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セキュリティの考慮事項

このセクションでは、システムにインストールされている ArcotID OTP デスクトップ クライアントを使用してユーザが外部プログラムを呼び出すときに考慮する必要があるセキュリティ上の項目を示します。

• ユーザのシステムであらかじめ定義されている外部プログラムのみを呼び出すことができます。 ユーザが ArcotID OTP デスクトップ クライアントを使用して任意のコマンドまたはプログラムを呼び出すことは望ましくありません。
• デフォルトでは、ArcotID OTP デスクトップ クライアントはどの外部プログラムも許可しません。 外部プログラムを使用できるようにするには、外部プログラムを設定ファイルに追加する必要があります。
• ArcotID OTP デスクトップ クライアントは、特定の場所に格納されているスクリプトを呼び出す必要があります。 ユーザのシステムの任意の場所にあるスクリプト ファイルを呼び出すことはできません。
• スクリプト ファイルは、スクリプトを実行できるドメインのリストと関連付ける必要があります。 たとえば、VPN.BAT スクリプト ファイルが www.acme.com ドメインと関連付けられている場合、www.acme.com ドメインからロードされた Web ページのみが VPN.BAT スクリプトを呼び出すことができます。
• 必要に応じて、外部プログラムを実行するかどうかを確認するようにユーザに求めます。
• （Microsoft Windows Vista 以降のバージョンのみ） Internet Explorer を使用して外部プログラムを実行する場合、外部プログラムは低整合性モードで実行されます。 そのため、外部プログラムを通常の中整合性モードで実行できるようにブローカ メカニズムが使用されます。

  詳細については、http://msdn.microsoft.com/en-us/library/bb250462%28v=vs.85%29.aspx を参照してください。