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odbc.ini ファイルの更新

odbc.ini ファイルには接続パラメータが含まれます。 Oracle RAC の場合、Oracle RAC インストールに関連する値を odbc.ini ファイルに指定する必要があります。

以下の手順に従います。

1. CA Strong Authentication をインストールしたシステムで *.ora ファイルを作成します。 たとえば、/var/opt/tns.ora です。
2. ファイルに以下の行を入力します。

   section_name =
     (DESCRIPTION =
       (ADDRESS_LIST =
         (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = host_name_or_IP_address)(PORT = 1521))
       )
       (CONNECT_DATA =
         (SERVICE_NAME = service_name)
       )
     )
   

   例：

   fwdincrac =
     (DESCRIPTION =
       (ADDRESS_LIST =
         (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = 172.30.250.18)(PORT = 1521))
       )
       (CONNECT_DATA =
         (SERVICE_NAME = forwardinc)
       )
     )
   

   注： Oracle RAC が設定されたクライアントである場合は、すべてのノードをこの形式で含めます。

3. ファイルを保存します。
4. ARCOT_HOME/odbc32v60wf/odbc.ini ファイルをテキスト エディタで開きます。
5. 必要な DSN セクションについて、以下のパラメータが含まれる行をコメントアウトします。
   • HostName
   • PortNumber
   • SID

   例：

   #HostName=172.30.251.251
   #PortNumber=1521
   #SID=an
   

6. 以下のパラメータを追加します。

   TNSNamesFile=ARCOT_HOME/ora_file_name
   ServerName=section_name
   

   例：

   TNSNamesFile=/var/opt/tns.ora
   ServerName=fwdincrac
   

7. ファイルを保存して閉じます。