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ログイン前のリスク評価ワークフロー

ユーザがオンライン アプリケーションにアクセスする場合、このワークフローの実装によりユーザがログインする前であっても、ユーザの潜在的なリスクを評価できます。 このワークフローでは、リスク評価の基準として、デバイス ID と場所情報(IP アドレス、Device ID、DeviceDNA など)に関連する入力情報、およびユーザ固有の情報を必要としないルールのみを使用します。

ユーザがオンライン アプリケーションにログインする前に RiskMinder のリスク分析機能が呼び出された場合、リスク評価ワークフローは以下のようになります。

  1. ユーザがオンライン アプリケーションにアクセスします。

    ユーザがオンライン アプリケーションにアクセスしたとき、ログイン前であっても潜在的リスクについてユーザを評価できます。

  2. アプリケーションは、RiskMinder に必要な情報を収集します。

    この段階で、アプリケーションは、リスクの分析のために RiskMinder によって使用される情報をユーザのシステムから収集します。

  3. アプリケーションは RiskMinder の evaluateRisk() 関数を呼び出します。

    この段階で、アプリケーションは riskfortAPI の evaluateRisk() 関数を呼び出す必要があります。 この呼び出しでは、前の手順で収集した情報をすべて RiskMinder に渡す必要があります。

  4. RiskMinder は、ユーザのリスク分析を実行します。

    RiskMinder は、渡されたユーザの入力情報および設定されたルールに基づいて適切なリスク スコアおよびアドバイスを生成します。

  5. アプリケーションはユーザを検証します。

    RiskMinder のアドバイスに基づいて、アプリケーションは、ユーザのログイン プロセスの続行を許可するか、またはシステムへのアクセスを拒否することができます。

    以下の図は、ログイン前のリスク評価ワークフローを示しています。