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Oracle VSS Writer を使用した転送可能 VSS バックアップのリストア

次の図の例は、CA ARCserve Backup を使用して VSS バックアップを行う際の一連の手順を示しています。

: HDVSS バックアップに該当する以下の動作に注意してください。 ライタ全体をバックアップする場合、リストア ビューでコンポーネント レベルのオブジェクトを指定してリストアすることはできません。 ただし、ライタ全体をリストアする際は、サブコンポーネントがすべてリストアされます。 この動作が発生するのを防ぐには、ライタ全体の代わりに個別のライタ コンポーネントをバックアップします。

次の手順に従ってください:

  1. リストア マネージャの[ソース]タブで、リストアの種類として[セッション単位]を選択します。

    Oracle VSS バックアップは個別のセッションとして表示されます。 セッションに含まれるコンポーネントすべてをリストアするには、セッション名の横にあるアイコンをクリックします。 個々のコンポーネントをリストアするには、セッションを展開し、コンポーネント名をクリックします。

    注: すべてのコンポーネントが個別にリストアできるわけではありません。 コンポーネントを個別にリストアできるかどうかは、ライタによって判断されます。

  2. リストア マネージャの[デスティネーション]タブで、ファイルをリストアするデスティネーションを選択します。 以下のいずれかを選択します。

    デフォルトで、ファイルを元の場所にリストアします。 ファイルを別の場所にリストアする場合、コンピュータ、ディレクトリ、およびファイルの一覧が表示され、特定のデスティネーションを選択できます。 リストアの場所の詳細については、「リストアの場所」を参照してください。

  3. リストア マネージャの[スケジュール]タブで、リストアに適したオプションを選択します。
  4. リストア マネージャで[サブミット]ボタンをクリックして、リストア操作を開始します。

    [セキュリティ]ダイアログ ボックスが開きます。

    重要:  リストア ジョブを開始する前に、すべてのデータベースがオフラインまたは切断された状態になっていることを確認します。

  5. [セキュリティ]ダイアログ ボックスで、実稼動サーバの認証情報を入力して[OK]をクリックします。

    [ジョブのサブミット]ダイアログ ボックスが表示されます。

  6. [ジョブのサブミット]ダイアログ ボックスでは、[即実行]または[実行日時指定]を選択して特定の日時を指定することができます。
  7. [OK]をクリックします。

    選択したスクリプトがジョブ キューに追加されます。

  8. リストア ジョブの進行状況を監視するには、ジョブ ステータス マネージャを使用します。