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アップグレード前のタスクの実行
このセクションでは、アップグレード前に実行する手順について説明します。
重要: CA Strong Authentication が分散システムに展開されている場合は、CA Strong Authentication サーバがインストールされているシステムでアップグレードを実行します。
次の手順に従ってください:
- 以下のサーバをシャットダウンします。
- CA Strong Authentication サーバ
- CA Advanced Authentication およびユーザ データ サービスが展開されているアプリケーション サーバ。
- システムに JDK がインストールされていることを確認します。 JDK のバージョンについては、「プラットフォーム サポート マトリックス」を参照してください。
- アップグレード プロセスの間、データベースが利用可能であることを確認します。
- アップグレードを実行するデータベースでレプリケーションが設定されていないことを確認します。 アップグレードの前にデータベース レプリケーションを無効にします。
- 新しいディレクトリに既存の ARCOT_HOME ディレクトリの内容をコピーします。
注: ここでは、ARCOT_HOME は、既存の CA Strong Authentication のインストールで作成されたディレクトリ構造全体を含むベース ディレクトリを指します。 通常、リリース 6.0 より前のリリースでは、ARCOT_HOME は <install_location>\Common Files\Arcot Shared\ を指します。 リリース 6.x 以降は、ARCOT_HOME は <install location>\Arcot Systems を指します。
新しいディレクトリに %ARCOT_HOME% のすべての内容をコピーします。 このディレクトリは ARCOT_HOME_BACKUP として参照されます。
- テキスト エディタで %ARCOT_HOME%\conf\arcotcommon.ini ファイルを開き、以下の手順に従います。
- プライマリ データベースの詳細が正しいことを確認します。 アップグレード ツールは、このファイルに設定されているデータベースを使用します。
- バックアップ データベースを設定している場合は、以下のプロパティがある行をコメントアウトして、バックアップ データベースを無効にします。 これらのプロパティは、arcotcommon.ini ファイルの arcot\db\backupdb セクションにあります。
- URL.1
- AppServerConnectionPoolName.1
- Username.1
- 現在のバージョンが 6.2.9 である場合は、arcotcommon.ini ファイルに以下のセクションを含めます。
- [arcot/crypto/device]
- HSMDevice=S/W
- arcotcommon.ini ファイルを保存して閉じます。
- IBM DB2 でリリース 6.0 からアップグレードする場合は、SYSTEM TEMPORARY テーブルスペースのページ サイズを 16K 以上に設定します。 詳細については、データベース ベンダーのドキュメントを参照してください。
- CA Strong Authentication スキーマを含むデータベースをバックアップします。
- DBA に相談して、データベース ボリューム要件に応じてデータベースを設定します。
- CA Strong Authentication をアップグレードするための十分なデータベース権限があることを確認します。
- 以前のリリースから LDAP リポジトリにユーザの詳細を保存している場合は、LDAP サーバがアップグレード プロセスの間、利用可能であることを確認します。
- %ARCOT_HOME% 環境変数が、CA Strong Authentication がインストールされているディレクトリに設定されていることを確認します。
- この CA Strong Authentication インストールにプラグインを登録している場合は、CA Strong Authentication スタートアップ ログを保存します。 このファイルは %ARCOT_HOME%\logs\ ディレクトリにあり、プラグインの詳細が含まれています。 アップグレード後、プラグインを再コンパイルします。
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