デュアル コントロールが有効になっている場合、Maker(作成者)は、Checker(チェッカ)が処理する前にトランザクションを作成する必要があります。
トランザクションを作成するには、以下の手順に従います。
hosts maker@
この hosts コマンドによって、PMDB(maker)に接続されます。 デュアル コントロールが有効になっている場合、PMDB の名前は常に「maker」です。hosts コマンドの入力後、ホストへの接続が成功したかどうかを示すメッセージが表示されます。
start_transaction transactionName
トランザクションを入力または更新する際の最初の手順として、start_transaction コマンドを使用します。 トランザクションの説明またはトランザクション名には、256 文字以内の英数字を使用できます。
これは、コマンドのリストです。 以下に例を示します。
newusr mary owner(bob) audit(failure,loginfailure) chres TERMINAL tty30 defaccess(read) ¥ restrictions(days(weekdays)time(0800:1800))
end_transaction
これでトランザクションは完成です。トランザクションに割り当てられた一意の ID 番号が表示されます。 コマンドはファイルに格納され、Checker(チェッカ)が処理に備えてロックするまでは、アクセスおよび変更が可能です。
注: 後でトランザクションを編集する場合は、トランザクション ID 番号を控えておいてください。
トランザクションを編集するには、以下の手順に従います。
hosts maker@ start_transaction transactionName transactionId
この後、適切なコマンドを入力して、トランザクションを更新できます。
chusr mary category (FINANCIAL) end_transaction
ACInstallDir/bin パス内で操作していることを確認してください(ここで、ACInstallDir は CA Access Control のインストール ディレクトリで、デフォルトでは /opt/CA/AccessControl です)。
|
コマンドとパラメータ |
説明 |
|---|---|
|
sepmd ‑m l |
パラメータを呼び出したユーザの未処理トランザクションを一覧表示します。 |
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sepmd ‑m la |
すべての Maker(作成者)の処理待ちトランザクションをすべて一覧表示します。 |
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sepmd ‑m lo |
パラメータを呼び出したユーザのトランザクションを除く、すべての Maker(作成者)のトランザクションを一覧表示します。 リスト内の各トランザクションには、Maker(作成者)の名前、トランザクションの ID 番号、およびトランザクションの説明(Maker(作成者)が入力した場合)が含まれています。 |
sepmd ‑m r transactionId
sepmd ‑m d transactionId
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