共通コンポーネント用のデータベースを移行するには、以下の手順に従います。
次の手順に従ってください:
このディレクトリには、この移行パスに適用可能な以下の ZIP ファイルが含まれます。
重要: CA Strong Authentication が 8.0 にアップグレードされている場合、または現在の CA Strong Authentication のバージョンが 7.x である場合、または現在の CA Risk Authentication のバージョンが 3.x である場合は、手順 2 ~ 11 を無視します。
注: いずれかの既存ファイルを上書きするようにプロンプトが表示された場合は、[Yes]をクリックします。
$ARCOT_HOME/tools/common/upgrade/
$ARCOT_HOME/tools/common/upgrade/lib ディレクトリに JAR をコピーします。
$ARCOT_HOME/tools/common/upgrade/
java [JVM_Options] -jar arcot-common-upgrade-framework.jar [--log-file <log-file-name>] [--log-level <log-level>][--commit-batch-size <batch_size>] [--product-name common] [--prompt][--mst]
以下の表に、この JAR ファイルでサポートされているオプションの説明を示します。
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オプション |
説明 |
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JVM-Options |
以下の JVM オプションは、LDAP 組織が設定されている場合のみ必要です。
-Dcom.arcot.ldap.migration.timeout=<duration>: LDAP 組織の移行では、LDAP サーバからすべてのユーザを取得し、CA Risk Authentication データベースに移行します。 このパラメータは、LDAP サーバからすべてのユーザを取得するための最大時間(分単位)を設定します。この時間を超えると、LDAP 組織の移行は失敗としてマークされます。 100,000 人のユーザの LDAP 移行のタイムアウトは、約 240 分(4 時間)です。 ただし、タイムアウト値は、使用しているハードウェア構成のタイプによって異なります。 このパラメータのデフォルト値は 240 分です。 注: Java コマンド実行可能ファイルが、この手順で識別された JAVA_HOME に属することを確認します。 7.JAVA_HOME が設定されない場合は、$JAVA_HOME/sbin を含むように PATH 環境変数を変更します。 |
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log-file |
ログ ファイルへのパスを指定します。
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log-level |
ログ レベルを指定します。 値を指定しない場合、アップグレード ログ レベルは INFO に設定されます。 |
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commit-batch-size |
COMMIT ステートメントが発行される前に、データベースに発行されるトランザクションの数を指定します。 |
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product-name |
アップグレードが実行される製品の名前を指定します。 製品名を指定しないと、製品名は共通であると見なされます。 以下の値が使用可能です。
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prompt |
アップグレード プロセスの各段階の正常完了後に、先に進むかどうかを確認するためのプロンプトを表示します。 アップグレード プロセスで、以下の段階が実行されます。
このオプションでは、後でアップグレード ツールを実行して、停止した場所から続行することを選択できます。 このオプションを指定しない場合、アップグレード ツールは、アップグレード プロセスが完了するまでプロンプトを表示せずに実行されます。 |
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mst |
Monitoring Sleep Time (スリープ時間のモニタ)を意味します。 このオプションを指定すると、アップグレード ツールは、指定した期間(分単位)スリープした後にアップグレード中の進捗状況を示す診断メッセージを出力します。デフォルト値は 2 分です。 |
注: リリース 1.0.x からアップグレードする場合は、$ARCOT_HOME/logs/arcot_common_upgrade.log ファイル内で以下の行を確認します。
Upgrade for common from version 1.0.x to version 2.0 run successfully.
ログ内にこの行が存在する場合、データベースが正常にアップグレードされたことが確認されます。
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