セキュリティ管理者には、CA Access Control のインストール時に混乱なく作業を進めるために必要な知識をシステム ユーザに伝える役割もあります。
各ユーザが CA Access Control に関してどの程度詳しく理解する必要があるかは、そのユーザに使用を許可する機能によって異なります。 様々なタイプのシステム ユーザが必要とする情報には、以下のようなものがあります。
特権アカウント パスワードのチェックアウトおよびチェックアウト方法、および特権アカウントへのアクセスをリクエストするタイミング、および break glass を行うタイミングの理解。
移行の考慮事項、および CA Access Control のインストールや再インストールを行う必須手順に精通している必要があります。 データベースのメンテナンスを行うユーザは、データベース ユーティリティをよく理解しておく必要があります
AUDITOR 属性が割り当てられたユーザは、監査ツール(CA Access Control エンドポイント管理 および seaudit ユーティリティ)をよく理解しておく必要があります。
注: seaudit ユーティリティの詳細については、「 リファレンス ガイド」を参照してください。
プログラマは、作成するアプリケーションで CA Access Control* 関数ライブラリを使用して、保護されているリソースへのアクセスの制御(SEOSROUTE_RequestAuth 関数を使用)など、セキュリティ‑に関連するサービスを要求できます。 また、このインストールでは、インストール‑定義のリソース クラスを作成できます。 導入先でこれらのリソース クラスのレコードを作成した場合、アプリケーションで SEOSROUTE_RequestAuth コマンドを発行して、アクションを完了するための十分な権限がユーザにあるかどうかをチェックできます。 特定のユーザ アクションに必要な権限のレベルは、そのアプリケーションが SEOSROUTE_RequestAuth 関数を呼び出す方法に従って決定されます。
注: CA Access Control API の詳細については、「SDK 開発者ガイド」を参照してください。
承認済みアプリケーション(SERVER 属性で実行するプログラム)を作成するプログラマは、CA Access Control* 関数ライブラリを使用して、セキュリティ‑に関連する以下のサービスを要求できます。
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