CA

CA ARCserve® Backup r12.5 Readme


1.0 はじめに

2.0 オペレーティング システムのサポート

3.0 システム要件
3.1 CA ARCserve Backup ベース製品のシステム要件
3.2 CA ARCserve Backup と CA XOsoft の統合のシステム要件
  3.2.1 ハードウェア要件
  3.2.2 追加ソフトウェア要件
3.3 CA ARCserve Backup Client Agent のシステム要件
  3.3.1 ハードウェア要件
  3.3.2 ソフトウェア要件
3.4 Agent for IBM Informix のシステム要件
  3.4.1 ハードウェア要件
  3.4.2 追加ソフトウェア要件
3.5 Agent for Lotus Domino のシステム要件
  3.5.1 ハードウェア要件
3.6 Agent for Microsoft Exchange のシステム要件
  3.6.1 ハードウェア要件
  3.6.2 Agent for Microsoft Exchange 用のソフトウェアの追加要件
3.7 Agent for Microsoft SharePoint 2003 のシステム要件
  3.7.1 ハードウェア要件
  3.7.2 追加ソフトウェア要件
3.8 Agent for Microsoft SharePoint 2007 のシステム要件
  3.8.1 ハードウェア要件
  3.8.2 追加ソフトウェア要件
3.9 Agent for Microsoft SQL Server のシステム要件
  3.9.1 ハードウェア要件
  3.9.2 追加ソフトウェア要件
3.10 Agent for Oracle のシステム要件(UNIX/Linux)
  3.10.1 ハードウェア要件
  3.10.2 ハードウェアの追加要件
3.11 Agent for Oracle (Windows)のシステム要件
  3.11.1 ハードウェア要件
  3.11.2 Agent for Oracle 用のソフトウェアの追加要件
3.12 Agent for Open Files のシステム要件
  3.12.1 ハードウェア要件
  3.12.2 追加ソフトウェア要件
3.13 Agent for Virtual Machines のシステム要件
  3.13.1 ハードウェア要件
  3.13.2 追加ソフトウェア要件
3.14 Agent for Sybase のシステム要件
  3.14.1 ハードウェア要件
  3.14.2 追加ソフトウェア要件
3.15 Central Management Option のシステム要件
  3.15.1 ハードウェア要件
3.16 Disaster Recovery Option のシステム要件
  3.16.1 ハードウェア要件
  3.16.2 追加ソフトウェア要件
3.17 Enterprise Module のシステム要件
  3.17.1 ハードウェア要件
  3.17.2 ソフトウェア要件
3.18 CA ARCserve Backup Dashboard のシステム要件
  3.18.1 ハードウェア要件
  3.18.2 追加ソフトウェア要件
3.19 Disk to Disk to Tape Option のシステム要件
3.20 Enterprise Option for IBM 3494 のシステム要件
3.21 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle のシステム要件
  3.21.1 ハードウェア要件
  3.21.2 追加ソフトウェア要件
3.22 Enterprise Option for StorageTek ACSLS のシステム要件
3.23 Image Option のシステム要件
3.24 NDMP NAS Option のシステム要件
  3.24.1 ハードウェア要件
  3.24.2 追加ソフトウェア要件
3.25 Tape Library Option のシステム要件
  3.25.1 ハードウェア要件
  3.25.2 追加ソフトウェア要件
3.26 Serverless Backup Option のシステム要件
3.27 Storage Area Network (SAN) Option のシステム要件
  3.27.1 ハードウェア要件
  3.27.2 追加ソフトウェア要件
3.28 CA ARCserve Backup Small Business Server Edition のシステム要件
  3.28.1 ハードウェア要件
  3.28.2 ソフトウェア要件
3.29 CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server のシステム要件
  3.29.1 ハードウェア要件
  3.29.2 ソフトウェア要件

4.0 インストール時の注意事項
4.1 CA ARCserve Backup ベース製品のインストール時の注意事項
4.2 CA ARCserve Backup ベース製品のアップグレードにおける注意事項
4.3 再起動が必要となるコンポーネント
4.4 Client Agent のインストールに関する注意事項
4.5 Agent for Microsoft Exchange のインストール時の注意事項
4.6 Agent for Microsoft SharePoint 2003 のインストール時の注意事項
4.7 Agent for Microsoft SharePoint 2007 のインストール時の注意事項
4.8 Agent for Microsoft SQL Server のインストール時の注意事項
4.9 Agent for Open Files のインストール時の注意事項
4.10 Media Management Option (MMO)のインストール時の注意事項
4.11 Enterprise Module のインストール時の注意事項
4.12 CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server のインストール時の注意事項
4.13 CA ARCserve Backup カスタム アクション

5.0 一般的な注意事項

6.0 サポートされているアップグレード パス
6.1 下位互換性

7.0 既知の問題
7.1 ベース製品の既知の問題
7.2 CA ARCserve Backup へのアップグレード時の既知の問題
7.3 統合に関する既知の問題
7.4 Client Agent の既知の問題
7.5 Agent for IBM Informix の既知の問題
7.6 Agent for Microsoft Exchange の既知の問題
7.7 Agent for Microsoft SharePoint の既知の問題
7.8 Agent for Microsoft SQL Server の既知の問題
7.9 Agent for Open Files の既知の問題
  7.9.1 Microsoft ボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)
  7.9.2 Oracle ボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)
7.10 Agent for Oracle (Windows)の既知の問題
7.11 Agent for Oracle (UNIX および Linux [RMAN])の既知の問題
7.12 Agent for Virtual Machines の既知の問題
7.13 Agent for Sybase の既知の問題
7.14 Disaster Recovery Option の既知の問題
7.15 Dashboard に関する既知の問題
7.16 Image Option の既知の問題
7.17 NDMP NAS Option の既知の問題
7.18 Tape Library Option の既知の問題
7.19 Storage Area Network (SAN) Option の既知の問題
7.20 Enterprise Option for AS400 の既知の問題
7.21 Enterprise Option for IBM 3494 の既知の問題
7.22 Agent for Lotus Domino の既知の問題
7.23 Enterprise Option for SAP R/3 Oracle の既知の問題
7.24 Enterprise Option for StorageTek ACSLS の既知の問題
7.25 英語以外の文字の表示に関する既知の問題
7.26 CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server の既知の問題
7.27 CA ARCserve Backup ライセンス登録に関する既知の問題
7.28 マニュアルの既知の問題
7.29 CA ARCserve Backup のポートマッパの競合

8.0 含まれる修正プログラム
8.1 CA ARCserve Backup r12.5 に含まれる修正
8.2 CA ARCserve Backup r12 SP1 に含まれる修正
8.3 CA ARCserve Backup r12 に含まれる修正

9.0 言語認定

10.0 テクニカル サポートへのお問い合わせ


1.0 はじめに

CA ARCserve Backup Readme へようこそ。この Readme には、マニュアル等のリリース後に発見された問題その他の情報、およびこのリリースの既知の問題の完全なリストが含まれています。

このリリースの機能および強化による影響の詳細については、CA ARCserve Backup リリース サマリを参照してください。最新の製品マニュアル(PDF)については、CA ARCserve Backup Web サイト(http://www.casupport.jp/resources/bab125win/index.htm)を参照してください。

CA ARCserve Backup は、以下のスイート製品をサポートしています。


2.0 オペレーティング システムのサポート

CA ARCserve Backup は、以下のオペレーティング システムでサポートされています。

Windows Server 2008 SP1、SP2

Windows Essential Business Server 2008

Windows Server 2003

Windows 2000

Windows XP

Windows Vista (x86 および x64) SP1 または SP2

仮想化ソフトウェアのサポート

仮想化プラットフォーム
ゲスト OS サポート

Win
2008
x86

Win
2008
x64

Win
2003
x86

Win
2003
x64

Win
2000
Server x86

Win
2000
AS x86

Win XP
x86

Win XP
x64

Win
Vista
x86

Win
Vista
x64

VMware ESX Server (x86 および x64)バージョン 3.0、3.0.1、3.0.2 × × ×
VMware ESX Server 3.0.3、3.5、3.5 Update 2、3.5 Update 3、3.5 Update 4
VMware ESX Server バージョン 2.5、2.5.4 × × × × ×
VMware ESXi (x86 および x64)バージョン 3.5、3.5 Update 2、3.5 Update 3、3.5 Update 4
VMware GSX Server バージョン 3.0、3.1 × × × × ×
VMware Server バージョン 1.0.4、1.0.1、2.0
VMware Workstation バージョン 4.0、4.5、5.0 × × × × ×
VMware Workstation バージョン 5.5、6.0 × ×
Microsoft Virtual PC 2007 (x86 のみ) × × × ×
Microsoft Virtual Server 2005 R2 Service Pack 1 (x86、x64) × × × ×

注: CA ARCserve Backup Dashboard は、Itanium ベースのプラットフォーム上で動作するすべての Windows オペレーティング システムおよび Windows 2000 においてサポートされていません。これは、必要な Microsoft .NET Framework v3.5 SP1 がこれらのシステムでサポートされていないためです。


3.0 システム要件

以下のセクションでは、各 CA ARCserve Backup コンポーネントに必要なシステム要件について説明します。

3.1 CA ARCserve Backup ベース製品のシステム要件

CA ARCserve Backup の最小要件は、以下のとおりです。

Microsoft .NET Framework

CA ARCserve Backup では、以下のバージョンの Microsoft .NET Framework が必要です。

CA ARCserve Backup データベース

CA ARCserve Backup では、CA ARCserve Backup データベースをホストするアプリケーションとして以下をサポートします。

Adobe Reader

インターネット ブラウザ

3.2 CA ARCserve Backup と CA XOsoft の統合のシステム要件

3.2.1 ハードウェア要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

3.2.2 追加ソフトウェア要件

CA ARCserve Backup を CA XOsoft と統合するには、CA XOsoft のバージョン 4.0、r12、r12 SP1、または r12.5 を実行している必要があります。

マスタ サーバは以下のオペレーティング システムでサポートされています。

レプリカ サーバは以下のオペレーティング システムでサポートされています。

ファイル保護に加え、CA ARCserve Backup および CA XOsoft の統合により、以下のデータ保護がサポートされます。

統合の詳細については、「CA ARCserve Backup for Windows CA XOsoft 統合ガイド」を参照してください。

3.3 CA ARCserve Backup Client Agent のシステム要件

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup Client Agent のハードウェアおよびソフトウェア要件について説明します。

注: 追加要件がある場合は、該当するエージェントのセクションを参照してください。

3.3.1 ハードウェア要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

このエージェントをインストールするには、以下のハードウェア要件を満たすシステムが必要です。詳細については、CA ARCserve Backup Client Agent Readme を参照してください。

3.3.2 ソフトウェア要件

CA ARCserve Backup Client Agent は、以下のプラットフォームにインストールできます。

3.4 Agent for IBM Informix のシステム要件

3.4.1 ハードウェア要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

3.4.2 追加ソフトウェア要件

CA ARCserve Backup Agent for IBM Informix では、以下の要件もあります。

3.5 Agent for Lotus Domino のシステム要件

3.5.1 ハードウェア要件

CA ARCserve Backup Agent for Lotus Domino は、以下をサポートしています。

3.6 Agent for Microsoft Exchange のシステム要件

注: エージェントは、Exchange データベース レベル エージェントを Exchange ドキュメント レベル エージェントと共にインストールするようになりました。

3.6.1 ハードウェア要件

Agent for Microsoft Exchange をインストールするには、実行している Microsoft Exchange のバージョンに応じて、ハードウェアおよびその設定が以下の要件を満たしている必要があります。

3.6.2 Agent for Microsoft Exchange 用のソフトウェアの追加要件

3.7 Agent for Microsoft SharePoint 2003 のシステム要件

3.7.1 ハードウェア要件

Agent for Microsoft SharePoint 2003 をインストールするには、実行している Microsoft SharePoint 2003 のバージョンに応じて、ハードウェアおよびその設定が以下の要件を満たしている必要があります。

注: エージェントおよび CA ARCserve Backup を同じマシンにインストールする場合は、 CA ARCserve Backup の製品ベース要件を満たしておく必要があります。これらの要件の最新情報については、弊社テクニカル サポートまでお問い合わせください。

3.7.2 追加ソフトウェア要件

3.8 Agent for Microsoft SharePoint 2007 のシステム要件

3.8.1 ハードウェア要件

Agent for Microsoft SharePoint 2007 をインストールするには、実行している Microsoft SharePoint 2007 のバージョンに応じて、ハードウェアおよびその設定が以下の要件を満たしている必要があります。

注: エージェントおよび CA ARCserve Backup を同じマシンにインストールする場合は、 CA ARCserve Backup の製品基本要件を満たしておく必要があります。これらの要件の最新情報については、弊社テクニカル サポートまでお問い合わせください。

3.8.2 追加ソフトウェア要件

CA ARCserve Backup Agent for Microsoft Office SharePoint は、以下をサポートしています。

このエージェントには、CA ARCserve Backup サーバ コンポーネントは必要ありません。

注:

Microsoft Office SharePoint Server 2007 で SQL Server をデータベース サーバとして実行する場合は、SQL Server に SP2 を適用します。

Microsoft Office SharePoint Server 2007 で SQL Server Express をデータベース サーバとして実行する場合は、SQL Server Express に SP2 を適用します。

3.9 Agent for Microsoft SQL Server のシステム要件

3.9.1 ハードウェア要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

3.9.2 追加ソフトウェア要件

CA ARCserve Backup Agent for Microsoft SQL Server には、以下のいずれかの Microsoft SQL Server バージョンが必要です。

Microsoft SQL Server 2005 のサポート

Agent for Microsoft SQL Server は、以下のオペレーティング システムで稼動する Microsoft SQL Server 2005 Service Pack 1、Service Pack 2、または Service Pack 3 をサポートしています。

Microsoft SQL Server 7.0 のサポート

Agent for Microsoft SQL Server は、以下のオペレーティング システムで稼動する Microsoft SQL Server 7.0 Service Pack 2、Service Pack 3、または Service Pack 4 をサポートしています。

Microsoft SQL Server 2000 のサポート

Agent for Microsoft SQL Server は、以下のオペレーティング システムで稼動する Microsoft SQL Server 2000 Service Pack 3、Service Pack 3a、および Service Pack 4 をサポートしています。

Microsoft SQL Server 2008 のサポート

Agent for Microsoft SQL Server は、以下のオペレーティング システムで稼働する Microsoft SQL Server 2008 をサポートしています。

64 ビット システムのサポート

Agent for Microsoft SQL Server は、以下の 64 ビット版 Windows で稼働する Microsoft SQL をサポートしています。

Microsoft SQL Server Desktop Engine (MSDE) 2000 のサポート

Agent for Microsoft SQL Server は、以下のオペレーティング システムで稼動する MSDE 2000 Service Pack 3、Service Pack 3a、および Service Pack 4 をサポートしています。

3.10 Agent for Oracle のシステム要件(UNIX/Linux)

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup Agent for Oracle のシステム要件(UNIX/Linux)について説明します。

3.10.1 ハードウェア要件

Agent for Oracle をインストールするには、実行している Agent for Oracle のバージョンに応じて、ハードウェアおよびその設定が以下の要件を満たしている必要があります。

3.10.2 ハードウェアの追加要件

注: Oracle 11g は、Sun Solaris SPARC、HP-UX Itanium、HP UNIX、および AIX の各プラットフォームでサポートされています。 AIX5L Based System(64 ビット版)には Oracle パッチ 6800649 がインストールされていることを確認してください。

3.11 Agent for Oracle (Windows)のシステム要件

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup Agent for Oracle のシステム要件について説明します。

3.11.1 ハードウェア要件

Agent for Oracle をインストールするには、実行している Agent for Oracle のバージョンに応じて、ハードウェアおよびその設定が以下の要件を満たしている必要があります。

3.11.2 Agent for Oracle 用のソフトウェアの追加要件

注: CA ARCserve Backup Agent for Oracle では、RMAN およびファイル レベルという 2 種類のモードでバックアップを実行できます。 RMAN バックアップの場合、ユーザ インターフェイスからジョブをサブミットするか、RMAN コマンド ライン コンソールを使用してジョブをサブミットできます。 CA ARCserve Backup Agent for Oracle の RMAN バックアップでは、CA ARCserve Backup マネージャ コンソールおよび RMAN (Oracle Recovery Manager)コマンド ライン コンソールの両方を使用してサブミットされたバックアップ ジョブに対して ASM (Automatic Storage Management)がサポートされます。 CA ARCserve Backup Agent for Oracle のファイル レベル バックアップの場合、これはサポートされていません。

3.12 Agent for Open Files のシステム要件

3.12.1 ハードウェア要件

前述した最小要件に加え、1.5 MB 以上の空きディスク容量が必要です。

3.12.2 追加ソフトウェア要件

Agent for Open Files では、以下のオペレーティング システムのうちいずれかが必要です。

NetWare オペレーティング システムでは、以下が必要です。

Agent for Microsoft Volume Shadow Copy Service (VSS)

CA ARCserve Backup Agent for Open Files には、現在 CA ARCserve Backup Agent for Microsoft Volume Shadow Copy Service (VSS)の機能が含まれています。

3.13 Agent for Virtual Machines のシステム要件

3.13.1 ハードウェア要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

注: Agent for Virtual Machines がベース製品と同じサーバにインストールされている場合は、ベース製品と同じ要件のハードウェアが必要です。 Agent for Virtual Machines がリモート ノードにインストールされている場合は、Client Agent for Windows と同じ要件のハードウェアが必要です。

3.13.2 追加ソフトウェア要件

CA ARCserve Backup Agent for Virtual Machines は、以下のプラットフォームをサポートしています。

CA ARCserve Backup は、VMware for VCB プロキシ サーバでサポートされるすべての OS 上で Agent for Virtual Machines をサポートします。

CA ARCserve Backup は、VMware でサポートされるすべての Windows ゲスト オペレーティング システム上で Agent for Virtual Machines をサポートしますが、Windows NT 4.0 は除きます。

CA ARCserve Backup は、Microsoft Hyper-V でサポートされるすべての OS 上で Agent for Virtual Machines をサポートします。

3.14 Agent for Sybase のシステム要件

3.14.1 ハードウェア要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

3.14.2 追加ソフトウェア要件

CA ARCserve Backup Agent for Sybase には、Sybase Adaptive Server 12.0、12.5、または 15.0 が必要です。

Agent for Sybase は、Windows をホスト サーバ プラットフォームとしてサポートします。

3.15 Central Management Option のシステム要件

3.15.1 ハードウェア要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

3.16 Disaster Recovery Option のシステム要件

3.16.1 ハードウェア要件

前述した最小要件に加え、70 MB 以上の空きディスク容量が必要です。

3.16.2 追加ソフトウェア要件

CA ARCserve Backup Disaster Recovery Option は、オペレーティング システムに応じて複数の惨事復旧方法をサポートします。

3.17 Enterprise Module のシステム要件

3.17.1 ハードウェア要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

以下のオプションおよび機能を使用するには、Enterprise Module が必須のコンポーネントとなります。

注: Enterprise Option for StorageTekACSLS および Enterprise Option for IBM 3494 は、64 ビット プラットフォームではサポートされていません。 Image Option および Serverless Backup Option は、Windows 2008 システムではサポートされていません。 CA ARCserve Backup の拡張および強化された機能を使用するには、上記のオプションに加えて、Enterprise Module がインストールされている必要があります。詳細については、「管理者ガイド」を参照してください。

CA ARCserve Backup Enterprise Module には以下の CA ARCserve Backup オプションが含まれています。

3.17.2 ソフトウェア要件

Enterprise Module のオペレーティング システムの最小要件は以下のとおりです。

3.18 CA ARCserve Backup Dashboard のシステム要件

3.18.1 ハードウェア要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

3.18.2 追加ソフトウェア要件

前述した要件以上のソフトウェアは必要ありません。

Dashboard は以下の電子メール クライアントをサポートします。

注: CA ARCserve Backup Dashboard は、Itanium ベースのプラットフォーム上で動作するすべての Windows オペレーティング システムおよび Windows 2000 においてサポートされていません。これは、必要な Microsoft .NET Framework v3.5 SP1 がこれらのシステムでサポートされていないためです。 CA ARCserve Backup Dashboard は、Windows 2008 を実行する IA64 システムではサポートされていません。これは、WPF が IA64 マシンではサポートされていないためです。

3.19 Disk to Disk to Tape Option のシステム要件

Disk to Disk to Tape Option は Enterprise Module でサポートされるようになりました。 CA ARCserve Backup の旧バージョンからアップグレードする場合で、有効な Disk to Disk to Tape ライセンスがある場合、新規 Enterprise Module ライセンスを取得するには CA サポートにお問い合わせください。

3.20 Enterprise Option for IBM 3494 のシステム要件

Enterprise Option for IBM 3494 は Enterprise Module でサポートされるようになりました。

3.21 Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle のシステム要件

3.21.1 ハードウェア要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

3.21.2 追加ソフトウェア要件

CA ARCserve Backup Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle では、以下をサポートしています。

注:

3.22 Enterprise Option for StorageTek ACSLS のシステム要件

Enterprise Option for StorageTek ACSLS は Enterprise Module でサポートされるようになりました。

3.23 Image Option のシステム要件

Image Option は Enterprise Module でサポートされるようになりました。

3.24 NDMP NAS Option のシステム要件

3.24.1 ハードウェア要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

3.24.2 追加ソフトウェア要件

NDMP NAS Option は、x64 CA ARCserve Backup サーバをサポートして、NAS ファイラをバックアップするようになりました。ただし、Itanium プラットフォームはサポートされていません。

これらの要件以外にも、選択するデバイスによっては以下の要件を満たす必要があります。

3.25 Tape Library Option のシステム要件

3.25.1 ハードウェア要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

3.25.2 追加ソフトウェア要件

CA ARCserve Backup Tape Library Option をインストールする前に、CA ARCserve Backup for Windows をインストールする必要があります。

Tape Library Option のオペレーティング システムの最小要件は以下のとおりです。

注: 以下の機能が Tape Library Option に組み込まれました。

3.26 Serverless Backup Option のシステム要件

Serverless Backup は Enterprise Module でサポートされるようになりました。

3.27 Storage Area Network (SAN) Option のシステム要件

3.27.1 ハードウェア要件

前述した最小要件以上のハードウェアを追加する必要はありません。

3.27.2 追加ソフトウェア要件

CA ARCserve Backup Storage Area Network (SAN) Option は、以下のオペレーティング システムにインストールすることが可能です。

CA ARCserve Backup Storage Area Network (SAN) Option をインストールする前に、以下のアプリケーションをインストールする必要があります。

3.28 CA ARCserve Backup Small Business Server Edition のシステム要件

3.28.1 ハードウェア要件

3.28.2 ソフトウェア要件

3.29 CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server のシステム要件

3.29.1 ハードウェア要件

CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server を実行するには、Windows EBS の要件として Microsoft が設定しているハードウェア要件を満たす必要があります。

3.29.2 ソフトウェア要件

CA ARCserve Backup for Microsoft Windows EBS へのアクセス要件は以下になります。


4.0 インストール時の注意事項

以下のセクションでは、インストール時の前提条件、設定、CA ARCserve Backup とそのエージェントおよびオプションをインストールする前に考慮すべき問題について説明します。

4.1 CA ARCserve Backup ベース製品のインストール時の注意事項

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup ベース製品のインストールに関して、前提条件、設定、事前に考慮すべき問題について説明します。

4.2 CA ARCserve Backup ベース製品のアップグレードにおける注意事項

以下のセクションでは、アップグレード時の前提条件、設定、および CA ARCserve Backup ベース製品をアップグレードする前に考慮すべき問題について説明します。

4.3 再起動が必要となるコンポーネント

以下の CA ARCserve Backup コンポーネントは、インストール後に再起動が必要になる可能性があります。

4.4 Client Agent のインストールに関する注意事項

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup Client Agent のインストールに関して、前提条件、設定、事前に考慮すべき問題について説明します。

Agent for NetWare

Agent for Oracle UNIX/Linux (RMAN)

Agent for Windows

Agent for Virtual Machines

4.5 Agent for Microsoft Exchange のインストール時の注意事項

以下のセクションでは、Agent for Microsoft Exchange をインストールする際に考慮すべき点について説明します。

4.6 Agent for Microsoft SharePoint 2003 のインストール時の注意事項

以下のセクションでは、Agent for Microsoft SharePoint 2003 をインストールする際に考慮すべき点について説明します。

4.7 Agent for Microsoft SharePoint 2007 のインストール時の注意事項

以下のセクションでは、Agent for Microsoft SharePoint 2007 をインストールする際に考慮すべき点について説明します。

4.8 Agent for Microsoft SQL Server のインストール時の注意事項

以下のセクションでは、Agent for Microsoft SQL Server のインストールに関して、前提条件、設定、事前に考慮すべき問題について説明します。

4.9 Agent for Open Files のインストール時の注意事項

以下のセクションでは、Vista マシンに Agent for Open Files をインストールする際に考慮すべき点について説明します。

Agent for Open Files を Vista マシンにリモートでインストールすることは可能ですが、ローカル アカウントのフィルタリングを無効にしておく必要がある場合があります。ユーザー アカウント制御(UAC)は、ローカルの管理者アカウントが管理共有(C$、Admin$)にリモートでアクセスするのをブロックする Vista の機能です。

まず、Vista マシンがドメインの一部であるかワークグループの一部であるかを特定します。インストール先マシンがドメインの一部である場合は、ドメイン管理者アカウントを使用します。 Vista マシンでドメイン アカウントに管理者権限を付与し、そのアカウントを使用してログオンします。ログオン後は 、Agent for Open Files を Vista マシンにリモートからインストールできます。

インストール先マシンがワークグループの一部である場合は、クライアント コンピュータのローカル アカウントのフィルタリング ポリシーを無効にします。そのためには、新しいレジストリ キーを以下のように作成します。

DWORD 値: LocalAccountTokenFilterPolicy

場所: HKLM¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Policies¥system¥

新しい値: 1

インストールの後、LocalAccountTokenFilterPolicy の値を 0 に設定し、ローカル アカウントのフィルタリングを再度有効にします。

Agent for Open Files のインストール時には、再起動することをお勧めしますが、必須ではありません。再起動しないと、バックアップの際に、エージェントのインストール前に開かれていたファイルにアクセスできない可能性があります。

4.10 Media Management Option (MMO)のインストール時の注意事項

Enterprise Module は Media Management Option (MMO、メディア管理機能)の前提条件となるコンポーネントで、MMO オプションを使用するには、このコンポーネントをインストールする必要があります。

注: MMO は ARCserve メンバ サーバではサポートされていません。

4.11 Enterprise Module のインストール時の注意事項

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup Enterprise Module のインストールに関して、前提条件、設定事項、事前に考慮すべき問題について説明します。

4.12 CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server のインストール時の注意事項

CA ARCserve Backup の本リリースでは、Microsoft Windows Essential Business Server 2008 (英語版)を CA ARCserve Backup に統合できます。 Windows Essential Business Server 2008 の環境設定、および CA ARCserve Backup を使用して Windows Essential Business Server 2008 の環境を保護する方法については、「CA ARCserve Backup for Windows 管理者ガイド」の付録「CA ARCserve Backup for Microsoft Essential Business Server の使用」を参照してください。

以下は、CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server 2008 をインストールする前に考慮すべき前提条件です。

注: 詳細については、Microsoft Windows Essential Business Server 2008 のドキュメント、Microsoft Web サイト、および CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server オンライン ヘルプの Microsoft Windows Essential Business Server の概要を参照してください。

4.13 CA ARCserve Backup カスタム アクション

以下が、このリリースの CA ARCserve Backup カスタム アクションのリストおよびその説明です。


5.0 一般的な注意事項

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup を使用する際の一般的な注意事項について説明します。

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup for Microsoft Windows EBS を使用する際の一般的な注意事項について説明します。


6.0 サポートされているアップグレード パス

以下の製品からこのリリースの CA ARCserve Backup にアップグレードできます。

その他のリリースでは、CA ARCserve Backup をインストールする前に、既存のソフトウェア バージョンをアンインストールする必要があります。

6.1 下位互換性

CA ARCserve Backup サーバ コンポーネントの本リリースは、以下のリリースからエージェントを使用してデータをバックアップできます。

以下のリリースを実行している ARCserve サーバを表示および管理するには、以前の BrightStor ARCserve Backup マネージャを保持する必要があります。


7.0 既知の問題

以下のセクションでは、本リリースの CA ARCserve Backup に関する既知の問題について説明します。

7.1 ベース製品の既知の問題

CA ARCserve Backup ベース製品に関連して、以下の問題がこのリリースに存在していることが判明しています。

7.2 CA ARCserve Backup へのアップグレード時の既知の問題

7.3 統合に関する既知の問題

CA Desktop Management Suite バックアップ と CA ARCserve Backup の統合に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

7.4 Client Agent の既知の問題

Client Agent に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

7.5 Agent for IBM Informix の既知の問題

Agent for IBM Informix に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

7.6 Agent for Microsoft Exchange の既知の問題

Agent for Microsoft Exchange に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

7.7 Agent for Microsoft SharePoint の既知の問題

Agent for Microsoft SharePoint 2007 に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。

7.8 Agent for Microsoft SQL Server の既知の問題

Agent for Microsoft SQL Server に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。

7.9 Agent for Open Files の既知の問題

Agent for Open Files に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

7.9.1 Microsoft ボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)

Agent for Open Files に Microsoft ボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)のサポートが含まれるようになりました。 Microsoft VSS に関連する以下の問題が存在することが分かっています。

7.9.2 Oracle ボリューム シャドウ コピー サービス(VSS)

Microsoft VSS に関連する以下の問題が存在することが分かっています。

7.10 Agent for Oracle (Windows)の既知の問題

以下のセクションでは、Agent for Oracle のサポートに関する情報について説明します。

7.11 Agent for Oracle (UNIX および Linux [RMAN])の既知の問題

Agent for UNIX/Linux に関連する以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

7.12 Agent for Virtual Machines の既知の問題

Agent for Virtual Machines に関連する以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

7.13 Agent for Sybase の既知の問題

Agent for Sybase に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

  1. コマンド プロンプトを開いて isql を開始します。
  2. 以下を入力します。
    1> sp_configure "allow updates to system tables",1
    
    2>go
    
    1> update sysservers set srvnetname='ServerName_BS' where srvname='SYB_BACKUP'
    
    2>go
    
    1> sp_configure "allow updates to system tables",0
    
    2>go
    
    
    

7.14 Disaster Recovery Option の既知の問題

Disaster Recovery Option に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

7.15 Dashboard に関する既知の問題

Dashboard に関連する以下の問題がこのリリースに存在していることが判明しています。

7.16 Image Option の既知の問題

以下のセクションでは、CA ARCserve Backup for the Image Option の本リリースに関する既知の問題について説明します。

7.17 NDMP NAS Option の既知の問題

NDMP NAS Option に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

7.18 Tape Library Option の既知の問題

Tape Library Option に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。

7.19 Storage Area Network (SAN) Option の既知の問題

SAN Option に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。

7.20 Enterprise Option for AS400 の既知の問題

Enterprise Option for AS400 に関連する以下の問題がこのリリースに存在していることが判明しています。

7.21 Enterprise Option for IBM 3494 の既知の問題

Storage Area Network (SAN) Option で Enterprise Option for IBM 3494 を使用している場合、メンバ マシン上のテープ エンジンが失敗することがあります。この問題を回避するには、プライマリ マシンとメンバ マシン上に最新の IBM テープ ドライバがインストールされていることを確認します。このためには、各マシンで以下の手順を実行します。

  1. インストールされている IBM ドライブのタイプを検索します。
  2. このドライブのレジストリ キーを以下のディレクトリで検索します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥<IBM ドライブのタイプ>
    

    たとえば、Ultrium ドライブについては、以下のディレクトリでドライブのレジストリ キーを検索します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥ibmlto
    
  3. DWORD 値 DisableReserveUponOpen を作成し、1 に設定します。
  4. regedit を終了し、コンピュータを再起動します。

    注: SAN メンバ サーバのインストールについては、「Storage Area Network (SAN) Option ユーザ ガイド」 を参照してください。

7.22 Agent for Lotus Domino の既知の問題

Agent for Lotus Domino に関連する以下の問題がこのリリースに存在することが分かっています。

7.23 Enterprise Option for SAP R/3 Oracle の既知の問題

Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle に関連して、以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

7.24 Enterprise Option for StorageTek ACSLS の既知の問題

Enterprise Option for StorageTek ACSLS に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。

7.25 英語以外の文字の表示に関する既知の問題

以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

7.26 CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server の既知の問題

CA ARCserve Backup for Microsoft Windows Essential Business Server に関連して、以下の問題が当リリースに存在していることが判明しています。

7.27 CA ARCserve Backup ライセンス登録に関する既知の問題

以下の問題が本リリースに存在していることが判明しています。

7.28 マニュアルの既知の問題

以下のセクションでは、本リリースに存在することが判明している CA ARCserve Backup のマニュアルに関する問題について説明します。

注: 最新の製品マニュアル(PDF)については、CA ARCserve Backup Web サイト(http://www.casupport.jp/resources/bab125win/index.htm)を参照してください。

オンライン ヘルプ

コマンド ライン インターフェース

マニュアルの変更点

以下の CA ARCserve Backup ドキュメントは、このリリースで更新されています。

注: 最新の PDF ドキュメントには、製品のインストール メディアからアクセスできます。

7.29 CA ARCserve Backup のポートマッパの競合

CA ARCserve Backup がポート 111 の競合を検出し、CA ARCserve PortMapper サービスに使用しているポート番号が、以前インストールされたポートマッパと同じポート番号であった場合、CA ARCserve Backup は自動的に別のポート番号に切り替えます。

同様の問題が他のソフトウェアに影響することを防ぐには、CA ARCserve PortMapper サービスのスタートアップの種類を[自動]から[手動]に変更します。 CA ARCserve Backup を Microsoft Cluster Service 環境にインストールした場合は、CA ARCserve PortMapper サービスのステータスを[自動]から[無効]に変更します。これにより、システムの起動処理の完了後、同様のポート競合は回避されます。システムの再起動のたびに、このサービスを再開する必要はありません。

CA ARCserve Backup は、SFU 3.0、Noblenet Portmapper、StorageTek、Libattach などの外部ポートマッパとも連動します。ただし、マシンの起動シーケンス中、外部ポートマッパが完全に初期化される前に、CA ARCserve Backup サービスの初期化が試行される場合があります。このような場合、CA ARCserve Backup サービスは初期化に失敗します。この問題を防ぐには、以下の手順に従います。

  1. 以下の場所に、DWORD 値 DelayedRegistration を作成します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥ComputerAssociates¥ARCserve Backup¥Base¥
    
  2. このキーに、CA ARCserve Backup サービスがポートマッパ登録を初期化する前に待機する時間を分単位(10 進数値)で割り当てます。たとえば、DelayedRegistration=2 に指定すると、起動後 2 分間は、どの CA ARCserve Backup サービスもポートマッパに登録されません。


8.0 含まれる修正プログラム

以下は、CA ARCserve Backup の現在までのリリースに含まれている修正です。このセクションに記述されていない修正点にお気づきの際は、CA テクニカル サポートまでお問い合わせください。

8.1 CA ARCserve Backup r12.5 に含まれる修正

CA ARCserve Backup r12.5 には以下の修正が含まれています。

T146490 T245547 T46B238 T5E5022 T5K8001 T5KM001
T146491 T2D2676 T4C4052 T5E5023 T5K8002 T5KM002
T146494 T2D2679 T4C4053 T5E5024 T5K8003 T5KM003
T146495 T2D2680 T512092 T5E5025 T5K8005 T5KM004
T146496 T2D2683 T512093 T5E5026 T5K8006 T5KM005
T16C766 T2D2688 T512099 T5E5027 T5K8007 T5KM006
T16C768 T2D2690 T58E090 T5GT033 T5K8008 T5KM007
T16C769 T31A503 T58E092 T5GT034 T5K8009 T5KM008
T16C770 T31A504 T58E095 T5GT035 T5K8010 T5KM009
T16C772 T31A505 T596030 T5GT036 T5K8012 T5KM010
T16C776 T31A507 T596032 T5GT039 T5K8013 T5KM011
T16C779 T31A508 T596034 T5JS006 T5K8014 T5KM012
T245506 T31A510 T596036 T5JS008 T5K8015 T5KM013
T245510 T36A493 T59E033 T5K7001 T5K8016 T5KM014
T245517 T36A496 T59E034 T5K7003 T5K8019 T5KM015
T245519 T36A498 T59E036 T5K7004 T5K8020 T5KM016
T245520 T36A500 T59E038 T5K7005 T5K8021 T5KM017
T245523 T36A501 T59E039 T5K7006 T5K8022 T5KM018
T245525 T36A502 T5A0026 T5K7007 T5K8023 T5KM019
T245527 T36A503 T5A0027 T5K7008 T5K8025 T5KM020
T245528 T36A504 T5A6085 T5K7009 T5K8026 T5LD001
T245530 T36A505 T5A6086 T5K7010 T5K8027 T5LD004
T245532 T36A506 T5A6089 T5K7011 T5KC003 T5LD005
T245533 T36A508 T5A6090 T5K7012 T5KC004 T5LD006
T245534 T36A513 T5A6091 T5K7014 T5KF006  
T245535 T46B229 T5E5014 T5K7015 T5KF007  
T245537 T46B231 T5E5016 T5K7016 T5KF008  
T245538 T46B234 T5E5017 T5K7017 T5KF009  
T245540 T46B235 T5E5021 T5K7018 T5KF013  

8.2 CA ARCserve Backup r12 SP1 に含まれる修正

CA ARCserve Backup r12 SP1 には、以下の修正が含まれています。

QO94901 T245435 T2D2637 T36A455 T46B211 T5A6069
QO95065 T245440 T2D2638 T36A456 T46B214 T5A6070
QO95275 T245444 T2D2639 T36A457 T46B217 T5A6071
QO99390 T245445 T2D2640 T36A459 T46B218 T5A6072
QO99421 T245447 T2D2641 T36A460 T512082 T5A6076
QO99452 T245448 T2D2642 T36A461 T512083 T5A6077
QO9974 T245450 T2D2643 T36A462 T56D014 T5A6079
QO99844 T245451 T2D2644 T36A474 T56D015 T5E5009
T146472 T245452 T2D2649 T36A476 T58E057 T5GT008
T146473 T245453 T2D2649 T36A477 T58E060 T5GT010
T146479 T245454 T2D2651 T36A478 T58E062 T5GT011
T146480 T245457 T2D2654 T36B273 T58E063 T5GT013
T16C729 T245458 T31A444 T36B275 T58E064 T5GT016
T16C732 T245460 T31A474 T439082 T58E069 T5GT023
T16C733 T245461 T31A480 T439090 T58E077 T5GT026
T16C734 T245476 T31A481 T46B174 T59E022 T5JS001
T16C735 T245480 T36A409 T46B199 T59E024 TF68236
T16C739 T245482 T36A423 T46B200 T5A0023  
T16C748 T245483 T36A448 T46B201 T5A6060  
T16C751 T2D2632 T36A449 T46B205 T5A6061  
T16C753 T2D2633 T36A450 T46B206 T5A6064  
T16C754 T2D2636 T36A454 T46B209 T5A6067  

8.3 CA ARCserve Backup r12 に含まれる修正

CA ARCserve Backup r12 には、以下の修正が含まれています。

T146419 T16C730 T245402 T31A457 T36B262 T58F020
T146434 T1A5335 T245403 T31A458 T36B263 T58F021
T146435 T1A5356 T245404 T31A459 T36B266 T58F023
T146437 T1A5358 T245405 T31A460 T36B268 T58F025
T146441 T1A5359 T245406 T31A461 T36B270 T595008
T146443 T1A5360 T245407 T31A462 T36B271 T595009
T146445 T1A5362 T245408 T31A463 T36B272 T595010
T146450 T1A5363 T245410 T31A464 T46B144 T595012
T146451 T1A5364 T245411 T31A465 T46B147 T595013
T146452 T1A5367 T245412 T31A466 T46B150 T595014
T146453 T245284 T245415 T31A467 T46B152 T595015
T146454 T245293 T245416 T31A468 T46B154 T595016
T146455 T245301 T245417 T31A469 T46B155 T595017
T146457 T245302 T245418 T31A470 T46B156 T595018
T146458 T245303 T245419 T31A472 T46B157 T595019
T146459 T245304 T245420 T354201 T46B158 T596005
T146460 T245305 T245421 T36A345 T46B159 T596006
T146461 T245306 T245422 T36A359 T46B162 T596007
T146462 T245307 T245423 T36A360 T46B164 T596008
T146463 T245308 T245424 T36A361 T46B167 T596009
T146464 T245309 T245425 T36A363 T46B168 T596010
T146465 T245311 T245426 T36A364 T46B171 T596012
T146466 T245312 T245427 T36A365 T46B174 T596014
T146468 T245313 T245429 T36A367 T46B175 T596015
T146471 T245314 T245432 T36A368 T46B176 T596016
T16C630 T245315 T245433 T36A369 T46B177 T596017
T16C631 T245317 T245435 T36A372 T46B179 T59E008
T16C633 T245318 T245436 T36A375 T46B180 T59E009
T16C642 T245319 T245438 T36A378 T46B181 T59E010
T16C643 T245320 T245441 T36A379 T46B182 T59E011
T16C645 T245322 T245443 T36A380 T46B183 T59E012
T16C646 T245323 T245450 T36A381 T46B184 T59E013
T16C647 T245324 T2D2536 T36A382 T46B185 T59E014
T16C648 T245325 T2D2548 T36A383 T46B186 T59E015
T16C649 T245327 T2D2579 T36A384 T46B187 T59E017
T16C651 T245328 T2D2580 T36A385 T46B188 T5A0018
T16C653 T245329 T2D2581 T36A386 T46B189 T5A0019
T16C655 T245330 T2D2582 T36A388 T46B190 T5A0020
T16C656 T245330 T2D2583 T36A389 T46B191 T5A0021
T16C657 T245332 T2D2586 T36A390 T46B192 T5A6020
T16C658 T245334 T2D2587 T36A391 T46B193 T5A6022
T16C661 T245335 T2D2589 T36A393 T46B197 T5A6025
T16C662 T245336 T2D2590 T36A394 T56D002 T5A6026
T16C663 T245342 T2D2591 T36A395 T56D004 T5A6027
T16C664 T245344 T2D2592 T36A396 T56D005 T5A6029
T16C666 T245345 T2D2594 T36A397 T56D010 T5A6031
T16C674 T245346 T2D2595 T36A398 T577011 T5A6032
T16C676 T245347 T2D2596 T36A399 T577015 T5A6033
T16C677 T245349 T2D2597 T36A400 T58E018 T5A6034
T16C678 T245354 T2D2599 T36A407 T58E019 T5A6035
T16C679 T245355 T2D2606 T36A410 T58E020 T5A6037
T16C680 T245356 T2D2616 T36A414 T58E021 T5A6042
T16C681 T245363 T2D2619 T36A415 T58E022 T5A6043
T16C693 T245365 T2D2620 T36A416 T58E023 T5A6044
T16C694 T245366 T2D2621 T36A417 T58E025 T5A6045
T16C695 T245367 T2D2622 T36A418 T58E026 T5A6046
T16C696 T245368 T2D2623 T36A421 T58E027 T5A6047
T16C697 T245369 T2D2624 T36A422 T58E029 T5A6049
T16C698 T245370 T2D2625 T36A423 T58E030 T5A6051
T16C701 T245371 T2D2628 T36A426 T58E031 T5A6052
T16C702 T245372 T2D2629 T36A428 T58E032 T5A6053
T16C703 T245373 T2D2630 T36A429 T58E037 T5A6054
T16C704 T245374 T2D2631 T36A430 T58E043 T5A6055
T16C705 T245377 T2D2634 T36A432 T58E044 T5A6056
T16C706 T245378 T2D2635 T36A433 T58E046 T5A6057
T16C707 T245380 T2D2637 T36A435 T58E049 T5A6058
T16C709 T245381 T31A345 T36A436 T58E050 T5A6059
T16C710 T245384 T31A402 T36A437 T58E051 T5E5003
T16C711 T245386 T31A403 T36A438 T58E052 T5E5004
T16C713 T245387 T31A405 T36A439 T58E053 T5E5005
T16C714 T245388 T31A411 T36A441 T58E054 T5E5006
T16C715 T245390 T31A412 T36A443 T58E055 T5GT003
T16C717 T245392 T31A421 T36A444 T58E058 T5GT004
T16C719 T245393 T31A438 T36A445 T58E060 T5GT005
T16C720 T245396 T31A443 T36A446 T58E061 T5GT006
T16C722 T245397 T31A449 T36A447 T58E065  
T16C724 T245398 T31A450 T36B231 T58F016  
T16C725 T245399 T31A452 T36B255 T58F017  
T16C727 T245400 T31A453 T36B258 T58F018  
T16C728 T245401 T31A456 T36B259 T58F019  


9.0 言語認定

国際化製品とは、所定のローカル言語版オペレーティング システムおよびサード パーティ製品上で正常に動作し、データの入出力においてローカル言語をサポートする英語版製品です。また、国際化製品は、日付、時刻、通貨、数値に関してローカル言語の書式をサポートします。

翻訳済み製品(ローカライズ済み製品とも言います)とは、製品のユーザ インターフェース、オンライン ヘルプ、その他ドキュメントのローカル言語サポートに加えて、日付、時刻、通貨、数値に関してローカル言語でのデフォルトの書式設定をサポートする国際化製品です。

このリリースの CA ARCserve Backup for Windows は、英語版リリースに加え、以下の言語に国際化および翻訳されています。

上記に記載されていない言語の環境でこの製品を使用すると、問題が発生する場合があります。


10.0 テクニカル サポートへのお問い合わせ

テクニカル サポートへのお問い合わせ

本製品を便利にお使いいただくために、CA では Home Office、Small Business、および Enterprise CA の各製品で必要な情報にアクセスするためのサイト(http://www.ca.com/jp/support/)を提供しています。


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