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Adapter ファイル システム構造

Adapter は、以下の表に示されているディレクトリおよびファイルにインストールされます。

重要: 以下の表で説明されているディレクトリおよびファイル以外にも、Arcot Systems ディレクトリに adapterkey および arcotkey ファイルがあります。 これらのファイルは、以前にインストールされていた CA 製品を検出するために、インストーラによって使用されます。 これらのファイルが削除されると、インストーラは CA 製品が以前にインストールされていたかどうかを検出できなくなります。 そのため、新しいインストールで任意のインストール ディレクトリを指定できるようになり、複数の CA 製品で同じインストール ディレクトリを使用することが保証されなくなります。 その場合、製品が期待どおりに動作しない可能性があります。 ただし、これらのファイルはパッチおよびアップグレードには影響を及ぼしません。

[Component]

場所

ファイル

Authentication Flow Manager

 

<installation_dir>\
adapterAFM

WAR ファイルが含まれ、以下のサブディレクトリがあります。

  • certs
    AFM が必要とするキーストアおよびトラストストアのファイルが置かれています。

    注: これらのキーストアおよびトラストストアのファイルは、テスト用としてパッケージにバンドルされています。 これらのファイルを使用して、AFM と State Manager の間の双方向 SSL 通信を有効にできます。

<installation_dir>\
docs

AFM Java ドキュメントが含まれています。

State Manager

<installation_dir>\
adapterStateManager

以下のサブディレクトリがあります。

  • certs
    State Manager が必要とするキーストアおよびトラストストアのファイルが置かれています。

    注: これらのキーストアおよびトラストストアのファイルは、テスト用としてパッケージにバンドルされています。 これらのファイルを使用して、State Manager、認証 Shim、および AFM の間の双方向 SSL 通信を有効にできます。

  • mssql
    State Manager の、MS SQL Server 用の WAR ファイルおよび JDBC ドライバが格納されています。
  • mysql
    State Manager の WAR ファイルが格納されています。
  • oracle
    State Manager の、Oracle Database サーバ用の WAR ファイルおよび JDBC ドライバが格納されています。

<installation_dir>\
dbscripts

サポートされているデータベースで State Manager スキーマを作成するために必要な SQL スクリプトが含まれています。

以下のサブディレクトリがあります。

  • mssql
    MS SQL Server でデータベース スキーマを作成およびドロップするための SQL スクリプトが格納されています。
  • mysql
    MySQL でデータベース スキーマを作成およびドロップするための SQL スクリプトが格納されています。
  • oracle
    Oracle Database サーバでデータベース スキーマを作成およびドロップするための SQL スクリプトが格納されています。

AFM ウィザード

<installation_dir>\AFMWizard

AFM ウィザードで必要な ArcotAFMWizard.war ファイルが含まれています。

認証 Shim

(SiteMinder 統合に適用可能)

<installation_dir>\
adapterSiteMinder\
certs

デフォルト ルート CA 証明書、クライアント証明書、および .PEM 形式のクライアント キー ファイルが含まれています。

注: これらの証明書は、テスト用としてパッケージにバンドルされています。 これらのファイルを使用して、認証 Shim と State Manager の間の双方向 SSL 通信を有効にできます。

<installation_dir>\
adapterSiteMinder\lib

以下のファイルが含まれます。

  • ArcotLog2FileSC.dll: ログ ライブラリ ファイル
  • ArcotSiteMinderAdapter.dll:認証 Shim ライブラリ ファイル
  • vcredist_x86.exe: Microsoft の再頒布可能パッケージ

<installation_dir>\
conf

認証 Shim 設定パラメータを指定する adaptershim.ini が含まれています。

FCC ページ

(SiteMinder 統合に適用可能)

<installation_dir>\
adapterSiteMinder\
fcc

FCC ページが含まれ、以下のサブディレクトリがあります。

  • css
    arcot-enrollment.css というスタイル シート ファイルが格納されています。
  • フォント
    FCC ページで使用されるフォントが格納されています。
  • 画像
    FCC ページによって使用されるロゴおよびその他の画像ファイルが格納されています。
  • js
    ArcotAdapterIntegration.js という JavaScript ファイルが格納されています。

fcc ディレクトリには以下のファイルが含まれています。

  • shim.fcc
    このページは、ユーザを認証するためにユーザ名および LDAP パスワードを入力として受け入れます。 この FCC ページは 1 ページ ログイン シナリオで使用されます。
  • shim2.fcc
    このページはユーザ名を受け入れ、そのユーザ名はその後の処理に使用されます。 この FCC ページは 2 ページ ログイン シナリオで使用されます。 これらのシナリオでは、LDAP パスワードは shimfinal2.fcc ページで収集されます。 また、認証 Shim で認証、リスク評価、またはその両方が実行される場合に、このページはユーザ名を収集します。
  • shimerror.fcc
    このページは、認証時にエラーが発生した場合に表示されます。
  • shimfinal.fcc
    このページは、認証ワークフローに基づいた認証、リスク評価、またはその両方の後に、AFM がユーザをポリシー サーバにリダイレクトするために使用されます。
  • shimfinal2.fcc
    このページは、認証用にユーザの LDAP パスワードを収集します。 SiteMinder 認証がリスク評価の後に実行される 2 ページ ログイン シナリオで使用されます。

 

 

  • shimunknownuser.fcc
    このページは、リダイレクトの結果ではなく、FCC ページに直接アクセスした場合に表示されます。
  • shimerror.unauth.html
    このページは、ユーザが正しくない認証情報を入力し、SiteMinder で許容されているログイン試行の最大回数を超えた場合に表示されます。

サンプル アプリケーション

<installation_dir>\sampleApplications

以下のサンプル アプリケーション WAR ファイルが含まれています。

  • bankapp.war
  • insuranceapp.war
  • samlsampleapp.war
  • customapp.war

共通のファイルおよびディレクトリ

<installation_dir>\
ext-license

Adapter で使用されるサードパーティ ソフトウェア ライセンスが含まれています。

<installation_dir>\
logs

ログ ファイルが含まれています。

以下のサブディレクトリも含まれています。

  • バックアップ
    認証 Shim のロールオーバーされたログ ファイルが格納されています。

<installation_dir>\
Uninstall Arcot Adapter 2.2.9

Adapter のアンインストールに必要なファイルが含まれています。