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複数のレプリカを追加するためのフル システム カスケード シナリオの作成

シナリオ作成ウィザードを使用してフル システム シナリオを作成する場合、シナリオには 1 つのレプリカ サーバのみを定義できます。 別のレベルでさらにレプリカ サーバをシナリオに追加するには、カスケード フル システム HA シナリオ機能を使用します。 アプライアンス ホストが別の仮想プラットフォームにある場合でも、フル システム シナリオに対してあらゆるトポロジを作成して柔軟性を持たせることが可能になります。 各アプライアンス ホストには、それぞれの仮想プラットフォームおよび仮想マシン設定があり、これらの設定は別々に指定できます。 また、アプライアンス ホストおよび関連仮想プラットフォームごとに、AR テスト、VM の開始/停止、VM リソースの削除など、さまざまな操作を実行することができます。 手動スイッチオーバーの場合、どのレプリカにスイッチオーバーするかを選択できます。

以下の図は、フル システム カスケード シナリオを作成および実行する方法を示しています。

カスケード シナリオ

複数のレプリカを追加するためにフル システム カスケードを作成および実行するには、以下のタスクを実行します。

  1. 前提条件の確認
  2. フル システム シナリオの作成
  3. シナリオへのレプリカの追加
  4. ネットワーク アダプタのマッピング
  5. カスケード シナリオの実行
  6. レプリカ上でのアシュアード リカバリ テストの実行
  7. スイッチオーバーの実行