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このオプションを使用したテープ RAID ライブラリの管理方法
CA ARCserve Backup のフォールト トレランス機能により、バックアップ システムのパフォーマンスが最大限に向上します。 リストア中にメディアのどれか 1 つが使用できなくなった場合でも、その他のメディアを使用してデータをリストアできます。
このオプションは、複数のテープ ドライブを統合することで、単一ドライブよりも優れたコスト、パフォーマンス、容量、信頼性を提供します。 また、データの冗長性、強化されたパフォーマンス、ディスク障害からのすばやいデータ復元機能を提供します。
各 RAID レベルの利点について、以下に簡単に説明します。
- RAID 0: ストライピング - RAID 0 レベルは、パフォーマンスを最適化するためには理想的なソリューションです。 ただし、RAID 0 ではフォールト トレランスは提供されません。
- RAID 1: ミラーリング - RAID 1 では、バックアップするデータのコピーを 2 つ作成することにより、十分なフォールト トレランスとパフォーマンスが提供されます。
- RAID 5: パリティ付きストライピング - RAID 5 では、3 つ以上のドライブを 1 つの仮想ドライブとして動作させるため、仮想メディアの容量が増大します。 その結果、優れたパフォーマンスと適度のフォールト トレランスが提供されます。
注: テープ RAID ライブラリにこのオプションを使用する場合のシステム要件とインストール要件については、このリリースの Readme ファイルを参照してください。
テープ RAID ライブラリでは、Tape Library Option の以下の機能がサポートされません。
- マルチプレキシング
- ファイル システム デバイス
- WORM(Write Once Read Many)メディア
- ハードウェアの暗号化
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