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CA ARCserve® Backup r16 Readme


1.0 はじめに
1.1 CA ARCserve Backup r16 SP 1

2.0 オペレーティング システムのサポート
2.1 ベース製品でサポートされているオペレーティング システム
  2.1.1 CA ARCserve Backup でサポートされる仮想化プラットフォーム
  2.1.2 CA ARCserve Backup ベース製品でサポートされるクラウド ベンダー
2.2 CA ARCserve Backup ARCserve Replication (英語の旧製品名: CA XOsoft)の統合でサポートされているオペレーティング システム
2.3 CA ARCserve Backup クライアント エージェントでサポートされているオペレーティング システム
2.4 Agent for IBM Informix でサポートされているオペレーティング システム
2.5 Agent for Lotus Domino でサポートされているオペレーティング システム
2.6 Agent for Microsoft Exchange Server でサポートされているオペレーティング システム
2.7 Agent for Microsoft SharePoint Server でサポートされているオペレーティング システム
2.8 Agent for Microsoft SQL Server でサポートされているオペレーティング システム
2.9 CA ARCserve Backup for Small Business Server Editions でサポートされているオペレーティング システム
2.10 Agent for Oracle (UNIX/Linux)でサポートされているオペレーティング システム
2.11 Agent for Oracle (Windows)でサポートされているオペレーティング システム
2.12 Agent for Open Files でサポートされているオペレーティング システム
2.13 Agent for Sybase でサポートされているオペレーティング システム
2.14 Agent for Virtual Machines でサポートされているオペレーティング システム
2.15 Disaster Recovery Option でサポートされているオペレーティング システム
2.16 Enterprise Module でサポートされているオペレーティング システム
2.17 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle でサポートされているオペレーティング システム(Windows)
2.18 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle でサポートされているオペレーティング システム(UNIX および Linux)
2.19 Image Option でサポートされているオペレーティング システム
2.20 NDMP NAS Option でサポートされているオペレーティング システム
2.21 Storage Area Network (SAN) Option でサポートされているオペレーティング システム
2.22 SRM でサポートされているオペレーティング システム
2.23 Tape Library Option でサポートされているオペレーティング システム
2.24 CA ARCserve Backup UNIX/Linux Data Mover でサポートされているオペレーティング システム
2.25 CA ARCserve Backup Dashboard でサポートされているオペレーティング システム
2.26 CA ARCserve Backup Global Dashboard でサポートされているオペレーティング システム
2.27 CA ARCserve Backup Infrastructure Visualization でサポートされているオペレーティング システム

3.0 システム要件
3.1 CA ARCserve Backup ベース製品のシステム要件
3.2 CA ARCserve Backup と CA ARCserve Replication の統合のシステム要件
3.3 CA ARCserve Backup Client Agent のシステム要件
3.4 Agent for IBM Informix のシステム要件
3.5 Agent for Lotus Domino のシステム要件
3.6 Agent for Microsoft Exchange Server のシステム要件
3.7 Agent for Microsoft SharePoint Server のシステム要件
3.8 Agent for Microsoft SQL Server のシステム要件
3.9 CA ARCserve Backup Small Business Server Edition のシステム要件
3.10 Agent for Oracle (UNIX/Linux)のシステム要件と Oracle データベース サポート
3.11 Agent for Oracle のシステム要件(Windows)
3.12 Agent for Open Files のシステム要件
3.13 Agent for Sybase のシステム要件
3.14 Agent for Virtual Machines のシステム要件
3.15 Central Management Option のシステム要件
3.16 Disaster Recovery Option のシステム要件
3.17 Enterprise Module のシステム要件
3.18 Enterprise Option for IBM 3494 のシステム要件
3.19 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle のシステム要件(Windows)
3.20 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle のシステム要件(UNIX および Linux)
3.21 Enterprise Option for StorageTek ACSLS のシステム要件
3.22 Image Option のシステム要件
3.23 NDMP NAS Option のシステム要件
3.24 Storage Area Network (SAN) Option のシステム要件
3.25 Tape Library Option のシステム要件
3.26 CA ARCserve Backup UNIX/Linux Data Mover のシステム要件
3.27 CA ARCserve Backup Dashboard のシステム要件
3.28 CA ARCserve Backup Global Dashboard のシステム要件
3.29 CA ARCserve Backup Infrastructure Visualization のシステム要件
3.30 CA ARCserve Backup Infrastructure Global Visualization のシステム要件

4.0 インストールに関する考慮事項
4.1 CA ARCserve Backup ベース製品のインストールに関する考慮事項
4.2 Agent for Microsoft Exchange Server のインストールに関する考慮事項
4.3 Agent for Microsoft SharePoint Server のインストールに関する考慮事項
4.4 Agent for Microsoft SQL Server のインストールに関する考慮事項
4.5 Agent for Open Files のインストールに関する考慮事項
4.6 Media Management Option (MMO)のインストールに関する考慮事項
4.7 Enterprise Module のインストールに関する考慮事項
4.8 UNIX/Linux Data Mover のインストールに関する考慮事項
4.9 CA ARCserve Backup Patch Manager のインストールに関する考慮事項
4.10 CA ARCserve Backup Agent for Virtual Machines のインストールに関する考慮事項
4.11 Client Agent のインストールに関する考慮事項
4.12 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (UNIX および Linux)のインストールに関する考慮事項

5.0 アップグレードに関する考慮事項
5.1 CA ARCserve Backup ベース製品のアップグレードにおける考慮事項

6.0 一般的な考慮事項

7.0 サポートされているアップグレード パス
7.1 旧バージョンとの互換性

8.0 既知の問題
8.1 ベース製品の既知の問題
8.2 CA ARCserve Backup へのアップグレード時の既知の問題
8.3 Client Agent の既知の問題
8.4 CA ARCserve Backup ライセンス登録に関する既知の問題
8.5 Agent for IBM Informix の既知の問題
8.6 Agent for Lotus Domino の既知の問題
8.7 Agent for Microsoft Exchange Server の既知の問題
8.8 Agent for Microsoft SharePoint Server の既知の問題
8.9 Agent for Microsoft SQL Server の既知の問題
8.10 Agent for Open Files の既知の問題
  8.10.1 Microsoft ボリューム シャドウ コピー サービス (VSS)
  8.10.2 Oracle ボリューム シャドウ コピー サービス (VSS)
8.11 Agent for Oracle (Windows)の既知の問題
8.12 UNIX プラットフォームおよび Linux プラットフォームで稼動する Agent for Oracle の既知の問題
8.13 Agent for Sybase の既知の問題
8.14 Agent for Virtual Machines の既知の問題
8.15 Enterprise Option for AS400 の既知の問題
8.16 Enterprise Option for IBM 3494 の既知の問題
8.17 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (Windows)の既知の問題
8.18 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (UNIX および Linux)の既知の問題
8.19 Enterprise Option for StorageTek ACSLS の既知の問題
8.20 Disaster Recovery Option の既知の問題
8.21 Dashboard に関する既知の問題
8.22 CA ARCserve Backup Global Dashboard の既知の問題
8.23 Image Option の既知の問題
8.24 NDMP NAS Option の既知の問題
8.25 Storage Area Network (SAN) Option の既知の問題
8.26 Tape Library Option の既知の問題
8.27 セントラル エージェント管理の既知の問題
8.28 英語以外の文字の表示に関する既知の問題
8.29 マニュアルの既知の問題
8.30 CA ARCserve Backup Infrastructure Visualization の既知の問題
8.31 Microsoft Hyper-V VSS Writer の既知の問題

9.0 含まれる修正プログラム

10.0 CA ARCserve Backup r16 SP1
10.1 サポートされているオペレーティング システム
10.2 インストールに関する考慮事項
10.3 既知の問題
10.4 CA ARCserve Backup r16 SP 1 に含まれる修正プログラム
  10.4.1 含まれる修正プログラムの追加情報
10.5 ドキュメントの変更

11.0 言語認定

12.0 CA への連絡先


1.0 はじめに

CA ARCserve Backup r16 Readme へようこそ。 この Readme には、マニュアル等のリリース後に発見された問題その他の情報、およびこのリリースの既知の問題の完全なリストが含まれています。

このリリースの機能および強化による影響の詳細については、CA ARCserve Backup リリース サマリを参照してください。 最新の製品マニュアル(オンライン ヘルプおよびPDF)については、CA ARCserve Backup Web サイト(http://www.casupport.jp/resources/storagesupp/)を参照してください。

CA ARCserve Backup は、以下のスイート製品をサポートしています。

1.1 CA ARCserve Backup r16 SP 1

この Readme ファイルでは CA ARCserve Backup r16 SP 1 について説明します。 CA ARCserve Backup r16 SP 1 のみに影響する、サポートされるオペレーティング システム、インストールに関する考慮事項、既知の問題、修正プログラム、ドキュメントの変更については、CA ARCserve Backup r16 SP1 を参照してください。


2.0 オペレーティング システムのサポート

以下のトピックは、CA ARCserve Backup ベース製品、エージェントおよびオプションのサポートされているオペレーティング システムに関する情報を提供します。 サポートされているオペレーティング システムに関する最新の情報については、support.ca.com 上の互換性マトリクスを参照してください。

2.1 ベース製品でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup ベース製品は以下のオペレーティング システムにインストールできます。 サポートされているオペレーティング システムに関する最新の情報については、support.ca.com 上の互換性マトリクスを参照してください。

Windows Server 2008 R2

Windows Server 2008 SP1、SP2

Windows Server 2008 Foundation

Windows Small Business Server (SBS) 2003

Windows Small Business Server (SBS) 2008

Windows Small Business Server (SBS) 2011

Windows Storage Server 2008

Windows Server 2003

CA ARCserve Backup ベース製品は Windows Vista、Windows 7、および Windows XP システム上でサポートされていません。 ただし、以下の CA ARCserve Backup コンポーネントはサポートされています。

Windows Vista (x86 および x64) SP1 または SP2

Windows 7 Professional、Ultimate および Enterprise Edition (x86 および x64)

2.1.1 CA ARCserve Backup でサポートされる仮想化プラットフォーム

CA ARCserve Backup ベース製品を使用して、以下の仮想化プラットフォーム上で実行される仮想マシンを保護できます。

注: 物理コンピュータにインストール可能なすべての CA ARCserve Backup 製品は上記の仮想化プラットフォーム上で実行されるゲスト オペレーティング システムにインストールできます。 

2.1.2 CA ARCserve Backup ベース製品でサポートされるクラウド ベンダー

CA ARCserve Backup ベース製品を使用して、以下のクラウド ベンダー製品へデータをアーカイブできます。

2.2 CA ARCserve Backup ARCserve Replication (英語の旧製品名: CA XOsoft)の統合でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup と CA ARCserve Replication の統合には、以下をインストールする必要があります。

マスタ サーバ

レプリカ サーバ

統合の詳細については、「CA ARCserve Backup for Windows CA ARCserve Replication 統合ガイド」を参照してください。

2.3 CA ARCserve Backup クライアント エージェントでサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Client Agent for Windows は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

CA ARCserve Backup Client Agent for UNIX は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

CA ARCserve Backup Client Agent for Linux は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

CA ARCserve Backup Client Agent for Mainframe Linux OS/390 は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

CA ARCserve Backup Client Agent for Mac OS X は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

CA ARCserve Backup Client Agent for OpenVMS は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

CA ARCserve Backup Enterprise Option for AS400 は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

2.4 Agent for IBM Informix でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Agent for IBM Informix は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

2.5 Agent for Lotus Domino でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Agent for Lotus Domino は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

注: Agent for Lotus Domino は x86 および x64 システムをサポートしていますが、IA64 システムは対象外です。 x64 システムにインストールする場合、デフォルト インストール パスは以下の通りです。

C:¥Program Files (x86)¥CA¥ARCserve Backup Agent for Lotus Domino¥

2.6 Agent for Microsoft Exchange Server でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Agent for Microsoft Exchange Server は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

2.7 Agent for Microsoft SharePoint Server でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Agent for Microsoft SharePoint Server は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

Microsoft Office SharePoint Server 2007

Microsoft SharePoint Server 2010

2.8 Agent for Microsoft SQL Server でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Agent for Microsoft SQL Server は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

32 ビット システム

64 ビット システム

2.9 CA ARCserve Backup for Small Business Server Editions でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup for Small Business Server (SBS) Editions は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

2.10 Agent for Oracle (UNIX/Linux)でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Agent for Oracle は、以下の UNIX オペレーティング システムにインストールできます。

Agent for Oracle は、以下の Linux オペレーティング システムにインストールできます。

2.11 Agent for Oracle (Windows)でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Agent for Oracle (Windows)は、以下のバージョンの Oracle を実行している以下のオペレーティング システムにインストールできます。

2.12 Agent for Open Files でサポートされているオペレーティング システム

Agent for Open Files は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

Agent for Microsoft Volume Shadow Copy Service (VSS)

CA ARCserve Backup Agent for Open Files には、現在 CA ARCserve Backup Agent for Microsoft Volume Shadow Copy Service (VSS)の機能が含まれています。 このエージェントは Windows XP ではサポートされていません。

2.13 Agent for Sybase でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Agent for Sybase は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

Sybase ASE 15.0

Sybase ASE 15.5

2.14 Agent for Virtual Machines でサポートされているオペレーティング システム

Agent for Virtual Machines は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

VMware ESX/ESXi Server バージョン VMware VCB Framework バージョン VDDK バージョン VMware vCenter Server バージョン
ESX/ESXi 3.5、Update 1、Update 2、Update 3、Update 4、Update 5

1.1、1.1 Update 1、1.5、1.5 Update 1

 

1.1、1.1.1

 

2.5 Update 1、Update 2、Update 3、Update 4、および VMware vCenter Server 4.0
ESX/ESXi Server 4.0 (vSphere)、Update 1、Update 2 1.5 Update 1、Update 2 1.1、1.1.1、1.2、1.2.1 VMware vCenter Server 4.0、Update 1、Update 2
ESX/ESXi Server 4.1 (vSphere) 1.5 Update 1、Update 2 1.1、1.1.1、1.2、1.2.1 VMware vCenter Server 4.1

Agent for Virtual Machines は、次のオペレーティングシステム上にインストールできます。VCB/VDDK プロキシ サーバ用の VMware によってサポートされたすべてのオペレーティング システム上、(Windows NT 4.0 以外の)すべての Windows ゲスト オペレーティング システム上、Microsoft Hyper-V ホスト サーバ上、および Microsoft Hyper-V によってサポートされたすべての Windows ゲスト オペレーティング システム上。

注:

CA ARCserve Backup は、VMware for VCB/VDDK プロキシ サーバでサポートされるすべての OS 上で Agent for Virtual Machines をサポートします。

CA ARCserve Backup は、VMware でサポートされるすべての Windows ゲスト オペレーティング システム上で Agent for Virtual Machines をサポートしますが、Windows NT 4.0 は除きます。

CA ARCserve Backup は、Microsoft Hyper-V でサポートされるすべての Windows ゲスト オペレーティング システム上で Agent for Virtual Machines をサポートします。

2.15 Disaster Recovery Option でサポートされているオペレーティング システム

Disaster Recovery Option には、以下の方式をサポートします。

2.16 Enterprise Module でサポートされているオペレーティング システム

Enterprise Module は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

Enterprise Module には以下の CA ARCserve Backup コンポーネントが含まれますが、すべてのオペレーティング システムでサポートされていないものもあります。

2.17 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle でサポートされているオペレーティング システム(Windows)

Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

注:

2.18 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle でサポートされているオペレーティング システム(UNIX および Linux)

Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle を実行するためのオペレーティング システムの要件は、以下のとおりです。

Oracle のバージョン オペレーティング システム SAP BR* ツール
9i AIX v5.2、RHEL4.x SAP R/3 6.4、7.0
10g

AIX (物理マシンおよび LPAR) v5.2、v5.3、および v6.1

Solaris (SPARC) 9 および 10

HP-UX (PA-RISC、IA64) 11.23 および 11.31

Red Hat Enterprise Linux 4.x、5.x (x86/x64/IA64)

SuSE Linux Enterprise Server 9.x、10.x および 11.x

SAP R/3 7.0、7.1、7.2
11gR1、R2

AIX (物理マシンおよび LPAR) v5.3、および v6.1

Solaris (SPARC) 10

HP-UX (PA-RISC、IA64) 11.23 および 11.31

Red Hat Enterprise Linux 4.x、5.x (x86/x64/IA64)

Red Hat Enterprise Linux 6 (x86/x64)

SuSE Linux Enterprise Server 10.x および 11.x

SAP R/3 7.2

必要なパッチ

2.19 Image Option でサポートされているオペレーティング システム

Image Option は Enterprise Module でサポートされるようになりました。 詳細については、「Enterprise Module でサポートされているオペレーティング システム」を参照してください。

2.20 NDMP NAS Option でサポートされているオペレーティング システム

NDMP NAS Option は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

2.21 Storage Area Network (SAN) Option でサポートされているオペレーティング システム

Storage Area Network (SAN) Option は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

2.22 SRM でサポートされているオペレーティング システム

Storage Resource Management 機能は Windows Server XP システム以降でサポートされています。

注: PKI がしきい値に達する場合にアラートを発生させる機能は、x64 システムおよび x86 システムでのみサポートされています。IA64 ではサポートされていません。

2.23 Tape Library Option でサポートされているオペレーティング システム

Tape Library Option は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

2.24 CA ARCserve Backup UNIX/Linux Data Mover でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup UNIX/Linux Data Mover は、以下のオペレーティング システムでサポートされています。

2.25 CA ARCserve Backup Dashboard でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Dashboard は、ベース製品向けにリストされているすべてのオペレーティング システムをサポートします。ただし、Itanium ベースのプラットフォームは、必要な Microsoft .NET Framework v3.5 SP1 をサポートしないので除外されます。 また、CA ARCserve Backup Dashboard では以下の電子メール クライアントをサポートします。

2.26 CA ARCserve Backup Global Dashboard でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Global Dashboard は、以下のオペレーティング システムでサポートされています。

セントラル プライマリ サーバ

CA ARCserve Backup プライマリ/スタンドアロン サーバをセントラル プライマリ サーバとして指定し、設定するための要件は以下のとおりです。

ブランチ プライマリ サーバ

CA ARCserve Backup プライマリ/スタンドアロン サーバをブランチ プライマリ サーバとして指定し、設定するための要件は以下のとおりです。

Global Dashboard コンソール

マシンを Global Dashboard コンソールとして指定し、設定するための要件は以下のとおりです。

2.27 CA ARCserve Backup Infrastructure Visualization でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Infrastructure Visualization は、ベース製品向けにリストされているすべてのオペレーティング システムをサポートします。ただし、Itanium ベースのプラットフォームは、必要な Microsoft .NET Framework v3.5 SP1 をサポートしないので除外されます。


3.0 システム要件

以下のセクションでは、各 CA ARCserve Backup コンポーネントに必要なシステム要件について説明します。

3.1 CA ARCserve Backup ベース製品のシステム要件

CA ARCserve Backup の最小要件は、以下のとおりです。

Microsoft .NET Framework

CA ARCserve Backup では、以下のバージョンの Microsoft .NET Framework が必要です。

CA ARCserve Backup データベース

CA ARCserve Backup では、CA ARCserve Backup データベース(ASDB)をホストするアプリケーションとして以下をサポートします。

Adobe Reader

インターネット ブラウザ

3.2 CA ARCserve Backup と CA ARCserve Replication の統合のシステム要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

ファイル保護に加え、CA ARCserve Backup と CA ARCserve Replication の統合により、以下のデータ保護がサポートされます。

統合の詳細については、「CA ARCserve Backup for Windows CA ARCserve Replication 統合ガイド」を参照してください。

3.3 CA ARCserve Backup Client Agent のシステム要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

このエージェントをインストールするには、以下のハードウェア要件を満たすシステムが必要です。 詳細については、CA ARCserve Backup Client Agent Readme を参照してください。

3.4 Agent for IBM Informix のシステム要件

CA ARCserve Backup Agent for IBM Informix には以下が必要です。

3.5 Agent for Lotus Domino のシステム要件

CA ARCserve Backup Agent for Lotus Domino には以下が必要です。

3.6 Agent for Microsoft Exchange Server のシステム要件

注: エージェントは、Exchange データベース レベル エージェントを Exchange ドキュメント レベル エージェントと共にインストールするようになりました。

Agent for Microsoft Exchange Server をインストールするには、実行している Microsoft Exchange Server のバージョンに応じて、ハードウェアおよびその設定が以下の要件を満たしている必要があります。

3.7 Agent for Microsoft SharePoint Server のシステム要件

Agent for Microsoft SharePoint Server をインストールするには、実行している Microsoft SharePoint Server 2007 または 2010 のバージョンに応じて、ハードウェアおよびその設定が以下の要件を満たしている必要があります。

注: エージェントおよび CA ARCserve Backup を同じマシンにインストールする場合は、 CA ARCserve Backup の製品ベース要件を満たしておく必要があります。 これらの要件の最新情報については、CA サポート までお問い合わせください。

このエージェントには、CA ARCserve Backup サーバ コンポーネントは必要ありません。

Agent for Microsoft SharePoint Server では、以下のうち少なくとも 1 つが必要です。

注:

Microsoft SharePoint Server 製品が実行されている場合は、SQL Server または SQL Express に最新のサービス パックを適用します。

3.8 Agent for Microsoft SQL Server のシステム要件

Agent for Microsoft SQL Server については、システムが CA ARCserve Backup ベース製品の最小システム要件を満たすことを確認してください。

3.9 CA ARCserve Backup Small Business Server Edition のシステム要件

CA ARCserve Backup Small Business Server (SBS) Editions については、システムが以下の要件を満たすことを確認してください。

3.10 Agent for Oracle (UNIX/Linux)のシステム要件と Oracle データベース サポート

以下のセクションでは、UNIX プラットフォームでの Agent for Oracle 用の最小システム要件および Oracle データベース サポートについて説明します。

注: UNIX プラットフォーム用の CA ARCserve Backup Agent for Oracle の最新パッチおよびダウンロードについては、弊社テクニカル サポートのサイト(http://www.ca.com/jp/support/)をご覧ください。

Sun Solaris SPARC

Sun Solaris SPARC 上では、このエージェントには以下が必要です。

Sun Solaris x86

Sun Solaris x86 上では、このエージェントには以下が必要です。

IBM AIX (物理マシンおよび LPAR)

IBM AIX 上では、このエージェントには以下が必要です。

HP-UX

HP-UX 上では、このエージェントには以下が必要です。

HP-UX Itanium

HP-UX Itanium 上では、このエージェントには以下が必要です。

HP/Compaq OSF Tru64

OSF Alpha 上では、このエージェントには以下が必要です。

UNIX プラットフォームでのデータベースのサポート

エージェントは、以下のデータベースで使用できます。

注: Oracle 11gR1 は、Sun Solaris SPARC、HP-UX Itanium、HP UNIX、および AIX の各プラットフォームでサポートされています。 Oracle 11gR2 は Sun Solaris SPARC、HP-UX Itanium、および HP UNIX の各プラットフォームでサポートされています。

AIX5L および AIX6L ベース システム(64 ビット)では、Oracle Metalink Web サイトにある 6800649 Oracle パッチをインストールする必要があります。

以下のセクションでは、Linux プラットフォームでの Agent for Oracle の最小システム要件および Oracle データベースのサポートについて説明します。

Linux x86

Agent for Oracle を Linux x86 プラットフォーム で使用するには、以下の最小システム要件を満たす必要があります。

Linux x64

Agent for Oracle を Linux x64 プラットフォーム で使用するには、以下の最小システム要件を満たす必要があります。

Linux Itanium

Agent for Oracle を Linux Itanium プラットフォーム で使用するには、以下の最小システム要件を満たす必要があります。

Linux プラットフォームでのデータベースのサポート

エージェントは、以下のデータベースで使用できます。

3.11 Agent for Oracle のシステム要件(Windows)

Agent for Oracle をインストールするには、実行している Agent for Oracle のバージョンに応じて、ハードウェアおよびその設定が以下の要件を満たしている必要があります。

注: CA ARCserve Backup Agent for Oracle では、RMAN およびファイル レベルという 2 種類のモードでバックアップを実行できます。 RMAN バックアップの場合、ユーザ インターフェイスからジョブをサブミットするか、RMAN コマンド ライン コンソールを使用してジョブをサブミットできます。 CA ARCserve Backup Agent for Oracle の RMAN バックアップでは、CA ARCserve Backup マネージャ コンソールおよび RMAN (Oracle Recovery Manager)コマンド ライン コンソールの両方を使用してサブミットされたバックアップ ジョブに対して ASM (Automatic Storage Management)がサポートされます。 CA ARCserve Backup Agent for Oracle のファイル レベル バックアップの場合、これはサポートされていません。

3.12 Agent for Open Files のシステム要件

Agent for Open Files については、システムが CA ARCserve Backup ベース製品の要件を満たすことを確認してください。 また、このエージェントには 1.5 MB 以上の空きディスク容量が必要です。

3.13 Agent for Sybase のシステム要件

エージェントをインストールするには、以下の要件が満たされていることを確認します。

3.14 Agent for Virtual Machines のシステム要件

Agent for Virtual Machines については、システム要件は、このエージェントのインストール場所によって異なります。

3.15 Central Management Option のシステム要件

Central Management Option については、システムが CA ARCserve Backup ベース製品の最小要件を満たすことを確認してください。

3.16 Disaster Recovery Option のシステム要件

Disaster Recovery Option については、システムが CA ARCserve Backup ベース製品の最小要件を満たすことを確認してください。 さらに、70MB 以上のディスク空き容量が必要です。

注: Windows PE リカバリ CD を使用して惨事復旧を行う場合は、1 GB 以上の RAM が必要です。

3.17 Enterprise Module のシステム要件

Enterprise Module については、システムが CA ARCserve Backup ベース製品の最小要件を満たすことを確認してください。

以下のオプションおよび機能を利用するには、Enterprise Module のライセンスを取得する必要があります。

3.18 Enterprise Option for IBM 3494 のシステム要件

Enterprise Option for IBM 3494 は Enterprise Module でサポートされるようになりました。

3.19 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle のシステム要件(Windows)

Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle をインストールするには、実行している Agent for Oracle のバージョンに応じて、ハードウェアおよびその設定が以下の要件を満たしている必要があります。

3.20 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle のシステム要件(UNIX および Linux)

Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle を実行するための最小ハードウェア要件は、以下のとおりです。

プラットフォーム アーキテクチャ RAM ディスク空き容量 /tmp 内のディスク空き容量
Solaris SPARC 256 MB 250 MB 400 MB
IBM AIX Power PC 256 MB 250 MB 400 MB
HP-UX PA-RISC、IA64 256 MB 250 MB 400 MB
Linux x86、IA64、および X64 256 MB 250 MB 400 MB

3.21 Enterprise Option for StorageTek ACSLS のシステム要件

Enterprise Option for StorageTek ACSLS は Enterprise Module でサポートされるようになりました。

3.22 Image Option のシステム要件

Image Option は Enterprise Module でサポートされるようになりました。

詳細については、「Enterprise Module のシステム要件」を参照してください。

3.23 NDMP NAS Option のシステム要件

NDMP NAS Option については、システムが CA ARCserve Backup ベース製品の最小要件を満たすことを確認してください。 これ以外にも、選択するデバイスによっては以下の要件が該当します。

注: NDMP NAS Option は、x64 および x86 両方の CA ARCserve Backup サーバをサポートして、NAS ファイラをバックアップします。

3.24 Storage Area Network (SAN) Option のシステム要件

Storage Area Network (SAN) Option については、システムが CA ARCserve Backup ベース製品の最小要件を満たすことを確認してください。

CA ARCserve Backup Storage Area Network (SAN) Option をインストールする前に、以下のアプリケーションもインストールする必要があります。

3.25 Tape Library Option のシステム要件

Tape Library Option については、システムが CA ARCserve Backup ベース製品の最小要件を満たすことを確認してください。

CA ARCserve Backup Tape Library Option をインストールする前に、CA ARCserve Backup for Windows をインストールする必要があります。

注: Tape Library Option には、Tape RAID のサポートが含まれます。

3.26 CA ARCserve Backup UNIX/Linux Data Mover のシステム要件

CA ARCserve Backup UNIX/Linux Data Mover には Java 1.6 テクノロジが含まれるため、HP-UX の一定のパッチ レベルが必要になる場合があります。 HP Web サイトでパッチに関する最新の情報を参照し、HP-UX システムに CA ARCserve Backup Data Mover をインストールする前に必要なパッチを適用してください。

AIX システムでは以下が必要です。

詳細については IBM の Fix Central Web サイトを参照し、ご使用のオペレーティング システムに適したバージョンを確認してください。

以下の表では、CA ARCserve Backup UNIX/Linux Data Mover の最小ハードウェア要件について説明します。

プラットフォーム アーキテクチャ RAM ディスク空き容量 /tmp 内のディスク空き容量
Solaris SPARC 256 MB 250 MB 400 MB
IBM AIX Power PC 256 MB 250 MB 400 MB
HP-UX PA-RISC、IA64 256 MB 250 MB 400 MB
Linux x86、IA64、および X64 256 MB 250 MB 400 MB

3.27 CA ARCserve Backup Dashboard のシステム要件

CA ARCserve Backup ベース製品の最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

3.28 CA ARCserve Backup Global Dashboard のシステム要件

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup Global Dashboard の最小システム要件について説明します。

セントラル プライマリ サーバのシステム要件

CA ARCserve Backup Global Dashboard をセントラル プライマリ サーバとしてインストールするための最小システム要件は以下のとおりです。

CA ARCserve Backup データベース

セントラル プライマリ サーバ用であれば、Microsoft SQL Server をデータベースとして使用する CA ARCserve Backup と共に Global Dashboard をインストールしておく必要があります。 (Microsoft SQL Server Express および Microsoft SQL Server 2000 はセントラル プライマリ サーバではサポートされていません)。

注: これらの要件に加えて、デフォルトの CA ARCserve Backup データベースに必要なディスク容量を考慮する必要があります。 使用状況によっては、データベースのサイズは数ギガバイトに達することもあります。

システム/プロセッサ

メモリ

ディスク容量

Adobe Reader

電子メール クライアント

Global Dashboard では、セントラル プライマリ サーバ上の以下の電子メール クライアントをサポートします。

ブランチ プライマリ サーバのシステム要件

CA ARCserve Backup プライマリ サーバの最小要件を超えるハードウェアまたはソフトウェアは必要ありません。

CA ARCserve Backup データベース

ブランチ プライマリ サーバ用であれば、Microsoft SQL Server または Microsoft SQL Server Express をデータベースとして使用する CA ARCserve Backup と共に Global Dashboard をインストールしておく必要があります。

3.29 CA ARCserve Backup Infrastructure Visualization のシステム要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

3.30 CA ARCserve Backup Infrastructure Global Visualization のシステム要件

CA ARCserve Backup Infrastructure Global Visualization については、ユーザのシステムが CA ARCserve Backup Global Dashboard の要件を満たすことを確認します。


4.0 インストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup とそのエージェントおよびオプションのインストールに関して、前提条件、設定、事前に考慮すべき問題について説明します。

4.1 CA ARCserve Backup ベース製品のインストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup ベース製品のインストールに関して、前提条件、設定、事前に考慮すべき問題について説明します。

4.2 Agent for Microsoft Exchange Server のインストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、Agent for Microsoft Exchange Server をインストールする際に考慮すべき点について説明します。

4.3 Agent for Microsoft SharePoint Server のインストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、Agent for Microsoft SharePoint Server をインストールする際に考慮すべき点について説明します。

4.4 Agent for Microsoft SQL Server のインストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、Agent for Microsoft SQL Server のインストールに関して、前提条件、設定、事前に考慮すべき問題について説明します。

4.5 Agent for Open Files のインストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、Vista マシンおよび Windows Server 2008 Core に Agent for Open Files をインストールする際に考慮すべき点について説明します。

4.6 Media Management Option (MMO)のインストールに関する考慮事項

Enterprise Module は Media Management Option (MMO、メディア管理機能)の前提条件となるコンポーネントで、MMO オプションを使用するには、このコンポーネントをインストールする必要があります。

注: MMO は ARCserve メンバ サーバではサポートされていません。

4.7 Enterprise Module のインストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup Enterprise Module のインストールに関して、前提条件、設定事項、事前に考慮すべき問題について説明します。

4.8 UNIX/Linux Data Mover のインストールに関する考慮事項

UNIX/Linux Data Mover をインストールする前に、以下の必須タスクを完了しておく必要があります。

Ingres データベース情報を BrightStor ARCserve Backup r11.5 データベースから CA ARCserve Backup データベースにマイグレートする場合以外は、BrightStor ARCserve Backup r11.5 ベース製品をアンインストールしないでください。 詳細については、「UNIX/Linux Data Mover ユーザ ガイド」の「以前のリリースから CA ARCserve Backup データベースへのデータベース情報のマイグレート」を参照してください。

4.9 CA ARCserve Backup Patch Manager のインストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、最新の Patch Manager リリースのインストールに関する一般的な考慮事項について説明します。

4.10 CA ARCserve Backup Agent for Virtual Machines のインストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup Agent for Virtual Machines のインストールに関する考慮事項について説明します。

4.11 Client Agent のインストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup Client Agent のインストールに関して、前提条件、設定、事前に考慮すべき問題について説明します。

Agent for Windows

4.12 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (UNIX および Linux)のインストールに関する考慮事項

UNIX/Linux Data Mover 上の SAP R/3 for Oracle データのバックアップおよびリストア時には、以下の点を考慮してください。


5.0 アップグレードに関する考慮事項

5.1 CA ARCserve Backup ベース製品のアップグレードにおける考慮事項

以下のセクションでは、アップグレードの前提条件、設定、および CA ARCserve Backup のベース製品をアップグレードする前に考慮すべき問題について説明します。


6.0 一般的な考慮事項

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup を使用する際の一般的な考慮事項について説明します。

以下では、CA ARCserve Backup Global Dashboard を使用する際の一般的な考慮事項について説明します。

以下では、CA ARCserve Backup Agent for Virtual Machines を使用する際の一般的な考慮事項について説明します。

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup および CA ARCserve D2D を統合する際の一般的な考慮事項について説明します。


7.0 サポートされているアップグレード パス

以下のいずれかのバージョンの CA ARCserve Backup を現在使用している場合は、以下の製品からこのリリースにアップグレードできます。

重要: BrightStor ARCserve Backup v9、BrightStor Enterprise Backup v10.5、BrightStor ARCserve Backup r11.1、または BrightStor ARCserve Backup r11.5 からアップグレードする場合は、以前のリリースをアンインストールしてから CA ARCserve Backup のこのリリースをインストールする必要があります。 ただし、以前の実装のデータベース情報を保持する場合は、以前の実装を CA ARCserve Backup r12.5 GA リリース(サービス パックなし)にアップグレードし、次に CA ARCserve Backup r12.5 からこのリリースにアップグレードする必要があります。 CA ARCserve Backup r12.5 のインストール メディアの入手方法については、CA サポート までお問い合わせください。 BrightStor ARCserve Backup または BrightStor Enterprise Backup の r9 以前のすべてのリリースについては、アンインストール後に本リリースをインストールする必要があります。

以下についても考慮してください。

7.1 旧バージョンとの互換性

このリリースの CA ARCserve Backup サーバ コンポーネントは、以下のリリースのエージェントを使用してデータをバックアップできます。


8.0 既知の問題

以下のセクションでは、本リリースの CA ARCserve Backup に関する既知の問題について説明します。

8.1 ベース製品の既知の問題

CA ARCserve Backup ベース製品に関連して、以下の問題がこのリリースに存在していることが判明しています。

CA ARCserve Backup サービスを調整する方法

  1. SQL Server のサービス名を確認します。

    以下のレジストリ キーを確認します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥MSSQLXXXX (XXXX は SQL Server の一意の名前で、MSSQLXXXX は SQL Server サービス名です)
    
  2. CA ARCserve Backup サービスの開始が、SQL Server サービスの開始に依存するよう設定します。そのためには、Microsoft sc ユーティリティを使用するか(下記の「ユーティリティを使用する場合」の手順 a から c を参照)、またはレジストリ キーを手動で設定します(下記の「レジストリを手動編集する場合」を参照)。

    ユーティリティを使用する場合

    1. Windows サポート ツール SUPTOOLS.MSI を Windows インストール CD からインストールします。 そのために、<CD-ROM ドライブ>¥SUPPORT¥TOOLS¥ ディレクトリに移動します。
    2. [スタート]-[すべてのプログラム]-[Windows Support Tools]-[Command Prompt]を選択して、コマンド プロンプトを開きます。
    3. コマンド プロンプト ウィンドウで、以下のコマンドを入力します。
      sc config CASDBEngine depend= MSSQLXXXX
      
      sc config CASMgmtSvc depend= MSSQLXXXX
      sc config CASUniversalAgent depend= MSSQLXXXX
      sc config CASTapeEngine depend= MSSQLXXXX
      
    4. 手順 3 に進みます。

    レジストリを手動編集する場合

    以下のキーの下にそれぞれ「DependOnService」という名前の複数行文字列値を作成し、その値を SQL サービス名(手順 1 を参照)に設定します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥CASDBEngine

    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥CASMgmtSvc

    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥CASUniversalAgent

    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥CASTapeEngine

  3. コンピュータを再起動します。 その後、エラーは表示されなくなります。

8.2 CA ARCserve Backup へのアップグレード時の既知の問題

8.3 Client Agent の既知の問題

Client Agent に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.4 CA ARCserve Backup ライセンス登録に関する既知の問題

以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.5 Agent for IBM Informix の既知の問題

Agent for IBM Informix に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.6 Agent for Lotus Domino の既知の問題

Agent for Lotus Domino に関連する以下の問題がこのリリースに存在することが分かっています。

8.7 Agent for Microsoft Exchange Server の既知の問題

Agent for Microsoft Exchange Server に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。

8.8 Agent for Microsoft SharePoint Server の既知の問題

Agent for Microsoft SharePoint Server に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。

8.9 Agent for Microsoft SQL Server の既知の問題

Agent for Microsoft SQL Server に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。

8.10 Agent for Open Files の既知の問題

Agent for Open Files に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.10.1 Microsoft ボリューム シャドウ コピー サービス (VSS)

Agent for Open Files に Microsoft ボリューム シャドウ コピー サービス (VSS) のサポートが含まれるようになりました。 Microsoft VSS に関連する以下の問題が存在することが分かっています。

8.10.2 Oracle ボリューム シャドウ コピー サービス (VSS)

Microsoft VSS に関連する以下の問題が存在することが分かっています。

8.11 Agent for Oracle (Windows)の既知の問題

以下のセクションでは、Agent for Oracle のサポートに関する情報について説明します。

8.12 UNIX プラットフォームおよび Linux プラットフォームで稼動する Agent for Oracle の既知の問題

Agent for Oracle (UNIX/Linux)に関連する以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.13 Agent for Sybase の既知の問題

Agent for Sybase に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.14 Agent for Virtual Machines の既知の問題

Agent for Virtual Machines に関連する以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.15 Enterprise Option for AS400 の既知の問題

Enterprise Option for AS400 に関連する以下の問題がこのリリースに存在していることが判明しています。

8.16 Enterprise Option for IBM 3494 の既知の問題

Storage Area Network (SAN) Option で Enterprise Option for IBM 3494 を使用している場合、メンバ マシン上のテープ エンジンが失敗することがあります。 この問題を回避するには、プライマリ マシンとメンバ マシン上に最新の IBM テープ ドライバがインストールされていることを確認します。 このためには、各マシンで以下の手順を実行します。

  1. インストールされている IBM ドライブのタイプを検索します。
  2. このドライブのレジストリ キーを以下のディレクトリで検索します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥<IBM ドライブのタイプ>
    

    たとえば、Ultrium ドライブについては、以下のディレクトリでドライブのレジストリ キーを検索します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥ibmlto
    
  3. DWORD 値 DisableReserveUponOpen を作成し、1 に設定します。
  4. regedit を終了し、コンピュータを再起動します。

    注: SAN メンバ サーバのインストールについては、「Storage Area Network (SAN) Option ユーザ ガイド」 を参照してください。

8.17 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (Windows)の既知の問題

Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (Windows)に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.18 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (UNIX および Linux)の既知の問題

Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle (UNIX および Linux)に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.19 Enterprise Option for StorageTek ACSLS の既知の問題

Enterprise Option for StorageTek ACSLS に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。

8.20 Disaster Recovery Option の既知の問題

Disaster Recovery Option に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.21 Dashboard に関する既知の問題

Dashboard に関連する以下の問題がこのリリースに存在していることが判明しています。

8.22 CA ARCserve Backup Global Dashboard の既知の問題

以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.23 Image Option の既知の問題

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup for the Image Option の本リリースに関する既知の問題について説明します。

8.24 NDMP NAS Option の既知の問題

NDMP NAS Option に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

NAS リストア バックアップ セッションに関する以下の項目は、このリリースではサポートされていません。

8.25 Storage Area Network (SAN) Option の既知の問題

SAN Option に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。

8.26 Tape Library Option の既知の問題

Tape Library Option に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。

8.27 セントラル エージェント管理の既知の問題

CA ARCserve Backup セントラル エージェント管理に関する以下の問題がこのリリースに存在することが判明しています。

8.28 英語以外の文字の表示に関する既知の問題

以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.29 マニュアルの既知の問題

以下のセクションでは、本リリースに存在することが判明している CA ARCserve Backup のマニュアルに関する問題について説明します。

注: 最新の製品マニュアル(PDF)については、CA ARCserve Backup Web サイト(http://www.casupport.jp/resources/storagesupp/)を参照してください。

Alert マネージャ ヘルプ

ジョブ スケジューラ ウィザード

8.30 CA ARCserve Backup Infrastructure Visualization の既知の問題

Infrastructure Visualization に関連する以下の問題がこのリリースに存在していることが判明しています。

8.31 Microsoft Hyper-V VSS Writer の既知の問題

Microsoft Hyper-V VSS Writer に関連する以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。


9.0 含まれる修正プログラム

以下は、CA ARCserve Backup の現在のリリースに含まれている修正です。 このセクションに記述されていない修正点にお気づきの際は、CA テクニカル サポートまでお問い合わせください。

T146531 T245634 T2D2793 T36A650 T5E5083 T5KC029 T5KZ051 T5PY038
T146532 T245635 T2D2796 T36A652 T5E5084 T5KC030 T5KZ054 T5PY041
T146536 T245636 T2D2800 T36A653 T5E5086 T5KC031 T5KZ055 T5PY042
T146537 T245637 T2D2801 T36A656 T5E5087 T5KC033 T5LD048 T5PY045
T16C878 T245638 T2D2802 T36A657 T5E5088 T5KC034 T5LD050 T5PY046
T16C879 T245639 T2D2806 T36A659 T5E5089 T5KC035 T5LD051 T5PY048
T16C882 T245640 T2D2807 T36A662 T5E5093 T5KC036 T5LD053 T5PY049
T16C883 T245641 T2D2809 T36A664 T5E5094 T5KC038 T5LD054 T5PY050
T16C884 T245642 T2D2810 T46B305 T5E5096 T5KC041 T5LD055 T5PY052
T16C886 T245643 T30A229 T46B307 T5E5098 T5KC042 T5OV033 T5PY053
T16C887 T245644 T31A551 T46B308 T5E5104 T5KC044 T5OV037 T5PY054
T16C888 T245645 T31A553 T46B309 T5E5105 T5KF064 T5OV038 T5QO003
T16C889 T245649 T31A554 T46B311 T5HP043 T5KF066 T5OV039 T5QO004
T16C890 T245652 T31A556 T46B312 T5HP048 T5KF068 T5OV040 T5QO007
T16C891 T245655 T31A557 T46B314 T5HP050 T5KF072 T5OV041 T5QO009
T16C892 T245659 T31A558 T46B315 T5HP051 T5KF073 T5OV042 T5QO016
T16C893 T245660 T31A559 T46B316 T5HP052 T5KF076 T5OV043 T5QO019
T16C894 T245661 T31A561 T46B317 T5HP056 T5KF077 T5OV044 T5R3001
T16C895 T245662 T31A564 T46B322 T5JS059 T5KF080 T5OV046  
T16C896 T245666 T36A624 T46B323 T5JS060 T5KM052 T5OV048  
T16C897 T245667 T36A625 T46B324 T5JS061 T5KM053 T5OV051  
T16C898 T245671 T36A626 T46B325 T5JS062 T5KM054 T5OV052  
T16C902 T254659 T36A627 T46B326 T5JS063 T5KM055 T5OV054  
T16C905 T2D2771 T36A628 T46B332 T5JS065 T5KM057 T5OV055  
T16C908 T2D2773 T36A629 T46B334 T5JS066 T5KM058 T5OV058  
T16C910 T2D2775 T36A630 T46B335 T5JS067 T5KM061 T5PY016  
T16C911 T2D2777 T36A631 T46B336 T5K7071 T5KM062 T5PY018  
T16C913 T2D2780 T36A632 T4C4078 T5K7079 T5KM064 T5PY019  
T16C914 T2D2781 T36A633 T50V058 T5K7080 T5KM066 T5PY020  
T16C915 T2D2782 T36A634 T512162 T5K7081 T5KM068 T5PY021  
T16C917 T2D2783 T36A635 T5DY032 T5K7082 T5KM069 T5PY022  
T16C918 T2D2784 T36A636 T5DY034 T5K7083 T5KZ041 T5PY023  
T16C919 T2D2785 T36A637 T5DY035 T5K7084 T5KZ042 T5PY026  
T16C923 T2D2786 T36A638 T5DY037 T5K7086 T5KZ043 T5PY027  
T16C924 T2D2787 T36A639 T5E5071 T5K7088 T5KZ044 T5PY028  
T245627 T2D2788 T36A640 T5E5075 T5K7089 T5KZ045 T5PY031  
T245628 T2D2789 T36A642 T5E5078 T5K7090 T5KZ046 T5PY032  
T245629 T2D2790 T36A644 T5E5080 T5K7091 T5KZ047 T5PY033  
T245632 T2D2791 T36A648 T5E5081 T5K7092 T5KZ048 T5PY034  
T245633 T2D2792 T36A649 T5E5082 T5K7098 T5KZ050 T5PY037  


10.0 CA ARCserve Backup r16 SP1

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup r16 SP 1 リリースについて説明します。

10.1 サポートされているオペレーティング システム

このセクションでは、CA ARCserve Backup r16 SP1 のサポート対象として追加されたオペレーティング システムを示します。

CA ARCserve Backup UNIX/Linux Data Mover:

Client Agent (UNIX/Linux):

Agent for Oracle (UNIX/Linux):

Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle 11gR1/R2 (UNIX/Linux):

このセクションでは、Agents for Virtual Machines のサポート対象として追加されたオペレーティング システムを示します。

VMware ESX/ESXi Server バージョン VMware VCB Framework バージョン VDDK バージョン VMware vCenter Server バージョン
vSphere 5.0 (ESXi) なし 5.0 VMware vCenter Server 5.0

このセクションでは、CA ARCserve Backup の仮想化プラットフォームに対してサポートされている追加のオペレーティング システムを示します。

10.2 インストールに関する考慮事項

以下に CA ARCserve Backup r16 SP1 リリースに含まれる、インストールに関する考慮事項を示します。

このセクションでは、Patch Manager のインストールに関する一般的な考慮事項について説明します。

10.3 既知の問題

以下のセクションでは CA ARCserve Backup r16 SP1 の問題について説明します。

CA ARCserve Backup Agent for Virtual Machines に関連する問題:

CA ARCserve Backup ベース製品に関連する問題:

Disaster Recovery Option に関連する問題:

10.4 CA ARCserve Backup r16 SP 1 に含まれる修正プログラム

CA ARCserve Backup r16 SP1 には、以下の修正が含まれています。 このセクションに記述されていない修正点にお気づきの際は、CA テクニカル サポートまでお問い合わせください。

RO24705 T16C951 T245701 T31A571 T36A700 T5DY087 T5KC054 T5KZ068 T5PY055 T5SO012
RO28635 T16C952 T245702 T31A572 T36A703 T5DY088 T5KC055 T5KZ069 T5QO022 T5SO013
RO28850 T16C953 T245703 T31A574 T36A706 T5DY089 T5KC057 T5KZ072 T5QO023 T5SO014
RO31295 T16C955 T245704 T31A576 T36A707 T5DY093 T5KC058 T5KZ074 T5QO025 T5SO015
RO31571 T16C956 T245705 T31A577 T36A709 T5DY097 T5KC059 T5KZ075 T5QO026 T5SO016
RO31785 T16C957 T245707 T31A579 T36A710 T5DY098 T5KF082 T5KZ076 T5QO029 T5SO017
RO33528 T16C961 T245708 T31A580 T36A711 T5E5106 T5KF083 T5KZ077 T5QO041  
RO35207 T16C962 T245709 T31A581 T36A712 T5E5107 T5KF084 T5LD056 T5R3005  
T146539 T16C964 T2D2812 T36A667 T36A713 T5E5108 T5KF085 T5LD059 T5R3006  
T146543 T16C968 T2D2813 T36A669 T36A714 T5E5111 T5KF086 T5LD061 T5R3009  
T146544 T245671 T2D2814 T36A670 T439134 T5E5116 T5KF087 T5LD063 T5R3003  
T146545 T245673 T2D2815 T36A671 T46B341 T5E5117 T5KF088 T5LD065 T5R3010  
T146547 T245675 T2D2817 T36A672 T46B342 T5E5119 T5KF091 T5OV059 T5R3011  
T146551 T245676 T2D2818 T2D2816 T46B343 T5E5123 T5KM073 T5OV061 T5R3013  
T146552 T245677 T2D2822 T36A664 T46B346 T5E5126 T5KM076 T5OV062 T5R3014  
T16C898 T245678 T2D2823 T36A673 T46B347 T5E5128 T5KM077 T5OV063 T5R3015  
T16C925 T245680 T2D2824 T36A675 T46B349 T5E5130 T5KM078 T5OV066 T5R3017  
T16C926 T245682 T2D2826 T36A678 T46B351 T5HP059 T5KM079 T5OV068 T5R3021  
T16C930 T245683 T2D2828 T36A679 T46B352 T5HP061 T5KM081 T5OV069 T5R3022  
T16C931 T245684 T2D2829 T36A680 T46B353 T5JS061 T5KM082 T5OV070 T5R3024  
T16C932 T245685 T2D2830 T36A681 T5DQ092 T5JS068 T5KM083 T5OV071 T5R3025  
T16C934 T245687 T2D2831 T36A682 T5DQ095 T5JS069 T5KM085 T5OV072 T5R3026  
T16C935 T245690 T2D2832 T36A683 T5DQ097 T5JS071 T5KM086 T5OV073 T5SO001  
T16C936 T245691 T2D2834 T36A684 T5DQ094 T5JS073 T5KZ060 T5OV075 T5SO002  
T16C939 T245692 T2D2836 T36A686 T5DQ098 T5JS074 T5KZ061 T5OV078 T5SO003  
T16C940 T245693 T2D2840 T36A687 T5DY074 T5KC047 T5KZ062 T5OV079 T5SO004  
T16C945 T245694 T2D2844 T36A691 T5DY077 T5KC050 T5KZ064 T5OV082 T5SO005  
T16C946 T245695 T31A566 T36A692 T5DY080 T5KC051 T5KZ065 T5OV083 T5SO006  
T16C947 T245696 T31A568 T36A694 T5DY084 T5KC052 T5KZ066 T5OV084 T5SO009  
T16C949 T245699 T31A570 T36A696 T5DY086 T5KC053 T5KZ067 T5PY038 T5SO010  

注: 修正プログラムの中には、レジストリ キーの変更が必要なものがあります。 特定の修正モジュール用に値を変更する場合は、「含まれる修正プログラムの追加情報」を参照してください。

10.4.1 含まれる修正プログラムの追加情報

以下の表に、CA ARCserve Backup r16 SP1 の修正プログラムに固有の追加情報を示します。

修正番号 レジストリ キーの変更
T16C898

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥Base¥Tapeengine¥Config

値の名前: (DWORD) EjectTape

値: 1

注: 値を 1 に設定すると、インベントリ後にテープをイジェクトします。

T16C940

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥Base¥Task¥Merge

値の名前: (DWORD) RecoverCatalogSpan

値: 1

注: 値を 1 に設定すると、カタログをマージし、スタンド アロンのテープ デバイスにスパンします。

T2D2816

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥Base¥Task¥Common¥SRMREPORTTIME

値の名前: (DWORD) Enable

値: 0

注: 値を 1 に設定すると、SRM プロービングが無効にされます。

T31A571

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥Base¥Task¥Common¥PrePostAllow64

値の名前: N/A

値: N/A

T31A577

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥Base¥ASMgr

値の名前: (DWORD) MaxNASSessionSize

値:NAS セッションに表示されているファイル数。

T31A581

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥UniversalClientAgent

値の名前: (DWORD) RemoveRegEntry

値: データベースが現在使用され、保存されている場所のパス。

注: 「RemoveRegEntry」が存在する場合、ツールは、リストア ジョブの正常終了後に現在使用しているリストア パスを削除します。

T36A681

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥SQLPAAdp¥Instances¥dbasql@<<ENTER_SQL_INSTANCE_NAME>>

値の名前: (DWORD) SkipBKSQLDRElements

データ: 0 または 1

重要: 値を 1 に設定すると、エージェントは ASDB DR エレメントをスキップします。 このキーは特定の用途にのみ使用します。それ以外の場合、Disaster Recovery で CA ARCserve Backup データベースをリストアできなくなるため、この値を設定することは推奨しません。

T36A684

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥Base¥Task¥Backup

値の名前: (DWORD) BlockAllNotifyPopups

値: 1

注: 値を 1 に設定すると、メッセージを表示します。

T36A710

エージェント上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥CA ARCserve BackupSPS12Adp¥Parameters

値の名前: (REG_SZ) AlterLogLocation

値: 新しいログが書き込まれる場所。

T46B349

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥Base¥Task¥Backup

値の名前: (DWORD) AllowPreserveAccessTime

値: 1

注: 値を 1 に設定すると、UNIX/Linux エージェントが、差分または増分ローテーション ジョブで「最終アクセス日時」を変更することができなくなります。

T46B353

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥ClientAgent¥Parameters¥DisableW0009

値の名前: (DWORD) DisableW0009

データ: 0 または 1

注: 値を 1 に設定すると、アクティビティ ログ内の AW0009 警告メッセージを表示しません。

T5E5106

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥Base¥Tapeengine¥Config

値の名前: (DWORD) UseRootDir

値: 1

注: 値を 1 に設定すると、ユーザが C ドライブ以外の特定のルート ディレクトリ下にデバイスを作成できるようになります。

T5E5107

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

x86 OS の場合=キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥Base¥Tapeengine¥Config

x64 OS の場合=キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥Base¥Tapeengine¥Config

値の名前: (DWORD) SkipDuplicateFM

値: 1

注: 値を 1 に設定すると、隣接したファイル マークをスキップします。 必要なファイルのリストアが完了したら、レジストリ値を削除します。 この修正はまれなケースです。

T5JS068

エージェント上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥UniversalClientAgent¥Options¥2000¥1067

値の名前: (REG_DWORD) DisabledPublicFolder

値: 1

注: 値を 1 に設定すると、パブリック フォルダ データベースが無効にされます。

T5KF083

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥UniversalClientAgent¥Options¥1060

値の名前: (DWORD) EnableCheckNullFolder

値: 1

注: 値を 1 に設定すると、バックアップ中、Exchange ドキュメント レベル エージェントが空のパブリック フォルダ名をスキップします。

T5KM081

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥ClientAgent¥Parameters

値の名前: (DWORD) VssAsyncTimeOut

値: VSS 操作のタイムアウト セッションの値。

注: 値は秒単位です。 値がレジストリ内に存在しない場合、デフォルトの値は 1200 秒(20 × 60)となります。

T5KZ065

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥ClientAgent¥Parameters

値の名前: (DWORD) VimTimeout

値: 60

注: 値は分単位です。 10 よりも大きい値を設定することを推奨します。 レジストリ キーが指定されていない場合、デフォルトのタイムアウト値は 10 分となります。

T5LD063

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥TapeEngine¥Image

値の名前: (DWORD) SupportLargeDataSet

値: 1

注: 値を 1 に設定すると、バックアップのパフォーマンスが低下します。

T5LD065

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥Base¥Task¥Common¥IgnoreNASError

値の名前: N/A

値: N/A

T5OV059

VM を復旧する場合に MAC アドレスを保持するには、以下のレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥ClientAgent¥Parameters¥

値の名前: (DWORD) RetainMACForVDDK

値: 1 (MAC アドレスを保持)

T5PY055

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥SPS12Adp¥Internal

値の名前: (DWORD) IsValid

値: 1

注: 値を 1 に設定すると、プログラムでこの修正用のほかのレジストリ設定を確認できるようになります。 値を 0 に設定すると、この修正用のほかのレジストリ設定は無視されます。

 

値の名前: (REG_DWORD) SkipGetSQLServerServiceInfo

値: 1

注: 「SQLServer 取得サービス」のアカウント名をスキップします。

 

値の名前: (REG_SZ) AdditionalAccountForBackupRestoreSharedFolder

値: アカウント名

注: アカウント名は SQLServer インスタンスを実行します。

 

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥ExchangeDBAgent¥Parameters

値の名前: (DWORD) SkipIntegrity

データ: 0 または 1

注: 値を 0 に設定すると、整合性チェックを実行し、1 に設定すると、整合性チェックをスキップします。 このレジストリは Exchange 2003/2007/2010 Agent に適用されます。

重要: Microsoft は DB の整合性確認を無効にすることを推奨していません。

T2D2832、T5R3003、T5R3010

サーバ上で修正用にこのレジストリを設定します。

キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥CA ARCserve Backup¥ClientAgent¥Parameters

値の名前: (DWORD) DisableRecursiveHugeSystemState

値: 0

注: デフォルトでは、このレジストリ キーは存在しません。 ただし、システム状態のバックアップ容量が著しく増加する場合は、このレジストリを作成して値を 1 に設定します。

10.5 ドキュメントの変更

このトピックでは、CA ARCserve Backup r16 SP1 用のドキュメントの変更について記載しています。

: ドキュメントの変更はすべてこのサービス パックに記録され、次のリリースで該当するユーザ ガイドが更新されます。

以下の修正プログラムは、r16 用の「含まれる修正プログラム」(セクション 9.0)に含まれている必要がありました。

修正プログラム T16C898 は、r16 用の「含まれる修正プログラム」(セクション 9.0)から削除され、r16 SP1 用の修正プログラムに追加される必要があります。

以下のリストでは、CA ARCserve Backup r16 SP1 用に変更が必要な、CA ARCserve Backup r16 Readme 内のトピックについて説明します。

VMware ESX/ESXi Server バージョン VMware VCB Framework バージョン VDDK Version VMware vCenter Server バージョン
ESX/ESXi 3.5、Update 1、Update 2、Update 3、Update 4、Update 5 1.1、1.1 Update 1、1.5、1.5 Update 1 1.1、1.1.1、5.0 2.5 Update 1、Update 2、Update 3、Update 4、および VMware vCenter Server 4.0
vSphere 4.0 (ESX/ESXi) Update 1、Update 2 1.5 Update 1、Update 2 1.1、1.1.1、1.2、1.2.1、5.0 VMware vCenter Server 4.0、Update 1、Update 2
vSphere 4.1 (ESX/ESXi) 1.5 Update 1、Update 2 1.1、1.1.1、1.2、1.2.1、5.0 VMware vCenter Server 4.1

以下のリストでは、CA ARCserve Backup r16 SP1 について変更が必要なユーザ ガイドおよび対応するトピックについて説明します。

コマンド ライン リファレンス ガイド

管理者ガイド:

Agent for Virtual Machines ユーザ ガイド:

オンライン ヘルプ:

CA ARCserve Backup Client Agent ガイド

CA ARCserve Backup r16 の Windows 互換性マトリクス

実装ガイド:


11.0 言語認定

国際化製品とは、所定のローカル言語版オペレーティング システムおよびサード パーティ製品上で正常に動作し、データの入出力においてローカル言語をサポートする英語版製品です。 また、国際化製品は、日付、時刻、通貨、数値に関してローカル言語の書式をサポートします。

翻訳済み製品(ローカライズ済み製品とも言います)とは、製品のユーザ インターフェース、オンライン ヘルプ、その他ドキュメントのローカル言語サポートに加えて、日付、時刻、通貨、数値に関してローカル言語でのデフォルトの書式設定をサポートする国際化製品です。

このリリースの CA ARCserve Backup for Windows は、英語版リリースに加え、以下の言語に国際化および翻訳されています。

上記に記載されていない言語の環境でこの製品を使用すると、問題が発生する場合があります。


12.0 CA への連絡先

テクニカル サポートの詳細については、弊社テクニカル サポートの Web サイト(http://www.ca.com/jp/support/)をご覧ください。