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シナリオの作成

<arcserve> で作成されたバックアップ ファイルをレプリケートする場合、Central Host-Based VM Backup 統合シナリオを作成します。

次の手順に従ってください:

  1. マネージャを開きます。[シナリオ]メニューから[新規]をクリックするか、または[標準]ツールバー上の[新規]ボタンをクリックします。

    シナリオ作成ウィザードの「ようこそ」画面が表示されます。

  2. [新規シナリオの作成]を選択します。

    [サーバおよび製品タイプの選択]画面が表示されます。

    2012-12-26_153925

  3. 以下のオプションを選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
    1. サーバ タイプ:<arcserve> Central Host-Based VM Backup
    2. 製品タイプ:レプリケーションおよびデータ リカバリ シナリオ(DR)
    3. 統合オプション:なし。

    [<arcserve> Central Host-Based Backup サーバ認証情報]ダイアログ ボックスが表示されます。

    サーバの認証情報

  4. Central Host サーバ認証情報を入力し、[OK]をクリックします。手順 3 で入力した内容に基づいて、サーバ名が自動入力されます。

    [<arcserve> Central Host-Based VM Backup 宛先ホストおよび仮想マシン選択]画面が表示されます。

    ホスト名

    Arcserve RHA は Central Host-Based Backup サーバに接続して、ポリシーを取得し、バックアップ先ホストおよびその仮想マシンを表示します。

  5. ホスト名を選択し、保護する仮想マシンを選択します。

    新規作成された仮想マシンを含める:このシナリオの実行時に、メイン ホスト バックアップ フォルダ内のすべてのサブフォルダがレプリケートされるように指定します。新しく作成された VM バックアップ フォルダもレプリケートされます。選択されていない VM のフォルダのみが除外されます。それらのフォルダは、除外フォルダとしてマークされます。このオプションを選択しない場合、選択されたバックアップ フォルダのみがレプリケートされます。

    このシナリオの実行時に、選択された仮想マシンのバックアップ ファイルがレプリケートされます。これらは Arcserve D2D によって作成されたバックアップ ファイルです。

  6. 以下のマスタおよびレプリカの詳細を入力します。

    シナリオ名:デフォルト名を使用するか、一意の名前を入力します。

    マスタ ホスト名/IP:ユーザが選択したホスト名に従って、自動入力されます。

    レプリカ ホスト名/IP:レプリカ サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。このサーバはターゲット サーバです。検索する場合は[参照]ボタンを使用します。

    ポート:マスタおよびレプリカのデフォルトのポート番号(25000)を使用するか、または新しいポート番号を入力します。

    (オプション)ホスト上の Arcserve RHA エンジンを検証:指定されたマスタおよびレプリカ ホスト上にエンジンがインストールされ、実行されているかどうかの検証を有効にします。

    マスタとレプリカのホスト

  7. [次へ]をクリックします。

    [エンジンの検証]画面が表示されます。

    [ホスト上の Arcserve RHA エンジンを検証]オプションを有効にした場合は、[エンジン検証]画面が開きます。前の画面で指定されたマスタ ホストとレプリカ ホストの存在および接続性が確認されます。

  8. [次へ]をクリックします。

    [マスタ ルート ディレクトリ]画面が表示されます。

    マスタ ルート ディレクトリ

    RHA エンジンは、選択された仮想マシンのバックアップ フォルダを検出します。これらのバックアップ フォルダは自動的に選択されています。

    注:これらのフォルダは Arcserve D2D によって作成されるバックアップ フォルダです。

    [<arcserve> Central Host-Based VM Backup 宛先ホストおよび仮想マシン選択]画面で[新規作成された仮想マシンを含める]を選択した場合、メイン バックアップ フォルダがレプリケーション対象として選択され、除外されたフォルダはフィルタ ペインに表示されます。

    マスタ ルート ディレクトリ 2

  9. [次へ]をクリックします。

    [レプリカ ルート ディレクトリ]画面が表示されます。

  10. デフォルト状態のまま[次へ]をクリックします。

    [シナリオのプロパティ]画面が表示されます。

  11. シナリオ全体に影響するプロパティを設定します。この例では、デフォルト設定を使用します。これらのプロパティは、ウィザードを使用せずに設定することもできます。シナリオ プロパティの設定の詳細については、「シナリオのプロパティの設定」を参照してください。
  12. [次へ]をクリックします。

    [マスタとレプリカのプロパティ]画面が開きます。

    マスタとレプリカのプロパティ

  13. マスタまたはレプリカのいずれかのホストに関連するプロパティを設定します。この例では、デフォルト設定を使用します。マスタおよびレプリカのプロパティの設定方法の詳細については、「マスタまたはレプリカ サーバのプロパティの設定」を参照してください。
  14. [次へ]をクリックします。

    [シナリオの検証]画面が表示されます。

    レプリケーションが失敗することのないよう、新しいシナリオが検証され、パラメータが確認されます。検証が完了すると、画面が開き、問題および警告があれば表示されます。警告が表示されても、操作の続行が可能です。必要に応じて、警告を解決します。

  15. すべてのエラーおよび警告が解決されたら、[次へ]をクリックします。

    [シナリオ実行]画面が表示されます。

  16. [完了]を選択します。

<arcserve> Central Host-Based VM Backup シナリオが正常に作成されます。これで、このシナリオを実行し、Arcserve D2D によって作成された仮想マシン ファイルをバックアップできます。