。 OVF 記述子からのネットワーク設定は無視されます。
- OVF 記述子からのプロパティは CA AppLogic クラスに追加されます。 必要に応じて、プロパティ名が CA AppLogic 命名規則に準拠するよう変更されます(ip.address であれば、サポートされていない文字が置換され、ip_address となります)。
- 説明とドキュメント URL が、.ovf ファイル内の設定を使用して設定されます。
- --managed オプションが指定された場合は、hvm2pv ユーティリティが実行され、シングルトンが管理対象 CA AppLogic アプライアンス クラスに変換されます。 詳細については、hvm2pv リファレンスを参照してください。
- クラス オプションがカタログ クラスとして指定された場合(例: /user:MYCLASS)、シングルトンは指定されたカタログに移動され、通常の CA AppLogic アプライアンス クラスとして使用できます。
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