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AuthMinder WSDL ファイルを使用するクライアント アプリケーションの開発

クライアント アプリケーションを生成するには、AuthMinder に付属している WSDL ドキュメントを使用する必要があります。 これらのドキュメントでは、操作を実行するためにアプリケーションと AuthMinder サーバの間で交換されるリクエストおよびレスポンスのメッセージが定義されています。

以下の表に、AuthMinder で提供されている WSDL ドキュメントのリストを示します。 これらの WSDL は、以下の場所にあります。

Windows の場合: <install_location>\Arcot Systems\wsdls\

Unix ベースのプラットフォームの場合: <install_location>/arcot/wsdls/

WSDL ファイル

説明

uds/ArcotOrganizationManagementSvc.wsdl

セットアップ内の組織の作成と管理のために使用します。

uds/ArcotConfigManagementSvc.wsdl

ユーザ アカウント タイプの作成と管理のために使用します。

uds/ArcotUserManagementSvc.wsdl

ユーザとユーザ アカウントの作成と管理のために使用します。

webfort/ArcotWebFortAdminSvc.wsdl

AuthMinder 設定を管理するために使用します。

webfort/ArcotWebFortIssuanceSvc.wsdl

ユーザの認証情報を管理するために使用します。

webfort/ArcotWebFortAuthSvc.wsdl

ユーザを認証するために使用します。

webfort/ArcotWebFortBulkOperationsSvc.wsdl

組織で利用可能な OATH トークンの割り当てや取得などのバルク操作を実行するために使用します。

重要: このリリースから、AuthMinder WSDL では SOAP 1.2 バインディングのみがサポートされます。 以前のバージョンでサポートされていた SOAP 1.1 バインディングを使用すると、「Invalid SOAP」メッセージまたは「SOAP バージョン不一致」エラーが示されます。

Apache Axis や NET SOAP フレームワークなどの任意のツールを使用し、この表に示されている WSDL ファイルを使用して、クライアントのスタブ クラスを生成できます。 その後、生成されたスタブ クラスを使用してアプリケーションを作成し、Web サービスにアクセスできます。

注: .NET SOAP フレームワークを使用してクライアント スタブを生成する場合は、ArcotWebFortAdminSvc、ArcotWebFortIssuanceSvc、ArcotWebFortAuthSvc、および ArcotWebFortBulkOperationsSvc などの AuthMinder Web サービスを呼び出す前に、コードに以下の行を含める必要があります。

ServicePointManager.Expect100Continue = false; // which is available in System.Net;

この行を含めない場合、エラーが発生する可能性があります。