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単一システムへの展開

単一システム展開では、CA Risk Authentication のすべてのコンポーネントとユーザがログインするアプリケーションを、単一のシステムにインストールします。 データベースは、CA Risk Authentication がインストールされているのと同じシステム上、または異なるシステム上のどちらにあってもかまいません。

単一システム展開では Java SDK と Web サービスの両方を使用することができます。 これらのコンポーネントの事前インストール ソフトウェアは同じです。 単一システム展開を実行する最も単純な方法は、CA Risk Authentication インストーラの実行中に Complete インストール オプションを選択することです。

単一システムへの展開を実行する場合は、以下の手順を実行します。

  1. CA Risk Authentication サーバが配置されているシステムにデータベース サーバをインストールします。

    別のシステム上にある既存のデータベースを使用できます。

  2. サンプル アプリケーションを使用するか、独自の Web アプリケーションを作成します。

    重要: サンプル アプリケーションを運用環境で使用しないでください。 サンプル アプリケーションのコードを参考にして、独自の Web アプリケーションを作成してください。

  3. Java SDK または Web サービスを使用して、ご使用の Web アプリケーションと統合します。

Java SDK

以下の図は、単一システムに展開された CA Risk Authentication サーバおよび Java SDK を示しています。

Java SDK - 単一システム

注: アプリケーション サーバの HTML ページを配信するための Web サーバの使用はオプションであり、CA Risk Authentication に対して透過的です。 運用展開では、アプリケーション サーバのパフォーマンスとセキュリティを高めるため、通常はこの方法が使用されます。 詳細については、アプリケーション サーバのドキュメントを参照してください。

Web サービス

以下の図は、単一システム上の CA Risk Authentication サーバおよび Web サービスを示しています。

注: すべての Web サービスは CA Risk Authentication サーバ モジュール自体に組み込まれているので、CA Risk Authentication サーバをターゲット システムにインストールし、必要なクライアント スタブを生成します。 追加設定は必要ありません。