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環境アーキテクチャ

CA Access Control のエンタープライズ インストールでは、ポリシー、特権アカウント、UNAB エンドポイントの集中管理、各エンドポイントのポリシー情報の表示、およびエンドポイントのセキュリティ ステータスのレポートが可能です。 これらの機能は、Web ベース インターフェース、またはユーティリティによって管理できます。

CA Access Control のエンタープライズ インストールを管理するには、中央コンピュータにエンタープライズ管理サーバをインストールし、組織に合わせて設定する必要があります。 エンタープライズ管理サーバには以下のコンポーネントが含まれています。

• デプロイ マップ サーバ（DMS）
• 配布サーバ
• Web ベースのアプリケーション

エンタープライズ管理サーバをインストールすると、CA Access Control がサイレント インストールされます。 CA Access Control は、エンタープライズ管理サーバを保護し、エンタープライズ管理サーバ上のアプリケーションをサポートするコア機能を提供します。

エンタープライズ管理サーバをインストールしたら、CA Access Control および UNAB エンドポイントをインストールして設定します。 既存の CA Access Control エンドポイントがある場合、拡張ポリシー管理およびレポート用に、各エンドポイントを設定する必要があります。

次の図に、エンタープライズ管理サーバのアーキテクチャを示します。

上の図は、以下のことを示します。

• エンタープライズ管理サーバでは以下のポートを使用します。
  • CA Access Control エンドポイントとの通信 -- ポート 8891 （対称暗号化方式）およびポート 5249 （SSL 通信）。
  • RDBMS との通信 -- ポート 1433 （MS SQL）または 1521 （Oracle）。
  • Active Directory との通信 -- ポート 389 または 686 （暗号化通信用）。
  • Java コネクタ サーバ（JCS）との通信 -- 20411 （暗号化通信用）。
  • メッセージ キューとの通信 -- 7243 （暗号化通信用）
• PUPM は、エンドポイント タイプ（Windows Agentless、SSH デバイスなど）に基づいてエンドポイントと通信します。
• CA Business Intelligence は、ポート 8080 を使用して、エンタープライズ管理サーバと通信します。
• CA User Activity Reporting Module は、暗号化通信用のポート 5250 を使用して、エンタープライズ管理サーバと通信します。
• UNAB は、ポート 53、88、123、289、445、464、3268 を使用して Active Directory と通信します。