CA

CA ARCserve® Backup r15 Readme


1.0 はじめに

2.0 オペレーティング システムのサポート
2.1 ベース製品でサポートされているオペレーティング システム
2.2 CA ARCserve Backup ARCserve Replication (英語の旧製品名: CA XOsoft)の統合でサポートされているオペレーティング システム
2.3 CA ARCserve Backup クライアント エージェントでサポートされているオペレーティング システム
2.4 Agent for IBM Informix でサポートされているオペレーティング システム
2.5 Agent for Lotus Domino でサポートされているオペレーティング システム
2.6 Agent for Microsoft Exchange Server でサポートされているオペレーティング システム
2.7 Agent for Microsoft SharePoint Server でサポートされているオペレーティング システム
2.8 Agent for Microsoft SQL Server でサポートされているオペレーティング システム
2.9 CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server でサポートされているオペレーティング システム
2.10 CA ARCserve Backup for Small Business Server Editions でサポートされているオペレーティング システム
2.11 Agent for Oracle (UNIX/Linux)でサポートされているオペレーティング システム
2.12 Agent for Oracle (Windows)でサポートされているオペレーティング システム
2.13 Agent for Open Files でサポートされているオペレーティング システム
2.14 Agent for Sybase でサポートされているオペレーティング システム
2.15 Agent for Virtual Machines でサポートされているオペレーティング システム
2.16 Disaster Recovery Option でサポートされているオペレーティング システム
2.17 Enterprise Module でサポートされているオペレーティング システム
2.18 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle でサポートされているオペレーティング システム
2.19 NDMP NAS Option でサポートされているオペレーティング システム
2.20 Storage Area Network (SAN) Option でサポートされているオペレーティング システム
2.21 SRM でサポートされているオペレーティング システム
2.22 Tape Library Option でサポートされているオペレーティング システム
2.23 CA ARCserve Backup UNIX/Linux Data Mover でサポートされているオペレーティング システム
2.24 CA ARCserve Backup Dashboard でサポートされているオペレーティング システム
2.25 CA ARCserve Backup Global Dashboard でサポートされているオペレーティング システム
2.26 CA ARCserve Backup Infrastructure Visualization でサポートされているオペレーティング システム
2.27 CA ARCserve Backup でサポートされる仮想化プラットフォーム

3.0 システム要件
3.1 CA ARCserve Backup ベース製品のシステム要件
3.2 CA ARCserve Backup と CA ARCserve Replication の統合のシステム要件
3.3 CA ARCserve Backup Client Agent のシステム要件
3.4 Agent for IBM Informix のシステム要件
3.5 Agent for Lotus Domino のシステム要件
3.6 Agent for Microsoft Exchange Server のシステム要件
3.7 Agent for Microsoft SharePoint Server のシステム要件
3.8 Agent for Microsoft SQL Server のシステム要件
3.9 CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server のシステム要件
3.10 CA ARCserve Backup Small Business Server Edition のシステム要件
3.11 Agent for Oracle (UNIX/Linux)のシステム要件と Oracle データベース サポート
3.12 Agent for Oracle のシステム要件(Windows)
3.13 Agent for Open Files のシステム要件
3.14 Agent for Sybase のシステム要件
3.15 Agent for Virtual Machines のシステム要件
3.16 Central Management Option のシステム要件
3.17 Disaster Recovery Option のシステム要件
3.18 Enterprise Module のシステム要件
3.19 Enterprise Option for IBM 3494 のシステム要件
3.20 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle のシステム要件
3.21 Enterprise Option for StorageTek ACSLS のシステム要件
3.22 Image Option のシステム要件
3.23 NDMP NAS Option のシステム要件
3.24 Serverless Backup Option のシステム要件
3.25 Storage Area Network (SAN) Option のシステム要件
3.26 Tape Library Option のシステム要件
3.27 CA ARCserve Backup UNIX/Linux Data Mover のシステム要件
3.28 CA ARCserve Backup Dashboard のシステム要件
3.29 CA ARCserve Backup Global Dashboard のシステム要件
3.30 CA ARCserve Backup Infrastructure Visualization のシステム要件
3.31 CA ARCserve Backup Infrastructure Global Visualization のシステム要件

4.0 インストールに関する考慮事項
4.1 CA ARCserve Backup ベース製品のインストールに関する考慮事項
4.2 CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server のインストール時の考慮事項
4.3 Agent for Microsoft Exchange Server のインストールに関する考慮事項
4.4 Agent for Microsoft SharePoint Server のインストールに関する考慮事項
4.5 Agent for Microsoft SQL Server のインストールに関する考慮事項
4.6 Agent for Open Files のインストールに関する考慮事項
4.7 Media Management Option (MMO)のインストールに関する考慮事項
4.8 Enterprise Module のインストールに関する考慮事項
4.9 UNIX/Linux Data Mover のインストールに関する考慮事項
4.10 CA ARCserve Backup Patch Manager のインストールに関する考慮事項
4.11 CA ARCserve Backup for Virtual Machines のインストールに関する考慮事項
4.12 Client Agent のインストールに関する考慮事項

5.0 アップグレードに関する考慮事項
5.1 CA ARCserve Backup ベース製品のアップグレードにおける考慮事項

6.0 一般的な考慮事項

7.0 サポートされているアップグレード パス
7.1 旧バージョンとの互換性

8.0 既知の問題
8.1 ベース製品の既知の問題
8.2 CA ARCserve Backup へのアップグレード時の既知の問題
8.3 Client Agent の既知の問題
8.4 CA ARCserve Backup ライセンス登録に関する既知の問題
8.5 CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server の既知の問題
8.6 Agent for IBM Informix の既知の問題
8.7 Agent for Lotus Domino の既知の問題
8.8 Agent for Microsoft Exchange Server の既知の問題
8.9 Agent for Microsoft SharePoint Server の既知の問題
8.10 Agent for Microsoft SQL Server の既知の問題
8.11 Agent for Open Files の既知の問題
  8.11.1 Microsoft ボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)
  8.11.2 Oracle ボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)
8.12 Agent for Oracle (Windows)の既知の問題
8.13 Agent for Oracle (UNIX および Linux [RMAN])の既知の問題
8.14 Agent for Sybase の既知の問題
8.15 Agent for Virtual Machines の既知の問題
8.16 Enterprise Option for AS400 の既知の問題
8.17 Enterprise Option for IBM 3494 の既知の問題
8.18 Enterprise Option for SAP R/3 Oracle の既知の問題
8.19 Enterprise Option for StorageTek ACSLS の既知の問題
8.20 Disaster Recovery Option の既知の問題
8.21 Dashboard に関する既知の問題
8.22 CA ARCserve Backup Global Dashboard の既知の問題
8.23 Image Option の既知の問題
8.24 NDMP NAS Option の既知の問題
8.25 Storage Area Network (SAN) Option の既知の問題
8.26 Tape Library Option の既知の問題
8.27 セントラル エージェント管理の既知の問題
8.28 英語以外の文字の表示に関する既知の問題
8.29 マニュアルの既知の問題
8.30 CA ARCserve Backup Infrastructure Visualization の既知の問題

9.0 含まれる修正プログラム

10.0 言語認定

11.0 CA への連絡先


1.0 はじめに

CA ARCserve Backup r15 Readme へようこそ。この Readme には、マニュアル等のリリース後に発見された問題その他の情報、およびこのリリースの既知の問題の完全なリストが含まれています。

このリリースの機能および強化による影響の詳細については、CA ARCserve Backup リリース サマリを参照してください。最新の製品マニュアル(オンライン ヘルプおよびPDF)については、CA ARCserve Backup Web サイト(http://www.casupport.jp/resources/storagesupp/)を参照してください。

CA ARCserve Backup は、以下のスイート製品をサポートしています。


2.0 オペレーティング システムのサポート

以下のトピックは、CA ARCserve Backup ベース製品、エージェントおよびオプションのサポートされているオペレーティング システムに関する情報を提供します。サポートされているオペレーティング システムに関する最新の情報については、support.ca.com 上の互換性マトリクスを参照してください。

2.1 ベース製品でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup ベース製品は以下のオペレーティング システムにインストールできます。サポートされているオペレーティング システムに関する最新の情報については、support.ca.com 上の互換性マトリクスを参照してください。

Windows Server 2008 R2

Windows Server 2008 SP1、SP2

Windows Server 2008 Foundation

Windows Essential Business Server 2008

Windows Small Business Server 2008

Windows Storage Server 2008

Windows Server 2003

CA ARCserve Backup ベース製品は Windows Vista および Windows 7 システム上でサポートされていません。ただし、以下の CA ARCserve Backup コンポーネントはサポートされています。

Windows Vista (x86 および x64) SP1 または SP2

Windows 7 Professional、Ultimate および Enterprise Edition (x86 および x64)

2.2 CA ARCserve Backup ARCserve Replication (英語の旧製品名: CA XOsoft)の統合でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup と CA ARCserve Replication の統合には、以下をインストールする必要があります。

マスタ サーバ

レプリカ サーバ

統合の詳細については、「CA ARCserve Backup for Windows CA ARCserve Replication 統合ガイド」を参照してください。

2.3 CA ARCserve Backup クライアント エージェントでサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Client Agent for Windows は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

CA ARCserve Backup Client Agent for NetWare は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

CA ARCserve Backup Client Agent for UNIX は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

CA ARCserve Backup Client Agent for Linux は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

CA ARCserve Backup Client Agent for Linux on OS/390 は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

CA ARCserve Backup Client Agent for Mac OS X は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

CA ARCserve Backup Client Agent for OpenVMS は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

CA ARCserve Backup Enterprise Option for AS400 は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

2.4 Agent for IBM Informix でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Agent for IBM Informix は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

注: Windows 2000 Advanced Server では Informix 10.00 のみがサポートされています。

2.5 Agent for Lotus Domino でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Agent for Lotus Domino は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

注: Agent for Lotus Domino は x86 および x64 システムをサポートしていますが、IA64 システムは対象外です。 x64 システムにインストールする場合、デフォルト インストール パスは以下の通りです。

C:¥Program Files (x86)¥CA¥ARCserve Backup Agent for Lotus Domino¥

2.6 Agent for Microsoft Exchange Server でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Agent for Microsoft Exchange Server は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

2.7 Agent for Microsoft SharePoint Server でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Agent for Microsoft SharePoint Server は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

Microsoft Office SharePoint Server 2007

Microsoft SharePoint Server 2010

2.8 Agent for Microsoft SQL Server でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Agent for Microsoft SQL Server は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

32 ビット システム

64 ビット システム

2.9 CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

2.10 CA ARCserve Backup for Small Business Server Editions でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup for Small Business Server Editions は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

2.11 Agent for Oracle (UNIX/Linux)でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Agent for Oracle は、以下の UNIX オペレーティング システムにインストールできます。

Agent for Oracle は、以下の Linux オペレーティング システムにインストールできます。

2.12 Agent for Oracle (Windows)でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Agent for Oracle (Windows)は、以下のバージョンの Oracle を実行している以下のオペレーティング システムにインストールできます。

2.13 Agent for Open Files でサポートされているオペレーティング システム

Agent for Open Files は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

Agent for Microsoft Volume Shadow Copy Service (VSS)

CA ARCserve Backup Agent for Open Files には、現在 CA ARCserve Backup Agent for Microsoft Volume Shadow Copy Service (VSS)の機能が含まれています。このエージェントは Windows XP システムではサポートされていません。

2.14 Agent for Sybase でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Agent for Sybase は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

2.15 Agent for Virtual Machines でサポートされているオペレーティング システム

Agent for Virtual Machines は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

VMware ESX/ESXi Server バージョン VMware VCB Framework バージョン VDDK バージョン VMware vCenter Server バージョン
3.0 1.0、1.0.1 -- --
3.0.1 1.0、1.0.1、1.0.2 -- --
3.0.2 1.0.3 -- 2.0.2
3.0.3 1.1、1.1 Update 1、1.5、1.5 Update 1 -- 2.5

ESX 3.5、Update 1、Update 2、Update 3、Update 4、Update 5

ESXi 3.5、Update 1、Update 2、Update 3、Update 4、Update 5

1.1、1.1 Update 1、1.5、1.5 Update 1

 

1.1、1.1.1

 

2.5 Update 1、Update 2、Update 3、Update 4、および VMware vCenter Server 4.0
VMware ESX Server 4.0 (vSphere)、Update 1 1.5 Update 1 1.1、1.1.1 VMware vCenter Server 4.0、Update 1

Agent for Virtual Machines は、次のオペレーティングシステム上にインストールできます。VCB/VDDK プロキシ サーバ用の VMware によってサポートされたすべてのオペレーティング システム上、(Windows NT 4.0 以外の)すべての Windows ゲスト オペレーティング システム上、Microsoft Hyper-V ホスト サーバ上、および Microsoft Hyper-V によってサポートされたすべての Windows ゲスト オペレーティング システム上。

注:

CA ARCserve Backup は、VMware for VCB プロキシ サーバでサポートされるすべての OS 上で Agent for Virtual Machines をサポートします。

CA ARCserve Backup は、VMware でサポートされるすべての Windows ゲスト オペレーティング システム上で Agent for Virtual Machines をサポートしますが、Windows NT 4.0 は除きます。

CA ARCserve Backup は、Microsoft Hyper-V でサポートされるすべての Windows ゲスト オペレーティング システム上で Agent for Virtual Machines をサポートします。

2.16 Disaster Recovery Option でサポートされているオペレーティング システム

Disaster Recovery Option には、以下の方式をサポートします。

2.17 Enterprise Module でサポートされているオペレーティング システム

Enterprise Module は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

Enterprise Module には以下の CA ARCserve Backup オプションが含まれますが、すべてのオペレーティング システムでサポートされていないものもあります。

2.18 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle でサポートされているオペレーティング システム

Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

注:

2.19 NDMP NAS Option でサポートされているオペレーティング システム

NDMP NAS Option は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

2.20 Storage Area Network (SAN) Option でサポートされているオペレーティング システム

Storage Area Network (SAN) Option は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

2.21 SRM でサポートされているオペレーティング システム

Storage Resource Management 機能はすべての Windows Server 2000 システム(およびそれ以降)でサポートされています。

注: PKI がしきい値に達する場合にアラートを発生させる機能は、x64 システムおよび x86 システムでのみサポートされています。IA64 ではサポートされていません。

2.22 Tape Library Option でサポートされているオペレーティング システム

Tape Library Option は、以下のオペレーティング システムにインストールできます。

2.23 CA ARCserve Backup UNIX/Linux Data Mover でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup UNIX/Linux Data Mover は、以下のオペレーティング システムでサポートされています。

2.24 CA ARCserve Backup Dashboard でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Dashboard は、ベース製品向けにリストされているすべてのオペレーティング システムをサポートします。ただし、Itanium ベースのプラットフォームは、必要な Microsoft .NET Framework v3.5 SP1 をサポートしないので除外されます。また、CA ARCserve Backup Dashboard では以下の電子メール クライアントをサポートします。

2.25 CA ARCserve Backup Global Dashboard でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Global Dashboard は、以下のオペレーティング システムでサポートされています。

セントラル プライマリ サーバ

CA ARCserve Backup プライマリ/スタンドアロン サーバをセントラル プライマリ サーバとして指定し、設定するための要件は以下のとおりです。

ブランチ プライマリ サーバ

CA ARCserve Backup プライマリ/スタンドアロン サーバをブランチ プライマリ サーバとして指定し、設定するための要件は以下のとおりです。

Global Dashboard コンソール

マシンを Global Dashboard コンソールとして指定し、設定するための要件は以下のとおりです。

2.26 CA ARCserve Backup Infrastructure Visualization でサポートされているオペレーティング システム

CA ARCserve Backup Infrastructure Visualization は、ベース製品向けにリストされているすべてのオペレーティング システムをサポートします。ただし、Itanium ベースのプラットフォームは、必要な Microsoft .NET Framework v3.5 SP1 をサポートしないので除外されます。

2.27 CA ARCserve Backup でサポートされる仮想化プラットフォーム

: 物理マシン上で動作するオペレーティング システム内でサポートされる ARCserve のコンポーネントはすべて、上記の仮想化プラットフォーム上で動作する同じゲスト オペレーティング システム内でもサポートされています。


3.0 システム要件

以下のセクションでは、各 CA ARCserve Backup コンポーネントに必要なシステム要件について説明します。

3.1 CA ARCserve Backup ベース製品のシステム要件

CA ARCserve Backup の最小要件は、以下のとおりです。

Microsoft .NET Framework

CA ARCserve Backup では、以下のバージョンの Microsoft .NET Framework が必要です。

CA ARCserve Backup データベース

CA ARCserve Backup では、CA ARCserve Backup データベース(ASDB)をホストするアプリケーションとして以下をサポートします。

Adobe Reader

インターネット ブラウザ

3.2 CA ARCserve Backup と CA ARCserve Replication の統合のシステム要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

ファイル保護に加え、CA ARCserve Backup と CA ARCserve Replication の統合により、以下のデータ保護がサポートされます。

統合の詳細については、「CA ARCserve Backup for Windows CA ARCserve Replication 統合ガイド」を参照してください。

3.3 CA ARCserve Backup Client Agent のシステム要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

このエージェントをインストールするには、以下のハードウェア要件を満たすシステムが必要です。詳細については、CA ARCserve Backup Client Agent Readme を参照してください。

3.4 Agent for IBM Informix のシステム要件

CA ARCserve Backup Agent for IBM Informix では、以下の要件もあります。

3.5 Agent for Lotus Domino のシステム要件

CA ARCserve Backup Agent for Lotus Domino には以下が必要です。

3.6 Agent for Microsoft Exchange Server のシステム要件

注: エージェントは、Exchange データベース レベル エージェントを Exchange ドキュメント レベル エージェントと共にインストールするようになりました。

Agent for Microsoft Exchange Server をインストールするには、実行している Microsoft Exchange Server のバージョンに応じて、ハードウェアおよびその設定が以下の要件を満たしている必要があります。

3.7 Agent for Microsoft SharePoint Server のシステム要件

Agent for Microsoft SharePoint Server をインストールするには、実行している Microsoft SharePoint Server 2007 または 2010 のバージョンに応じて、ハードウェアおよびその設定が以下の要件を満たしている必要があります。

注: エージェントおよび CA ARCserve Backup を同じマシンにインストールする場合は、 CA ARCserve Backup の製品ベース要件を満たしておく必要があります。これらの要件の最新情報については、弊社テクニカル サポートまでお問い合わせください。

このエージェントには、CA ARCserve Backup サーバ コンポーネントは必要ありません。

Agent for Microsoft SharePoint Server では、以下のうち少なくとも 1 つが必要です。

注:

Microsoft SharePoint Server 2007 で SQL Server をデータベース サーバとして実行する場合は、SQL Server に SP2 を適用します。

Microsoft SharePoint Server 2007 で SQL Server Express をデータベース サーバとして実行する場合は、SQL Server Express に SP2 を適用します。

3.8 Agent for Microsoft SQL Server のシステム要件

Agent for Microsoft SQL Server については、システムが CA ARCserve Backup ベース製品の最小システム要件を満たすことを確認してください。

3.9 CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server のシステム要件

CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server を実行するには、Windows EBS の要件として Microsoft が設定しているハードウェア要件を満たす必要があります。

3.10 CA ARCserve Backup Small Business Server Edition のシステム要件

CA ARCserve Backup Small Business Server Edition については、システムが以下の要件を満たすことを確認してください。

3.11 Agent for Oracle (UNIX/Linux)のシステム要件と Oracle データベース サポート

以下のセクションでは、UNIX プラットフォームでの Agent for Oracle 用の最小システム要件および Oracle データベース サポートについて説明します。

注: UNIX プラットフォーム用の CA ARCserve Backup Agent for Oracle の最新パッチおよびダウンロードについては、弊社テクニカル サポートのサイト(http://www.ca.com/jp/support/)をご覧ください。

Sun Solaris SPARC

Sun Solaris SPARC 上では、このエージェントには以下が必要です。

Sun Solaris x86

Sun Solaris x86 上では、このエージェントには以下が必要です。

IBM AIX

IBM AIX 上では、このエージェントには以下が必要です。

HP-UX

HP-UX 上では、このエージェントには以下が必要です。

HP-UX Itanium

HP-UX Itanium 上では、このエージェントには以下が必要です。

HP/Compaq OSF Tru64

OSF Alpha 上では、このエージェントには以下が必要です。

UNIX プラットフォームでのデータベースのサポート

エージェントは、以下のデータベースで使用できます。

注: Oracle 11g は、Sun Solaris SPARC、HP-UX Itanium、HP UNIX、および AIX の各プラットフォームでサポートされています。 AIX5L および AIX6L ベース システム(64 ビット)では、Oracle Metalink Web サイトにある 6800649 Oracle パッチをインストールする必要があります。

以下のセクションでは、Linux プラットフォームでの Agent for Oracle の最小システム要件および Oracle データベースのサポートについて説明します。

Linux x86

Agent for Oracle を Linux x86 プラットフォーム で使用するには、以下の最小システム要件を満たす必要があります。

Linux x64

Agent for Oracle を Linux x64 プラットフォーム で使用するには、以下の最小システム要件を満たす必要があります。

Linux Itanium

Agent for Oracle を Linux Itanium プラットフォーム で使用するには、以下の最小システム要件を満たす必要があります。

Linux プラットフォームでのデータベースのサポート

エージェントは、以下のデータベースで使用できます。

3.12 Agent for Oracle のシステム要件(Windows)

Agent for Oracle をインストールするには、実行している Agent for Oracle のバージョンに応じて、ハードウェアおよびその設定が以下の要件を満たしている必要があります。

注: CA ARCserve Backup Agent for Oracle では、RMAN およびファイル レベルという 2 種類のモードでバックアップを実行できます。 RMAN バックアップの場合、ユーザ インターフェイスからジョブをサブミットするか、RMAN コマンド ライン コンソールを使用してジョブをサブミットできます。 CA ARCserve Backup Agent for Oracle の RMAN バックアップでは、CA ARCserve Backup マネージャ コンソールおよび RMAN (Oracle Recovery Manager)コマンド ライン コンソールの両方を使用してサブミットされたバックアップ ジョブに対して ASM (Automatic Storage Management)がサポートされます。 CA ARCserve Backup Agent for Oracle のファイル レベル バックアップの場合、これはサポートされていません。

3.13 Agent for Open Files のシステム要件

Agent for Open Files については、システムが CA ARCserve Backup ベース製品の要件を満たすことを確認してください。また、このエージェントには 1.5 MB 以上の空きディスク容量が必要です。

NetWare オペレーティング システムでは、以下が必要です。

3.14 Agent for Sybase のシステム要件

Agent for Sybase については、システムが CA ARCserve Backup ベース製品の最小要件を満たすことを確認してください。さらに、Sybase Open Client Library を含む適切なバージョンの Sybase、および、Sybase Adaptive Server 用のバックアップ サーバがインストールされ、正常に設定されて稼働していることが必要となります。

3.15 Agent for Virtual Machines のシステム要件

Agent for Virtual Machines については、システム要件は、このエージェントのインストール場所によって異なります。

3.16 Central Management Option のシステム要件

Central Management Option については、システムが CA ARCserve Backup ベース製品の最小要件を満たすことを確認してください。

3.17 Disaster Recovery Option のシステム要件

Disaster Recovery Option については、システムが CA ARCserve Backup ベース製品の最小要件を満たすことを確認してください。さらに、70MB 以上のディスク空き容量が必要です。

3.18 Enterprise Module のシステム要件

Enterprise Module については、システムが CA ARCserve Backup ベース製品の最小要件を満たすことを確認してください。

以下のオプションおよび機能を利用するには、Enterprise Module のライセンスを取得する必要があります。

3.19 Enterprise Option for IBM 3494 のシステム要件

Enterprise Option for IBM 3494 は Enterprise Module でサポートされるようになりました。

3.20 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle のシステム要件

Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle をインストールするには、実行している Agent for Oracle のバージョンに応じて、ハードウェアおよびその設定が以下の要件を満たしている必要があります。

3.21 Enterprise Option for StorageTek ACSLS のシステム要件

Enterprise Option for StorageTek ACSLS は Enterprise Module でサポートされるようになりました。

3.22 Image Option のシステム要件

Image Option は Enterprise Module でサポートされるようになりました。

注: Image Option は、Windows Server 2003 (x64 および IA64)、およびいずれの Windows Server 2008 プラットフォーム/アーキテクチャ上でもサポートされていません。

3.23 NDMP NAS Option のシステム要件

NDMP NAS Option については、システムが CA ARCserve Backup ベース製品の最小要件を満たすことを確認してください。これ以外にも、選択するデバイスによっては以下の要件が該当します。

注: NDMP NAS Option は、x64 CA ARCserve Backup サーバをサポートして、NAS ファイラをバックアップするようになりました。ただし、Itanium プラットフォームはサポートされていません。

3.24 Serverless Backup Option のシステム要件

Serverless Backup は Enterprise Module でサポートされるようになりました。

3.25 Storage Area Network (SAN) Option のシステム要件

Storage Area Network (SAN) Option については、システムが CA ARCserve Backup ベース製品の最小要件を満たすことを確認してください。

CA ARCserve Backup Storage Area Network (SAN) Option をインストールする前に、以下のアプリケーションもインストールする必要があります。

3.26 Tape Library Option のシステム要件

Tape Library Option については、システムが CA ARCserve Backup ベース製品の最小要件を満たすことを確認してください。

CA ARCserve Backup Tape Library Option をインストールする前に、CA ARCserve Backup for Windows をインストールする必要があります。

注: 以下の機能が Tape Library Option に組み込まれました。

3.27 CA ARCserve Backup UNIX/Linux Data Mover のシステム要件

CA ARCserve Backup UNIX/Linux Data Mover には Java 1.6 テクノロジが含まれるため、HP-UX の一定のパッチ レベルが必要になる場合があります。 HP Web サイトでパッチに関する最新の情報を参照し、HP-UX システムに CA ARCserve Backup Data Mover をインストールする前に必要なパッチを適用してください。

AIX システムでは以下が必要です。

詳細については IBM の Fix Central Web サイトを参照し、ご使用のオペレーティング システムに適したバージョンを確認してください。

3.28 CA ARCserve Backup Dashboard のシステム要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

3.29 CA ARCserve Backup Global Dashboard のシステム要件

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup Global Dashboard の最小システム要件について説明します。

セントラル プライマリ サーバのシステム要件

CA ARCserve Backup Global Dashboard をセントラル プライマリ サーバとしてインストールするための最小システム要件は以下のとおりです。

CA ARCserve Backup データベース

セントラル プライマリ サーバ用であれば、Microsoft SQL Server をデータベースとして使用する CA ARCserve Backup と共に Global Dashboard をインストールしておく必要があります。(Microsoft SQL Server Express および Microsoft SQL Server 2000 はセントラル プライマリ サーバではサポートされていません)。

注: これらの要件に加えて、デフォルトの CA ARCserve Backup データベースに必要なディスク容量を考慮する必要があります。使用状況によっては、データベースのサイズは数ギガバイトに達することもあります。

システム/プロセッサ

メモリ

ディスク容量

Adobe Reader

電子メール クライアント

Global Dashboard では、セントラル プライマリ サーバ上の以下の電子メール クライアントをサポートします。

ブランチ プライマリ サーバのシステム要件

CA ARCserve Backup プライマリ サーバの最小要件を超えるハードウェアまたはソフトウェアは必要ありません。

CA ARCserve Backup データベース

ブランチ プライマリ サーバ用であれば、Microsoft SQL Server または Microsoft SQL Server Express をデータベースとして使用する CA ARCserve Backup と共に Global Dashboard をインストールしておく必要があります。

3.30 CA ARCserve Backup Infrastructure Visualization のシステム要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

3.31 CA ARCserve Backup Infrastructure Global Visualization のシステム要件

CA ARCserve Backup Infrastructure Global Visualization については、ユーザのシステムが CA ARCserve Backup Global Dashboard の要件を満たすことを確認します。


4.0 インストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、インストール時の前提条件、設定、CA ARCserve Backup とそのエージェントおよびオプションをインストールする前に考慮すべき問題について説明します。

4.1 CA ARCserve Backup ベース製品のインストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup ベース製品のインストールに関して、前提条件、設定、事前に考慮すべき問題について説明します。

4.2 CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server のインストール時の考慮事項

CA ARCserve Backup の本リリースでは、Microsoft Windows Essential Business Server 2008 (英語版)を CA ARCserve Backup に統合できます。 Windows Essential Business Server 2008 の環境設定、および CA ARCserve Backup を使用して Windows Essential Business Server 2008 の環境を保護する方法については、「CA ARCserve Backup for Windows 管理者ガイド」の付録「CA ARCserve Backup for Microsoft Essential Business Server の使用」を参照してください。

以下は、CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server 2008 をインストールする前に考慮すべき前提条件です。

注: 詳細については、Microsoft Windows Essential Business Server 2008 のドキュメント、Microsoft Web サイト、および CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server オンライン ヘルプの Microsoft Windows Essential Business Server の概要を参照してください。

4.3 Agent for Microsoft Exchange Server のインストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、Agent for Microsoft Exchange Server をインストールする際に考慮すべき点について説明します。

4.4 Agent for Microsoft SharePoint Server のインストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、Agent for Microsoft SharePoint Server をインストールする際に考慮すべき点について説明します。

4.5 Agent for Microsoft SQL Server のインストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、Agent for Microsoft SQL Server のインストールに関して、前提条件、設定、事前に考慮すべき問題について説明します。

4.6 Agent for Open Files のインストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、Vista マシンおよび Windows Server 2008 Core に Agent for Open Files をインストールする際に考慮すべき点について説明します。

4.7 Media Management Option (MMO)のインストールに関する考慮事項

Enterprise Module は Media Management Option (MMO、メディア管理機能)の前提条件となるコンポーネントで、MMO オプションを使用するには、このコンポーネントをインストールする必要があります。

注: MMO は ARCserve メンバ サーバではサポートされていません。

4.8 Enterprise Module のインストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup Enterprise Module のインストールに関して、前提条件、設定事項、事前に考慮すべき問題について説明します。

4.9 UNIX/Linux Data Mover のインストールに関する考慮事項

UNIX/Linux Data Mover をインストールする前に、以下の必須タスクを完了しておく必要があります。

Ingres データベース情報を BrightStor ARCserve Backup r11.5 データベースから CA ARCserve Backup データベースにマイグレートする場合以外は、BrightStor ARCserve Backup r11.5 ベース製品をアンインストールしないでください。詳細については、「UNIX/Linux Data Mover ユーザ ガイド」の「以前のリリースから CA ARCserve Backup データベースへのデータベース情報のマイグレート」を参照してください。

4.10 CA ARCserve Backup Patch Manager のインストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、Patch Manager r15 のインストールに関する一般的な考慮事項について説明します。

4.11 CA ARCserve Backup for Virtual Machines のインストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup for Virtual Machines のインストールに関する考慮事項について説明します。

4.12 Client Agent のインストールに関する考慮事項

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup Client Agent のインストールに関して、前提条件、設定、事前に考慮すべき問題について説明します。

Agent for NetWare

Agent for Windows


5.0 アップグレードに関する考慮事項

5.1 CA ARCserve Backup ベース製品のアップグレードにおける考慮事項

以下のセクションでは、アップグレードの前提条件、設定、および CA ARCserve Backup のベース製品をアップグレードする前に考慮すべき問題について説明します。


6.0 一般的な考慮事項

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup を使用する際の一般的な考慮事項について説明します。

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup for Microsoft Windows EBS を使用する際の一般的な考慮事項について説明します。

以下では、CA ARCserve Backup Global Dashboard を使用する際の一般的な考慮事項について説明します。

以下では、CA ARCserve Backup Agent for Virtual Machines を使用する際の一般的な考慮事項について説明します。

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup および CA ARCserve D2D を統合する際の一般的な考慮事項について説明します。


7.0 サポートされているアップグレード パス

以下のいずれかのバージョンの CA ARCserve Backup または BrightStor ARCserve Backup を現在使用している場合は、以下の製品からこのリリースにアップグレードできます。

重要: BrightStor ARCserve Backup v9 および BrightStor Enterprise Backup v10.5 からアップグレードする場合、以前のリリースをアンインストールしてから CA ARCserve Backup のこのリリースをインストールする必要があります。ただし、以前のリリースのデータベース情報を保持する場合は、最初に BrightStor ARCserve Backup v9 または BrightStor Enterprise Backup v10.5 を CA ARCserve Backup r12.5 GA ビルド(SP なし)にアップグレードし、次に、CA ARCserve Backup r12.5 から本リリースにアップグレードする必要があります。 CA ARCserve Backup r12.5 のインストール メディアの入手方法については、CA サポートまでお問い合わせください。 BrightStor ARCserve Backup または BrightStor Enterprise Backup の r9 以前のすべてのリリースについては、アンインストール後に本リリースをインストールする必要があります。

以下についても考慮してください。

7.1 旧バージョンとの互換性

このリリースの CA ARCserve Backup サーバ コンポーネントは、以下のリリースのエージェントを使用してデータをバックアップできます。

以下のリリースを実行している CA ARCserve Backup サーバを表示および管理するには、以前の CA ARCserve Backup マネージャを保持する必要があります。


8.0 既知の問題

以下のセクションでは、本リリースの CA ARCserve Backup に関する既知の問題について説明します。

8.1 ベース製品の既知の問題

CA ARCserve Backup ベース製品に関連して、以下の問題がこのリリースに存在していることが判明しています。

CA ARCserve Backup サービスを調整する方法

  1. SQL Server のサービス名を確認します。

    以下のレジストリ キーを確認します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥MSSQLXXXX (XXXX は SQL Server の一意の名前で、MSSQLXXXX は SQL Server サービス名です)
    
  2. CA ARCserve Backup サービスの開始が、SQL Server サービスの開始に依存するよう設定します。そのためには、Microsoft sc ユーティリティを使用するか(下記の「ユーティリティを使用する場合」の手順 a から c を参照)、またはレジストリ キーを手動で設定します(下記の「レジストリを手動編集する場合」を参照)。

    ユーティリティを使用する場合

    1. Windows サポート ツール SUPTOOLS.MSI を Windows インストール CD からインストールします。そのために、<CD-ROM ドライブ>¥SUPPORT¥TOOLS¥ ディレクトリに移動します。
    2. [スタート]-[すべてのプログラム]-[Windows Support Tools]-[Command Prompt]を選択して、コマンド プロンプトを開きます。
    3. コマンド プロンプト ウィンドウで、以下のコマンドを入力します。
      sc config CASDBEngine depend= MSSQLXXXX
      
      sc config CASMgmtSvc depend= MSSQLXXXX
      sc config CASUniversalAgent depend= MSSQLXXXX
      sc config CASTapeEngine depend= MSSQLXXXX
      
    4. 手順 3 に進みます。

    レジストリを手動編集する場合

    以下のキーの下にそれぞれ「DependOnService」という名前の複数行文字列値を作成し、その値を SQL サービス名(手順 1 を参照)に設定します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥CASDBEngine

    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥CASMgmtSvc

    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥CASUniversalAgent

    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥CASTapeEngine

  3. コンピュータを再起動します。その後、エラーは表示されなくなります。

8.2 CA ARCserve Backup へのアップグレード時の既知の問題

8.3 Client Agent の既知の問題

Client Agent に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.4 CA ARCserve Backup ライセンス登録に関する既知の問題

以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.5 CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server の既知の問題

CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。

8.6 Agent for IBM Informix の既知の問題

Agent for IBM Informix に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.7 Agent for Lotus Domino の既知の問題

Agent for Lotus Domino に関連する以下の問題がこのリリースに存在することが分かっています。

8.8 Agent for Microsoft Exchange Server の既知の問題

Agent for Microsoft Exchange Server に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。

8.9 Agent for Microsoft SharePoint Server の既知の問題

Agent for Microsoft SharePoint Server に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。

8.10 Agent for Microsoft SQL Server の既知の問題

Agent for Microsoft SQL Server に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。

8.11 Agent for Open Files の既知の問題

Agent for Open Files に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.11.1 Microsoft ボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)

Agent for Open Files に Microsoft ボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)のサポートが含まれるようになりました。 Microsoft VSS に関連する以下の問題が存在することが分かっています。

8.11.2 Oracle ボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)

Microsoft VSS に関連する以下の問題が存在することが分かっています。

8.12 Agent for Oracle (Windows)の既知の問題

以下のセクションでは、Agent for Oracle のサポートに関する情報について説明します。

8.13 Agent for Oracle (UNIX および Linux [RMAN])の既知の問題

Agent for Oracle (UNIX/Linux)に関連する以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.14 Agent for Sybase の既知の問題

Agent for Sybase に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.15 Agent for Virtual Machines の既知の問題

Agent for Virtual Machines に関連する以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.16 Enterprise Option for AS400 の既知の問題

Enterprise Option for AS400 に関連する以下の問題がこのリリースに存在していることが判明しています。

8.17 Enterprise Option for IBM 3494 の既知の問題

Storage Area Network (SAN) Option で Enterprise Option for IBM 3494 を使用している場合、メンバ マシン上のテープ エンジンが失敗することがあります。この問題を回避するには、プライマリ マシンとメンバ マシン上に最新の IBM テープ ドライバがインストールされていることを確認します。このためには、各マシンで以下の手順を実行します。

  1. インストールされている IBM ドライブのタイプを検索します。
  2. このドライブのレジストリ キーを以下のディレクトリで検索します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥<IBM ドライブのタイプ>
    

    たとえば、Ultrium ドライブについては、以下のディレクトリでドライブのレジストリ キーを検索します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥ibmlto
    
  3. DWORD 値 DisableReserveUponOpen を作成し、1 に設定します。
  4. regedit を終了し、コンピュータを再起動します。

    注: SAN メンバ サーバのインストールについては、「Storage Area Network (SAN) Option ユーザ ガイド」 を参照してください。

8.18 Enterprise Option for SAP R/3 Oracle の既知の問題

Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.19 Enterprise Option for StorageTek ACSLS の既知の問題

Enterprise Option for StorageTek ACSLS に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。

8.20 Disaster Recovery Option の既知の問題

Disaster Recovery Option に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.21 Dashboard に関する既知の問題

Dashboard に関連する以下の問題がこのリリースに存在していることが判明しています。

8.22 CA ARCserve Backup Global Dashboard の既知の問題

以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.23 Image Option の既知の問題

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup for the Image Option の本リリースに関する既知の問題について説明します。

8.24 NDMP NAS Option の既知の問題

NDMP NAS Option に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.25 Storage Area Network (SAN) Option の既知の問題

SAN Option に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。

8.26 Tape Library Option の既知の問題

Tape Library Option に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。

8.27 セントラル エージェント管理の既知の問題

CA ARCserve Backup セントラル エージェント管理に関する以下の問題がこのリリースに存在することが判明しています。

8.28 英語以外の文字の表示に関する既知の問題

以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

8.29 マニュアルの既知の問題

以下のセクションでは、本リリースに存在することが判明している CA ARCserve Backup のマニュアルに関する問題について説明します。

注: 最新の製品マニュアル(PDF)については、CA ARCserve Backup Web サイト(http://www.casupport.jp/resources/storagesupp/)を参照してください。

Alert マネージャ ヘルプ

デバイス環境設定ヘルプ

8.30 CA ARCserve Backup Infrastructure Visualization の既知の問題

Infrastructure Visualization に関連する以下の問題がこのリリースに存在していることが判明しています。


9.0 含まれる修正プログラム

以下は、CA ARCserve Backup の現在のリリースに含まれている修正です。このセクションに記述されていない修正点にお気づきの際は、CA テクニカル サポートまでお問い合わせください。

RO07441 T245541 T2D2716 T36A550 T58E107 T5E5038 T5K7061 T5KM038
RO09048 T245543 T2D2719 T36A552 T58E112 T5E5039 T5K8002 T5KM039
RO09230 T245544 T2D2720 T36A553 T58E113 T5E5040 T5K8005 T5KM041
RO15062 T245547 T2D2721 T36A555 T58E117 T5E5042 T5K8006 T5KM043
T146496 T245548 T2D2722 T36A557 T58E118 T5E5045 T5K8029 T5KM044
T146497 T245549 T2D2724 T36A558 T58E119 T5E5047 T5K8030 T5KZ006
T146498 T245552 T2D2725 T36A559 T58E120 T5E5049 T5K8031 T5KZ008
T146501 T245553 T2D2726 T36A562 T58E121 T5E5052 T5K8032 T5KZ017
T146502 T245554 T2D2727 T36A563 T58E122 T5E5053 T5K8034 T5KZ018
T146510 T245555 T2D2728 T36A564 T58E123 T5GT010 T5K8036 T5LD007
T146511 T245556 T2D2730 T36A565 T58E126 T5GT047 T5K8039 T5LD008
T146512 T245557 T2D2731 T36A567 T58E127 T5HP018 T5K8041 T5LD009
T146513 T245559 T2D2732 T36A568 T58E133 T5HP019 T5K8042 T5LD011
T146516 T245560 T2D2733 T36A569 T596042 T5HP020 T5K8048 T5LD012
T146517 T245561 T2D2736 T36A570 T596044 T5HP021 T5K8049 T5LD014
T146518 T245564 T2D2739 T36A571 T596047 T5HP025 T5KC008 T5LD015
T146519 T245569 T2D2740 T36A573 T596050 T5HP029 T5KC012 T5LD018
T16C762 T245572 T2D2741 T36A574 T59E040 T5HP033 T5KC014 T5LD019
T16C770 T245573 T31A516 T36A576 T5A6093 T5HP034 T5KC015 T5LD022
T16C774 T245574 T31A517 T36A577 T5DQ054 T5JS013 T5KC016 T5LD027
T16C778 T245575 T31A523 T380218 T5DQ055 T5JS014 T5KC017 T5LD028
T16C779 T245576 T31A525 T380223 T5DQ059 T5JS019 T5KC018 T5LD030
T16C780 T245578 T31A527 T46B238 T5DQ060 T5JS021 T5KC019 T5LD032
T16C782 T245579 T31A529 T46B240 T5DQ061 T5JS023 T5KF015 T5LD033
T16C783 T245580 T31A530 T46B241 T5DQ062 T5JS025 T5KF016 T5NL004
T16C784 T245581 T31A532 T46B245 T5DQ063 T5JS028 T5KF018 T5NL006
T16C786 T245582 T31A533 T46B250 T5DQ064 T5JS030 T5KF020 T5NL009
T16C787 T245583 T31A534 T46B255 T5DQ065 T5JS031 T5KF021 T5NL010
T16C789 T245586 T31A536 T46B256 T5DQ066 T5JS033 T5KF023 T5NL011
T16C790 T2D2682 T31A537 T46B261 T5DQ067 T5K7006 T5KF024 T5NL013
T16C792 T2D2686 T31A538 T46B262 T5DQ068 T5K7018 T5KF025 T5OV001
T16C793 T2D2687 T31A539 T46B267 T5DQ069 T5K7019 T5KF026 T5OV006
T16C794 T2D2688 T36A515 T46B268 T5DQ070 T5K7021 T5KF029 T5OV009
T16C795 T2D2689 T36A516 T4C4057 T5DQ073 T5K7022 T5KF030 T5OV011
T16C796 T2D2690 T36A517 T4C4058 T5DQ074 T5K7023 T5KF032 T5OV012
T16C800 T2D2691 T36A520 T4C4059 T5DQ079 T5K7025 T5KF033 T5OV013
T16C801 T2D2694 T36A522 T4C4062 T5DQ080 T5K7026 T5KF035  
T16C803 T2D2695 T36A523 T4C4063 T5DQ081 T5K7027 T5KF037  
T16C804 T2D2696 T36A524 T512101 T5DQ082 T5K7029 T5KF038  
T16C805 T2D2697 T36A525 T512102 T5DY031 T5K7030 T5KF040  
T16C806 T2D2698 T36A527 T512105 T5DY033 T5K7031 T5KF043  
T16C807 T2D2700 T36A528 T512106 T5E5028 T5K7032 T5KM013  
T16C809 T2D2701 T36A531 T512107 T5E5029 T5K7034 T5KM018  
T16C810 T2D2702 T36A532 T512111 T5E5030 T5K7036 T5KM023  
T16C815 T2D2704 T36A534 T512112 T5E5031 T5K7038 T5KM024  
T16C819 T2D2706 T36A535 T512114 T5E5032 T5K7040 T5KM025  
T16C828 T2D2707 T36A536 T58E099 T5E5034 T5K7042 T5KM032  
T16C829 T2D2708 T36A538 T58E101 T5E5035 T5K7044 T5KM033  
T16C831 T2D2710 T36A540 T58E103 T5E5036 T5K7046 T5KM035  
T245537 T2D2713 T36A546 T58E106 T5E5037 T5K7047 T5KM037  


10.0 言語認定

国際化製品とは、所定のローカル言語版オペレーティング システムおよびサード パーティ製品上で正常に動作し、データの入出力においてローカル言語をサポートする英語版製品です。また、国際化製品は、日付、時刻、通貨、数値に関してローカル言語の書式をサポートします。

翻訳済み製品(ローカライズ済み製品とも言います)とは、製品のユーザ インターフェース、オンライン ヘルプ、その他ドキュメントのローカル言語サポートに加えて、日付、時刻、通貨、数値に関してローカル言語でのデフォルトの書式設定をサポートする国際化製品です。

このリリースの CA ARCserve Backup for Windows は、英語版リリースに加え、以下の言語に国際化および翻訳されています。

上記に記載されていない言語の環境でこの製品を使用すると、問題が発生する場合があります。


11.0 CA への連絡先

テクニカル サポートの詳細については、弊社テクニカル サポートの Web サイト(http://www.ca.com/jp/support/)をご覧ください。


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