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selang を使用した PMDB のバックアップ

PMDB のバックアップでは、Policy Model データベースのデータを指定のディレクトリにコピーします。 PMDB のバックアップ ファイルは、安全な場所、できれば CA Access Control アクセス ルールで保護された場所に保存してください。

selang コマンドを使用して、PMDB をローカル ホスト、またはリモート ホストにバックアップできます。 ローカル ホストに PMDB をバックアップする場合は、sepmd ユーティリティも使用できます。

注: PMDB は再帰的にバックアップできます。 再帰的なバックアップでは、階層内のすべての PMDB が指定のホストにバックアップされ、バックアップがそのホストに移動してもサブスクリプションが引き続き機能するように PMDB サブスクライバが変更されます。 再帰的なバックアップは、マスタと子の PMDB が同じホスト上で展開される場合にのみ使用できます。

selang を使用して PMDB をバックアップする方法

  1. (オプション) selang を使用してリモート ホストから PMDB に接続している場合は、以下のコマンドを使って PMDB ホストに接続します。
    host pmdb_host_name
    
  2. 以下のコマンドを使用して、PMD 環境に移動します。
    env pmd
    
  3. 以下のコマンドを使用して、DMS をロックします。
    pmd pmdb_name lock
    

    PMDB はロックされるため、サブスクライバにコマンドを送信できなくなります。

  4. 以下のコマンドを使用して、DMS データベースをバックアップします。
    backuppmd pmdb_name [destination(destination_directory)] [hir_host(host_name)]
    

    注: ユーザが送信先ディレクトリを指定しない場合、バックアップは以下のディレクトリに保存されます。

    ACInstallDir/data/policies_backup/pmdbName

  5. 以下のコマンドを使って、PMDB のロックを解除します。
    pmd pmdb_name unlock
    

    PMDB のロックが解除され、サブスクライバにコマンドを送信できるようになります。