スイッチオーバーの開始後、それを手動と自動のどちらで開始したかにかかわらず、ある時点でサーバの役割を逆にし、元のマスタをアクティブなサーバに戻し、レプリカをスタンバイ サーバにする必要が生じます。 サーバ間の役割を元に戻す前に、元のレプリカ サーバのデータで元のマスタのデータを上書きするかどうかを決定します。 上書きする場合は、最初に「バックワード シナリオ」と呼ばれるリバース シナリオを実行する必要があります。
注: 以下の手順は、どのサーバ タイプでも同じです。
手動スイッチバックを開始する方法
Arcserve RHA はスイッチオーバーの実行を検出し、その状態と設定を検証します。 検証完了後、検知された既存のエラーや警告があればそれらが[検証結果]ダイアログ ボックスに一覧表示され、さらにバックワード シナリオの実行を承認するように促すメッセージが表示されます。 必要に応じて、[詳細設定]ボタンをクリックして、シナリオに関連しているホストの詳細情報を表示する別のペインを開きます。
注: 同期方法の詳細については、「Arcserve RHA 管理者ガイド」を参照してください。
再同期が完了すると、[イベント]ペインに「同期処理中の変更はすべてレプリケートされました」というメッセージが表示されます。 この時点で、アクティブ サーバからスタンバイ サーバへのレプリケーションが開始されます。
注: これで、マスタ サーバとレプリカ サーバ間で役割を元に戻す準備が整いました。
スイッチバックが完了すると、サーバの役割が元に戻り、シナリオは自動的に停止します。
注: [リバース レプリケーションの開始]オプションが[自動開始]に定義されている場合、スイッチバック終了後もシナリオは継続して実行されます。
これで、シナリオを元(フォワード)の状態で実行できます。
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