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グリッドの作成

新規グリッド ウィザードを使用すると、新しいグリッドを簡単に作成できます。 ウィザードには以下のページが含まれます。

一般ページ

グリッド名とライセンス情報を指定します。

バージョン ページ

グリッドにインストールする CA 3Tera AppLogic ソフトウェアのバージョンとホットフィックス(適用される場合)を指定します。

SLA ページ

グリッドが使用するサーバの最小数、目標数、および最大数を指定します。

IP 範囲ページ

グリッドに割り当てられ、アプリケーションによって使用される IP 範囲を指定します。

コントローラ ページ

グリッド コントローラ情報(グリッド ID、グリッド コントローラ ユーザ ID とパスワード、使用する OEM キット、など)を指定します。

認証ページ

役割ベースのアクセス制御(RBAC)でにユーザを認証する際に CA 3Tera AppLogic で使用されるデフォルト認証を指定します。 RBAC の使用方法の詳細については、「コマンド ライン シェル リファレンス ガイド」の「役割ベースのアクセス制御の使用」を参照してください。

VLAN ページ

VLAN タグを使用している場合、グリッド内のアプリケーションで使用される設定および VLAN 範囲を[VLAN]タブで指定できます。

グリッドを作成する方法

  1. 左のメニューから[グリッド]を選択します。

    [グリッド]ページが表示されます。

  2. [グリッドの追加]ボタンをクリックします。

    新規グリッド ウィザードの[一般]ページが表示されます。

  3. 以下のフィールドに入力します。
    名前

    グリッドの名前。 英数字である必要があります。スペースは使用できません。

    説明

    グリッドに関する任意の説明。

    アカウント名

    CA 3Tera AppLogic ライセンス キーと共に提供されるアカウント名。

    CA 3Tera AppLogic ライセンス キー

    CA 3Tera AppLogic のライセンス キー。

    VMware ライセンス キー

    ESX ベースの AppNode を含むグリッドについてのみ必要です。 必要に応じて、VMware によって提供される VMware ライセンス キーを使用します。

  4. [次へ]ボタンをクリックします。

    新規グリッド ウィザードの[バージョン]ページが表示されます。

  5. [バージョン]ドロップダウン リストからソフトウェア バージョンを選択します。 選択したバージョンについてホットフィックスがある場合は、そのホットフィックスの名前が[ホットフィックス]リストに表示されます。
  6. ホットフィックスをインストールするには、対象のホットフィックスの横にあるチェック ボックスをオンにします。
  7. [次へ]ボタンをクリックします。

    新規グリッド ウィザードの[SLA]ページが表示されます。

  8. グリッドに使用する以下のサーバ値を指定します。

    このグリッドで VMware サーバが使用される場合、VMware 用の最大値、ターゲット値、および最大値も指定します。

    注: 同じグリッド内で XEN と VMware の両方を使用できます。

  9. サーバに VMware がインストールされている場合は、[VMware サポート]チェック ボックスをオンにします。
  10. [次へ]ボタンをクリックします。
  11. 新規グリッド ウィザードの[IP 範囲]ページが表示されます。
  12. [追加]ボタンをクリックします。

    [IP 範囲の追加/編集]ダイアログ ボックスが表示されます。

  13. [IP 範囲の追加/編集]ダイアログ ボックスの以下のフィールドに入力します。
    ネットワーク

    グリッドのネットワーク。

    IP 範囲

    グリッドの IP 範囲。

    選択したネットワークに基づき、[開始]、[停止]、および[スコープ]の各フィールドに自動的に値が入力されます。 これらのフィールドは必要に応じて変更できます。

    開始

    グリッドの IP 範囲の最初の IP。

    終了

    グリッドの IP 範囲の最後の IP。

    スコープ

    IP の表示。

    パブリック: グリッドの外部に表示されるルーティング可能な IP アドレス。

    プライベート: グリッドの外部からはアクセスできないルーティング不可能な IP アドレス。

  14. [IP 範囲の追加/編集]ダイアログ ボックスの[保存]ボタンをクリックします。
  15. [IP 範囲]ページで以下の項目を入力します。
    コントローラ IP

    グリッド コントローラの IP アドレス。 コントローラ IP は、ネットワーク ページ上で定義された外部ネットワークのいずれかにあり、グリッド用に定義されたアプリケーション IP の範囲内にはない IP である必要があります。 たとえば、グリッドに 111.222.111.10 ~ 20 のアプリケーション IP がある場合、グリッド コントローラ IP を 111.222.111.9 には設定できますが、111.222.111.10 には設定できません。

  16. [次へ]ボタンをクリックします。

    新規グリッド ウィザードの[コントローラ]ページが表示されます。

  17. 以下のフィールドに入力します。
    グリッド ID

    ネットワーク上のグリッドを識別する一意の ID 番号。

    グリッド コントローラ ホスト名

    グリッド コントローラのホスト名。

    初期ユーザ名

    グリッドの最初のログインに使用するユーザ名。

    初期ユーザ パスワード

    初期ユーザのパスワード パスワードは別のフィールドに再度入力することが要求されます。

    コントローラ復旧パスワード

    グリッド コントローラがアクセス不能なときに実行されるコントローラのパスワード。 パスワードは別のフィールドに再度入力することが要求されます。

    OEM キット

    グリッドを作成するときに使用する OEM キットの名前。 OEM キットを使用して、CA 3Tera AppLogic GUI の外観や選択した要素をカスタマイズできます。 詳細については、「OEM 設定の指定」を参照してください。

    詳細設定

    [編集]ボタンをクリックし、[詳細設定]ダイアログ ボックスを開いて以下を設定します。

    ストライピング有効 - グリッドのストライピングを有効にします。

    ストライプ サイズ (KB) - ストライプ サイズを KB で指定します。

    グリッド パラメータ - その他のグリッド パラメータを入力します。 詳細については、「グリッド パラメータの編集」を参照してください。

  18. [次へ]ボタンをクリックします。

    新規グリッド ウィザードの[認証]ページが表示されます。

    詳細については、「認証の設定」を参照してください。

  19. [次へ]ボタンをクリックします。

    新規グリッド ウィザードの[VLANs]ページが表示されます。 詳細については、「VLAN の設定」を参照してください。

  20. [完了]ボタンをクリックします。

    グリッドはグリッド リストにすぐに表示されますが、グリッド作成プロセスの完了には 1 ~ 2 時間かかる場合があります。

  21. グリッド作成プロセスが完了した後、以下の手順に従い、必要なグリッドについて管理者権限を持つユーザを作成します。
    1. コマンド ライン シェルで "user create" コマンドを使用してユーザを作成します(例: user create user1@domain.com pwd=-)。 詳細については、「コマンド ライン シェル リファレンス ガイド」の「create (ユーザ管理) -- 新規ユーザの追加」を参照してください。
    2. コマンド ライン シェルで "grid modify_acl" コマンドを使用して、グリッド ユーザを grid_administrator グループに追加します(例: grid modify_acl local:user:user1=grid_administrator)。 詳細については、「コマンド ライン シェル リファレンス ガイド」の「modify_acl (グリッド制御) -- グリッド ACL の一部を置換する」を参照してください。