以下の図は、マスタ/マスタ レプリケーション シナリオで 4 台のサーバにデータベースがレプリケートされる Web アプリケーションでの MYSQLR64 アプライアンスの標準的な使い方を示しています。 この使用例では、アプリケーションは負荷分散用の操作中にすべての WEB および MYSQLR64 サーバを使用します。 また、WEB/MYSQLR64 インスタンスのうちの 1 つが失敗する場合、別の WEB/MYSQLR64 インスタンスを使用して、アプリケーションのダウンタイムを防ぐことができます(MYSQLR64 は、障害に対応しません)。
使用するアプライアンス:
クライアント リクエストは user ゲートウェイ上に着信します。 ゲートウェイは Web ロード バランサにリクエストを転送し、Web ロード バランサは web1、web2、web3 および web4 のいずれかの Web サーバにリクエストを伝えます。 Web サーバはそれぞれそれ自身のデータベース アプライアンスを使用します。 データベース アプライアンスはすべて Web サーバがデータベースに実行する更新をレプリケートするために循環的に接続されます。 したがって、たとえば db1 への更新は db2、db3 および db4 にレプリケートされます。 重複したエントリが発生しないように、MYSQLR64 アプライアンスはそれぞれ、auto_increment 列にオフセット(server_id と同じ)を使用します。
db1、db2、db3、db4 への Web アクセスはポート 8080、8081、8082 および 8083 上の admin ゲートウェイ経由で利用可能です。
db1、db2、web1 および web2 アプライアンスはログによってエクスポーズされた共有のルート ディレクトリ内にログ ファイルを格納するように設定されています。 さらに、管理者は admin ゲートウェイを介してログ ファイルを表示することができます。
プロパティ設定の例(リストに表示されていないプロパティはデフォルト値のままにしてください):
db1
プロパティ名 |
値 |
注 |
auto_create |
1 |
ボリュームが空の場合は、データベースを作成します。 |
error_log_filename |
db1.error |
logs データ ボリューム上に格納されるエラー ログ ファイルの名前。 |
error_log_level |
error |
エラー ログ レベル |
server_id |
1 |
マスタ サーバ 1 |
rpl_mode |
master_and_slave |
マスタとスレーブ |
db2
プロパティ名 |
値 |
注 |
auto_create |
1 |
ボリュームが空の場合は、データベースを作成します。 |
error_log_filename |
db2.error |
logs データ ボリューム上に格納されるエラー ログ ファイルの名前。 |
error_log_level |
error |
エラー ログ レベル |
server_id |
2 |
マスタ サーバ 2 |
rpl_mode |
master_and_slave |
マスタとスレーブ |
db3
プロパティ名 |
値 |
注 |
auto_create |
1 |
ボリュームが空の場合は、データベースを作成します。 |
error_log_filename |
db3.error |
logs データ ボリューム上に格納されるエラー ログ ファイルの名前。 |
error_log_level |
error |
エラー ログ レベル |
server_id |
3 のインストール |
マスタ サーバ 3 |
rpl_mode |
master_and_slave |
マスタとスレーブ |
db4
プロパティ名 |
値 |
注 |
auto_create |
1 |
ボリュームが空の場合は、データベースを作成します。 |
error_log_filename |
db4.error |
logs データ ボリューム上に格納されるエラー ログ ファイルの名前。 |
error_log_level |
error |
エラー ログ レベル |
server_id |
4 |
マスタ サーバ 4 |
rpl_mode |
master_and_slave |
マスタとスレーブ |
注:
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