「コントロール サービス」は、レプリケーションおよびハイ アベイラビリティの単一制御ポイントとして機能します。これには、既存のシナリオの全データセットが格納されています。コントロール サービスは、エンジンおよびマネージャの両方と通信します。シナリオの作成、設定、監視、および実行など、シナリオに関連するすべてのタスクはコントロール サービスによって管理されます。
コントロール サービスは、マネージャから受け取ったリクエストを処理し、特定のコマンドに変換してエンジンに渡します。次に、最新のデータとイベントをエンジンから受け取り、シナリオのステータスに関する情報と統計データをマネージャに送信します。
コントロール サービスは、ユーザの認証と許可も行います。また、レポート処理とストレージに関して中心的な役割を果たします。ユーザは、コントロール サービスによって蓄積される情報と統計データを、概要ページ、マネージャ、レポート センター、および PowerShell で表示できます。
シナリオ ファイルはすべて、コントロール サービスが実行されるサーバ上に保存されます。コントロール サービスが停止しても、シナリオの機能は影響を受けません。ただし、シナリオのステータスに関する情報を受信するには、コントロール サービスがアクティブになっている必要があります。最良のパフォーマンスを得るには、コントロール サービスをスタンドアロン ホストにインストールします。それができない場合は、コントロール サービスをマスタ サーバまたはレプリカ サーバのいずれかにインストールできます。ただし、サーバが停止している場合は、コントロール サービスとの接続が失われ、シナリオが管理不能になります。
個別のシナリオごとに Arcserve RHA コントロール サービスを保護する場合があります。詳細については、「Arcserve RHA 管理者ガイド」の「コントロール サービスの保護」を参照してください。
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