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バックアップ RiskMinder サーバ インスタンスの設定

RiskMinder では、プライマリ RiskFort サーバ インスタンスと通信する Java SDK をいつでも設定できます。 また、プライマリ インスタンスで障害が発生した場合は、バックアップ インスタンスにフェイルオーバするように設定できます。 そのためには、SDK プロパティ ファイル(riskfort.risk-evaluation.properties)を編集する必要があります。 何らかの理由でバックアップを使用できない場合、JDK はプライマリ インスタンスにフェイルオーバし直します。

デフォルトでは、このプロパティ ファイルには 1 つの RiskFort サーバ インスタンスを設定するエントリがあります。 これらのエントリには 1 とマークされており、1 つのインスタンスのみが設定されることを示します。 バックアップ インスタンスを設定するには、これらのエントリを複製し、それぞれにインスタンス番号(2)を追加する必要があります。

バックアップ サーバ インスタンスを設定する方法

  1. RiskFort の必要なインスタンスが実行中であることを確認します。

    注: RiskFort のインスタンスの起動方法の詳細については、単一システム展開か、分散システム展開かに応じて、「CA RiskMinder Iインストールおよび展開ガイド」の「単一システムへの RiskFort の展開」または「分散システムへの RiskFort の展開」を参照してください。

  2. 以下の場所に移動します。
  3. 任意のエディタを使用して、riskfort.risk-evaluation.properties を開きます。
  4. HOST.1 の値が、プライマリ サーバ インスタンスのホスト名または IP アドレスに設定されていることを確認します。
  5. PORT.1 パラメータの値が、RiskFort Native または Transaction Web Service プロトコルがリスンしているポート番号に設定されていることも確認します。
  6. 以下のコメントを解除したエントリを追加します。
    HOST.2=
    PORT.2=
    
  7. 対応する TRANSPORT.<n> パラメータの値を必要な通信モードに設定します。 デフォルトでは[TCP]に設定されています。

    SSL に通信モードを変更する場合は、「RiskMinder コンポーネント間の SSL 通信」を参照してください。

  8. 変更を保存して、ファイルを閉じます。