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デバイス ロック

デバイス ロック機能により、ArcotID PKI を特定のマシンにロックできます。その結果、ArcotID PKI が別のマシンにコピーされたとしても、その ArcotID PKI は使用できません。

この機能は、2 つのコンポーネントで作成されたパスワードを使用して、ArcotID PKI を隠蔽(保護)することにより動作します。

  1. ArcotID PKI が発行されたときにユーザによって選択されたパスワード。
  2. 新しいマシン PIN (クライアント マシンのハードウェア特性から取得された一意のマシン固有の情報から生成されます)。

デバイス ロックが有効な場合、ArcotID PKI は、ユーザ パスワードで 1 回とマシン PIN で 1 回の合計 2 回暗号的に隠蔽されます。

デバイス ロックは、ArcotID PKI がユーザのマシンにダウンロードされるときに実行されます。 ArcotID PKI がユーザのマシンにロックされた後、別のマシンに ArcotID PKI をコピーしても、その ArcotID PKI は使用できません。

通常、デバイス ロックが有効な場合、サーバは ArcotID PKI のローミングを有効にしないため、ユーザは別のマシンに ArcotID PKI をダウンロードできません。 サーバでのローミングとデバイス ロックを両方とも有効にするには、ArcotID PKI がダウンロードされるマシンごとに ArcotID PKI をデバイス ロックします。