前のトピック: audit.cfg File -- ログインおよびログアウト イベント フィルタ構文

次のトピック: audit.cfg ファイル -- ユーザのトレース メッセージ イベント フィルタ構文

audit.cfg ファイル -- セキュリティ データベース管理イベント フィルタ構文

セキュリティ データベース管理イベントに属する監査レコードのフィルタ形式は、以下のとおりです。

ADMIN;ClassName;ObjectName;UserName;EffectiveUserName;TerminalName;Command;CommandResult
ADMIN

管理者が実行したイベントによって生成された監査レコードを、ルールがフィルタリングするように指定します。

ClassName

管理者が実行するコマンドのクラスを定義します。

ObjectName

管理者のコマンドが更新したオブジェクトを定義します。

UserName

コマンドを実行したユーザの名前を定義します。

EffectiveUserName

(UNIX)ルールが適用される有効なユーザの名前を定義します。

(Windows)ルールが適用されるネイティブ ユーザの名前を定義します。

TerminalName

イベントが発生したターミナルを定義します。

コマンド

管理者が実行した selang コマンドを定義します。

CommandResult

認証結果またはコマンド結果を定義します。

値: S(コマンド成功)、F(コマンド失敗)、D(コマンド拒否)、*

例:セキュリティ データベース管理イベントのフィルタ

この例では、admin01 による正常な FILE 管理コマンドによって生成されたすべての監査レコードをフィルタします。

ADMIN;FILE'*;admin01;*;*;*;S