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機能の概要

機能の概要

URLSW は、アプライアンス境界上で正規表現として定義されたルールに対するリクエスト URL またはリクエスト ヘッダのマッチングに基づき、HTTP リクエストを別の出力へ配信するスイッチです。 URLSW は、複数の Web またはアプリケーション サーバ アプライアンスを持つアプリケーションで使用され、それらの中で HTTP リクエストを柔軟に配信することができます。 URLSW はこれに類似した PS8 と同様に動作しますが、tcp/udp ポートの代わりに HTTP リクエストを解析するなど、よりハイレベルとなっています。

また、URLSW には埋め込みヘルス チェッカがあります。 ヘルス チェッカは、接続された出力端子を定期的にポーリングし、サーバがリクエストを処理する準備ができているかどうかを判断します。 チェックされたいずれかのサーバが機能しなくなると、URLSW は他の最も適切に動作しているサーバへリクエストをリダイレクトし、機能していないサーバへのリクエスト フローを自動的に無効にします。 以前に動作を停止していたサーバが正常状態に戻ると、ヘルス チェッカがそれを自動検出し、リクエストの受信を続行します。

スイッチはカスケード接続が可能です。定義された正規表現に一致しない受信トラフィックは、変更せずに aux 端子を介して転送されます。 outX および aux 端子上で受信したすべての受信トラフィックは、入力端子を介して戻ってきます。

URLSW は、通常、アプリケーション内の別のアプライアンスへの受信トラフィックをルーティングするために使用されます。