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State Manager プロパティ ファイル

State Manager プロパティを手動で設定するには、以下の手順に従います。

  1. State Manager をインストールしたシステム上の以下のディレクトリに移動します。
    AFM_HOME\conf\afm\
    
  2. テキスト エディタで arcotsm.properties ファイルを開きます。

    以下の表で説明されているように、プロパティ ファイルには RiskMinder パラメータが含まれます。

パラメータ

必須/

オプション

使用元

説明

RiskFortHOST.1

 

RiskFortHOST.2

Required

 

オプション

SiteMinder

RiskMinder サーバの IP アドレスまたは完全修飾識別名(FQDN)を指定します。

RiskFortPORT.1

 

RiskFortPORT.2

Required

 

オプション

SiteMinder

RiskMinder サーバが受信リクエストをリスンするポートを指定します。

デフォルト値: 7680

RiskFortTRANSPORT_TYPE

オプション

SiteMinder

RiskMinder サーバのプロトコルを指定します。

注: State Manager と RiskMinder の間の通信は SSL を使用して行うことを強くお勧めします。 RiskMinder で SSL を設定する方法の詳細については、「CA RiskMinder インストールおよび展開ガイド」を参照してください。

デフォルト値: TCP

RiskFortCA_CERT_
FILE

オプション、

RiskFortTRANSPORT_TYPE=SSL の場合のみ必須

SiteMinder

RiskMinder サーバの認証局(CA)証明書ファイルの完全パスを指定します。 このファイルは .PEM 形式である必要があります

RiskFortCLIENT_P12_FILE

オプション、

RiskFortTRANSPORT_TYPE=SSL の場合のみ必須

SiteMinder

RiskMinder サーバと通信するクライアントのキーおよび証明書が含まれる PKCS 12 ファイルのパスを指定します。 これは、RiskMinder クライアントと RiskMinder サーバの間の双方向 SSL を確立します。

RiskFortCLIENT_P12_PASSWORD

オプション、

RiskFortTRANSPORT_TYPE=SSL の場合のみ必須

SiteMinder

RiskFortCLIENT_P12_FILE パラメータで指定した PKCS 12 ファイルのパスワードを指定します。

RiskFortCONNECTION_TIMEOUT

オプション

SiteMinder

RiskMinder サーバが接続不能と判断されるまでの時間(ミリ秒単位)を指定します。

デフォルト値: 30000 (30 秒)

RiskFortREAD_TIMEOUT

オプション

SiteMinder

RiskMinder サーバからのレスポンスに許容される最大時間(ミリ秒単位)を指定します。

デフォルト値: 30000 (30 秒)

RiskFortCONNECTION_RETRIES

オプション

SiteMinder

RiskMinder サーバに接続するために許可する再試行の最大回数を指定します。

デフォルト値: 3

RiskFortUSE_CONNECTION_POOLING

オプション

SiteMinder

RiskMinder サーバとの接続プールを有効または無効にするのかを指定します。

以下の値が使用可能です。

  • 1: 有効
  • 0: 無効

デフォルト値: 1

RiskFortMAX_ACTIVE

オプション

SiteMinder

State Manager と RiskMinder サーバの間の最大接続数を指定します。 接続数はこの値を超えるべきではありません。

デフォルト値: 32

RiskFortTIME_BETWEEN_CONNECTION_EVICTION

オプション

SiteMinder

アイドル状態の RiskMinder サーバ接続を確認および削除するために接続エビクション スレッドが実行されるまでの時間(ミリ秒単位)を指定します。

デフォルト値: 900000 (90 秒)

RiskFortIDLE_TIME_OF_CONNECTION

オプション

SiteMinder

アイドル状態の RiskMinder サーバ接続が閉じられるまでの時間(ミリ秒単位)を指定します。

デフォルト値: 1800000 (3 分)

RiskFortWHEN_EXHAUSTED_ACTION

オプション

SiteMinder

サポートされている最大接続数が使い果たされた場合の動作を指定します。

デフォルト値: BLOCK

以下の表では、トークン関連のパラメータについて説明します。

パラメータ

必須/

オプション

使用元

説明

TokenMaxInactivitySeconds

オプション

SAML

SiteMinder

操作がトークンに対して実行された後にそのトークンがアイドル状態になることができる時間(秒単位)を指定します。 この期間にトークンに対するアクションがない場合、そのトークンは使用できなくなります。

デフォルト値: 900 (15 分)

TokenMaxLifetimeSeconds

オプション

SAML

SiteMinder

トークンの生成後にトークンにアクセス可能な最大時間(秒単位)を指定します。

デフォルト値: 900 (15 分)

TokenCleanupIntervalSeconds

オプション

SAML

SiteMinder

期限切れトークンを確認してデータベースから削除する頻度(秒単位)を指定します。

デフォルト値: 30

TSMClass

オプション

SAML

SiteMinder

State Manager に対して使用するストレージ メカニズムのタイプを実装するクラスを指定します。 デフォルトでは、State Manager は JDBC データベースを使用します。

デフォルト値: com.arcot.integrations.toksvr.server.tsmimpl.iBatisTSMImpl

以下の表では、データベース接続パラメータについて説明します。

パラメータ

必須/

オプション

使用元

説明

DbType

Required

SAML

SiteMinder

すべてのデータベース接続に利用可能なデータベースのタイプを指定します。 このパラメータの値は、mssqlserver、mysql、または oracle に設定します。

 

AutoRevert

オプション

SAML

SiteMinder

フェールオーバの発生後にシステムがプライマリ データベースへの再接続を試みるかどうかを指定します。 バックアップ データベースを設定している場合、およびサーバがバックアップ データベースに切り替えた後にプライマリ データベースに再接続するように設定する場合は、AutoRevert=1 を設定します。

デフォルト値: 1

AppServerConnectionPoolName.n

Required

SAML

SiteMinder

アプリケーション サーバのデータベース接続プーリングが使用されている場合、接続プール オブジェクトを検索するために使用する JNDI 名を指定します。 この JNDI 名によるプールは、含まれるアプリケーション サーバ内に作成する必要があります。また、State Manager に対して、接続プールを使用するための十分な権限を与える必要があります。

たとえば、Apache Tomcat では、このプロパティを以下のように設定します。

AppServerConnectionPoolName.1=
java:comp/env/jdbc/ArcotStateManagerDataSource1

Apache 以外のアプリケーション サーバについては、JNDI 名だけ指定します。 例: AppServerConnectionPoolName.1=
jdbc/ArcotStateManagerDataSource1

アプリケーション サーバ接続プールが必要でない場合は、この設定を空白のままにします。

  1. State Manager とその他のコンポーネントの間に保護された通信を適用するには、RequireSecureConnection パラメータが true に設定されていることを確認します。これはデフォルト値です。