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SAML トークン設定

AuthMinder はさまざまなタイプの認証トークンをサポートしています。これには、(ネイティブ、OTT、およびカスタム トークン タイプに加えて)SAML(Secure Assertion Markup Language)トークンも含まれます。

SAML を認証トークンとして発行する場合は、SAML トークンのプロパティを設定する必要があります。 createRequest メッセージの samlTokenConfigs 要素を使用して SAML を設定できます。

以下の表に、createRequest メッセージの samlTokenConfigs 要素のリストを示します。

要素

必須

説明

名前

いいえ

設定の名前。

status

いいえ

設定のステータスを示します。

tokenSigningCertKeyPair

いいえ

AuthMinder サーバ証明書、および SAML トークンを発行するために AuthMinder サーバが使用する秘密キーが含まれるパスを示します。 以下の値を選択できます。

  • KeyPairInHSM
    AuthMinder サーバ証明書チェーンを、PEM 形式で certChainPEM 要素に設定します。
  • KeyPairInP12
    base64 エンコード形式の AuthMinder サーバ証明書を、PKCS#12 形式で cerKeyP12 に設定します。
    PKCS#12 ファイルのパスワードを certKeyP12Password に設定します。

digestMethod

いいえ

SAML トークンのハッシュで使用されるアルゴリズム。

signatureMethod

いいえ

SAML トークンの署名で使用されるアルゴリズム。

samlTokenAttributes

いいえ

SAML トークンの属性。 必要な属性は以下のとおりです。

  • issuerName
    AuthMinder サーバの URL。
  • oneTimeUse
    SAML トークンが認証に 1 回のみ使用されるかどうかを示します。
  • assertionTimeOut
    SAML トークンの有効期間。この期間を過ぎると使用できません。
  • audiences
    SAML トークンを使用できる対象者の詳細。

subjectFormatSAML11

いいえ

SAML 1.1 の SAML サブジェクトのフォーマット。

subjectFormatSAML20

いいえ

SAML 2.0 の SAML サブジェクトのフォーマット。

additionalAttributes

いいえ

SAML トークンの生成に必要である場合、追加属性を設定できます。 必須要素を以下に示します。

  • attributeNameSpace
    属性のネームスペース。
  • nameFormat
    属性名の形式。
  • attributeName
    属性の名前です。
  • FriendlyName
    属性のフレンドリ名。