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サンプル アプリケーションのコンポーネント

サンプル アプリケーションは以下で構成されています。

これらのサンプル アプリケーション コンポーネントはモデル ビュー コントローラ(MVC)フレームワークに編成されています。これにより、アプリケーションのユーザ インターフェースは下層のビジネス ロジックから分離されています。 その結果、アプリケーションのユーザ インターフェースとビジネス ルールのどちらか、または両方を、もう一方に影響することなく容易に変更できます。

以下の図は、サンプル アプリケーションのコンポーネント間のやり取り(ユーザがアプリケーションによって正常に認証された)を示しています。

上記の図に示されているように、サンプル アプリケーションの各種コンポーネント間の情報フローは、以下のとおりです。

  1. ユーザはブラウザ ウィンドウを使用して、トランザクションを開始します。

    注: この手順では、アプリケーションによって認証された後に、エンド ユーザがすでに正常にログインしていると仮定します。

  2. サーブレットはリクエストを処理し、対応するヘルパー関数を呼び出すことにより、必要な RiskMinder SDK を呼び出すことができるようにします。
  3. ヘルパー関数は、適切な API を呼び出して、前の手順でサーブレットによって転送された入力データを渡すことにより、RiskMinder サーバと対話します。
  4. RiskMinder サーバは入力データを評価し、リスク スコアおよびアドバイスを返します。 いずれの場合にも、関連するタイプのオブジェクトが返されます。

    評価が失敗した場合、例外が生成されます。

  5. ヘルパー関数は、対応するサーブレットに対するレスポンスと共に RiskMinder SDK によって作成されたオブジェクトを返します。

    失敗の場合には、ヘルパー関数が例外をすべてキャッチし、意味のあるエラー メッセージを表示します。

  6. サーブレットは、ヘルパー関数からレスポンスを受信し、リクエスト属性に対応する値を設定し、それを JSP へ転送します。
  7. JSP はサーブレットによって設定されたリクエスト属性を解析し、HTTP レスポンスを生成して、それをブラウザへ転送します。

    その後、このレスポンスはユーザに表示されます。