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udsserver.ini

udsserver.ini ファイルには、ユーザ データ サービス(UDS)のログ情報を設定するためのパラメータが含まれています。 以下の表に、UDS のログ ファイル情報を示します。

パラメータ

デフォルト値

説明

[arcot/uds/logger] セクションのログ設定パラメータ

log4j.rootCategory

ERROR、debuglog

ロガー階層の一番上に存在するルート ロガー。 値が指定されていない場合、子ロガーはすべてこの値を継承します。

  • log4j.logger.com.arcot.euds
  • log4j.logger.com.arcot.crypto.impl.SecureStoreUtil
  • log4j.logger.com.arcot.common.database
  • log4j.logger.com.arcot.common.cache

INFO

UDS ログを書き込むために使用する必要のあるログ レベルを指定します。 サポートされるログ レベルは以下のとおりです。

  • FATAL
  • WARNING
  • INFO
  • DEBUG

    ログ レベルの詳細については、「CA AuthMinder 管理ガイド」を参照してください。

log4j.appender.debuglog.File

${arcot.home}/logs/arcotuds.log

ログ ファイル名、および UDS ログを書き込む必要のある場所を指定します。

 

デフォルトでは、UDS ログ ファイル名は arcotuds.log で、<install_location>/arcot/ にあるログ フォルダ内に作成されます。

log4j.appender.debuglog.MaxFileSize

10 MB

ログ ファイルのサイズを指定します。 デフォルトでは、2 MB です。

log4j.appender.debuglog.MaxBackupIndex

100

作成できるバックアップ ファイルの数を指定します。 バックアップ ファイルの数がこの数と等しいとき、アプリケーションは最初のログ ファイルから上書きを開始します。

log4j.appender.
debuglog.layout

org.apache.log4j.
PatternLayout

ConversionPattern で指定されている出力形式。

log4j.appender.
debuglog.Encoding

UTF-8

ログ ファイルにエントリを書き込むときに使用するエンコーディング。

log4j.appender.
debuglog.layout.
ConversionPattern

%d{yyyy-MM-dd hh:mm:ss,SSS z} : [%t] : %-5p : %-5c{3} : %m%n

UDS ログ ファイル エントリが書き込まれる形式

  • タイム スタンプ(%d{yyyy-MM-dd hh:mm:ss,SSS z} :)
  • スレッド ID ([%t] :)
  • ログ レベル(または重大度)(%-5p :)
  • ロガー クラス(%-5c{3} :)
  • メッセージ(%m%n)

このパターンは C 言語の printf 関数に似ています。