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Policy Model によるサブスクライバの更新方法
サブスクライバを更新すると、Policy Model は以下のアクションを実行します。
- Policy Model からサブスクライバ名が追加または削除される場合、そのサブスクライバの名前を完全修飾しようとします。
- PMDB デーモンである sepmdd は、_QD_timeout_ トークンで定義されている制限時間が経過するまで、サブスクライバ データベースの更新を試みます。
- 制限時間が経過した時点でサブスクライバを更新できなかった場合、デーモンはそのサブスクライバの更新処理を省略して、サブスクライバ リストにある残りのサブスクライバの更新を試みます。
- sepmdd は、サブスクライバ リストの 1 回目のスキャンが終了した後、2 回目のスキャンを実行します。2 回目のスキャンでは、1 回目のスキャンで更新できなかったサブスクライバの更新を試みます。 2 回目のスキャンでは、接続システム コールがタイムアウトになるまで(約 90 秒間)サブスクライバの更新を試みます。
注: _QD_timeout_ トークンが seos.ini ファイルおよび pmd.ini ファイルの両方に記述されている場合があります。 トークンが両方のファイルに存在する場合、sepmdd は pmd.ini ファイルの値を使用します。
注: サブスクライバへの更新情報の伝達時に PMDB でエラーが発生すると、sepmdd デーモンによって Policy Model のエラー ログ ファイルにエントリが作成されます。 このファイル(ERROR_LOG)は、デフォルトでは PMDB ディレクトリ (ディスク上の PMDB の場所, ディスク上の PMDB の場所)に保存されます。