このセクションでは、サンプル アプリケーションをリスク評価操作に使用する方法について説明します。 サンプル アプリケーションでの各操作は、CA Risk Authentication がインストールされ、機能していれば、エラーなく実行されるように設計されています。
サンプル アプリケーションでは、CA Risk Authentication サーバが実行できる以下の操作について、その例を示します。
初めてのユーザのリスク評価および後評価の実行
次の手順に従ってください:
http://<host>:<appserver_port>/CA Risk Authentication-8.0-sample-application/index.jsp
このページには、リスク スコアおよび関連付けられているリスク アドバイスが表示され、指定した組織用に設定されたルールがリスト表示されます。 初めてのユーザの場合、結果は ALERT になります。
アプリケーションは後評価を通じて、現在のユーザやユーザが使用しているデバイスに関するフィードバックを CA Risk Authentication サーバに提供します。 CA Risk Authentication では、このフィードバックに基づいて、ユーザ属性やデバイス属性、ユーザとデバイスの関連付けを更新し、その後ユーザのトランザクションに伴うリスクを適宜評価します。
ユーザの作成
次の手順に従ってください:
http://<host>:<appserver_port>/arcotadmin/adminlogin.htm
指定したユーザがデータベースに追加されると、「ユーザを正常に作成しました」というメッセージが表示されます。
既知のユーザのリスク評価および後評価の実行
次の手順に従ってください:
リスク アドバイスは通常 INCREASEAUTH です。
手順 1 ~手順 5 を繰り返せば、[Risk Evaluation Results]ページのリスク アドバイスは ALLOW に変わります。
デフォルト プロファイルの編集およびリスク評価の実行
サンプル アプリケーションを使用して、使用しているコンピュータの DeviceDNA、IP アドレス、およびデバイス ID を変更して、さまざまな状況をシミュレートできます。 ユーザのデフォルト プロファイルを編集するには、次の手順に従ってください:
注: コンポーネント間の安全な通信を確保するために、SSL (Secure Socket Layer)トランスポート モードをサポートするよう設定できます。 詳細については、「CA Risk Authentication 管理ガイド」の「SSL の設定」を参照してください。
重要: これらのインストール後のタスクを完了したら、「CA Risk Authentication SDK および Web サービスの設定」の説明に従って、SDK および Web サービスの設定を行います。
CA Risk Authentication のインストールおよびセットアップ情報を使用して以下のチェックリストに記入します。 各種管理タスクを実行する際に、これらの情報が役立ちます。
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情報 |
入力例 |
記入欄 |
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ARCOT_HOME |
C:\Program Files\Arcot Systems |
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システム情報 |
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ホスト名 |
my-bank |
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User Name |
管理者 |
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Password |
password1234! |
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設定済みのコンポーネント
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CA Risk Authentication サーバ 管理コンソール ユーザ データ サービス |
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管理コンソール情報 |
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ホスト名 |
localhost |
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ポート |
8080 |
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マスタ管理者パスワード |
mypassword1234! |
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ユーザ データ サービス情報 |
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ホスト名 |
localhost |
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ポート |
8080 |
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アプリケーション コンテキスト ルート |
arcotuds |
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