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コンピュータ名の切り替えリダイレクション

クライアントがマスタ サーバ名を使用して接続されているファイル共有をリダイレクトする場合は、[コンピュータ名の切り替え]を有効にします。 たとえば、マスタ サーバの名前が fs01 で、クライアントが \\fs01\sharename または \\fs01.domain.com\sharename に接続されている場合は、コンピュータ名の切り替え方式を使用すると、クライアントはフェールオーバ サーバにリダイレクトされます。 Active Directory 環境でコンピュータ名の切り替えリダイレクションを使用するには、マスタとレプリカの両方が同じドメインに属している必要があります。

また、もう一方の方式も有効にしておくことをお勧めします。 DNS リダイレクションとコンピュータ名の切り替えリダイレクションの両方を使用するのが一般的です。 Arcserve RHA では、一時的な名前をマスタ サーバに割り当て、そのコンピュータ名をレプリカ サーバに引き継いで使用することで、コンピュータ名の切り替えを実行します。

Arcserve RHA ではレコードを直接更新するため、通常は再起動の必要がありません。 しかし、スイッチオーバー後に問題が発生した場合は、再起動のオプションをオンにして、再度テストしてみてください。

: Windows Server 2008 システムの場合、コンピュータ名の切り替え方式を使用する際、スイッチオーバーの発生後にコンピュータを再起動する必要があります。 これを行うには、プロパティ[スイッチオーバー後に再起動]を有効にします。 ただし、Windows 2008 Cluster システムの場合は、このプロパティが有効でも、再起動されません。 手動で再起動し、SQL Sever サービスが実行されていることを確認する必要があります。